(1)DAOとは?(4800億円の予算をデタル庁が今年度計上したweb3.0の基盤技術)
DAO(Decentralized Autonomous Organization)とは、分散型自律組織のことで、インターネットを介
して全国各地から参加者が集まるデジタルコミュニティです。参加者は単なるファンではなく、プロジェクト
の一員として自分事のように積極的に取り組むことができます。参加者全員が対等な立場で企画立案・意思
決定に関わることができるのが特徴です。
(デジタル庁web3.0研究会DAO設立へ)
※引用元:デジタル庁web3.0研究会フォローアップ会議資料より)
(2)DAOの利点は?
自治体がDAOを導入すると、自治体外の人々が地域の多様な課題解決に主体的に関われる仕組みができま
す。彼らの新鮮な視点と知見が、地元住民の想いやアイデアと化学反応を起こし、多様な課題に対してイノべーティブな解決策を生み出せます。DAO参加者は主体的に活動することで地域への理解と愛着を深め、強固な関係人口
を創出します。DAOは地域外の人材を巻き込み、持続的な地域発展を後押しする基盤になりうる存在として国も推進しており、全国的に利活用が広がっています。
(3)予算は?
地域おこし協力隊制度を活用し特別交付税範囲内(10/10)で実施します。地域おこし協力隊の制度範囲内で『適任者の募集・選定』『着任中サポート』『デジタル技術の提供』の3つのサービスを一気通貫で提供することにより、自治体職員さんの負担を少なくしながら、自治体のDAO設立への取り組みを強力に後押しし、地域活性化とDX推進に寄与します。
(4)導入状況や今後の予定は?
・第一号:北海道余市町
・第二号:鳥取県鳥取市
・第三号:富山県舟橋村
革新的施策として多くの自治体様からの問い合わせをいただき、補正予算対応による本年度夏季や秋季での開始、来年度当初予算での地域おこし協力隊DAOを開始に向けてご相談いただいており、来年度当初予算段階では20以上の自治体様が取り組む想定の施策です。
(北海道余市町での取り組み事例:無料参加可能のワークショップ開催&終了証となるNFT配布)
(北海道余市町での取り組み事例:上記画像を終了証となるNFTとして発行。思い出・経験を刻む体験を提供。)
(5)【富山県舟橋村で開始】着任者紹介と業務内容
①着任予定者紹介(内定者)
にしけんさん(@nishiken_san)
【プロフィール】
会社員のエンジニアとして働きながらNFTに触れ、webエンジニアの面白さに気づき独立する。コミュニティの人が楽しく面白くなれるwebアプリやミニゲーム等のコンテンツを制作中。
・実物を見て触れることを大切に
職業柄PCやネットワークを用いるなど実物に触れず写真や動画を通して見ることが多いにしけん氏。しかし、実物に触れながらエンジニア業務を行うことも多かったことから、実際に自分たちが扱うもの、やり取りする人と自分の目で確かめることも大切にしています。また、家庭菜園など植物や生き物に触れる趣味を持ち、実際に自身も種植えイベントに参加するなど積極的です。
・地域おこし協力隊DAOでの活動
地域おこし協力隊員を活用して、web3ならではの技術や働き方、コミュニティ形成を通じて舟橋村のさらなる活性化、知名度と交流人口及び関係人口の増加を図ることを目的とします。具体的には、地域住民や協力隊が参加するDAO(特定の目的のために人々がオンラインで集まりフラットな関係で目的達成に取り組む仕組み)の構築及び運用。サンフラワープロジェクトとNFTを掛け合わせた新しい特産品の開発。SNS、メタバースを利用したプロモーションの展開、舟橋村だからこそできる文化の体験とその発信を目指します。
②業務目的
地域おこし協力隊員(以下「隊員」という。)を活用し、web3(web3.0)技術を活用した新たなデジタルコミュニティ(DAO)の形成並びに当該コミュニティを通じて、舟橋村サンフラワープロジェクトの推進に取り組むとともに、シティプロモーションの推進を図ります。新たな交流人口及び関係人口を拡大し、地域の絆を深め未来を担う子どもたちの健全育成を図ることを目的とする。
③業務内容
・地域住民や協力隊が参加するDAO(ブロックチェーン技術を活用した自律分散型組織で、地域の魅力を活かしたWeb3プロジェクトの創出や、地域住民の参加・創造性を促進する仕組み)の作成及び運用。
・新たな交流人口及び関係人口の創出のために、DAO内での参加型の意思決定を通じて、市の課題解決や地域の魅力発信に係る取り組みを提案する「デジタル協力隊」を活用した交流活動。
・広報・シティプロモーションの展開(SNS等を積極的に活用したプロモーションを展開し、本市のイメージ・ブランディングを増進させるイベントの実施や情報発信をすること。)
・舟橋村サンフラワープロジェクトに関すること全般。
【舟橋村長 渡辺光様からのコメント】
このたび、全国で3例目となる「地域おこし協力隊DAO」の取組を行うこととなりました。舟橋村は富山市のベッドタウンとして、現在も人口が増加し続けています。
子育てしやすい環境との高評価から子育て世代の転入が多く、若い人が多い村ですが、世代間のギャップによるコミュニケーションの希薄化という課題も生じています。
そのような中、村では、今年度から新たに、村民がみんなでひまわりを育てて、収穫そしてひまわり油を搾油し加工品の製造・販売を行う「サンフラワープロジェクト」に取り組んでいます。
このプロジェクトに「地域おこし協力隊DAO」のスキームをかけ合わせ、関係人口の増加、多世代交流の創出、地域社会のDX化などを推進していきたいと考えています。
(6)「地域おこし協力隊DAO」サービス詳細
地域おこし協力隊の制度範囲内で『適任者の募集・選定』『着任中サポート』『デジタル技術の提供』の3つのサービスを一気通貫で提供するソリューションで、自治体のDAO設立に必要な支援を提供しています。
①適任者の募集・選定
地域おこし協力隊DAOの隊員選定では、以下の要素を重視します。
・既存のDAOでの活動実績
・NFTやweb3.0に関する高いリテラシー
・地方創生への貢献意欲
弊社は国内で唯一、『移住DAOマネージャー登録制度』を導入しweb3.0に精通し、移住を前提とした人材リストを保有しています。このリストは定期的に更新され、自治体のエリア特性や地域課題に応じた最適な人材とのマッチングを円滑に行える体制を整えております。これにより、地域おこし協力隊DAOの目的に合致した隊員の募集・選定を効率的かつ効果的に行うことが可能です。
②着任中サポート
地域おこし協力隊DAOの隊員が効果的に活動するためには、以下の2点が重要です。
・DAOにおける専門的な実務への日々の相談対応
・隊員の活動に関する情報拡散のサポート
弊社は、web3.0やNFTなどの最先端テクノロジーを活用し、「少し未来の地方創生」を推進する『シン地方DAO』の運営実績を有しています。また、多数の既存DAOでのコミュニティマネージャー経験者が在籍しており、隊員の専門的な相談にきめ細やかに対応することが可能です。
さらに、弊社は各種SNSや音声プラットホームVoicyなどで日々情報を発信しており、隊員の活動を広報し、認知度向上に貢献します。
これらのサポート体制により、地域おこし協力隊DAOの隊員が安心して活動に専念できます。
③デジタル技術の提供
地域おこし協力隊DAOの隊員が効率的に活動するために、以下のデジタル技術サポートが重要です。
・コミュニケーションツールDiscordの最適化と柔軟な機能追加、運用支援
・DAOにおけるNFTの発行・配布・活用支援
Discordの設定対応については、弊社運営の『シン地方DAO』での実績があります。活動フェーズに合わせた柔軟な機能追加を行ってきた経験と、社内コミュニケーションにもDiscordを使用しているノウハウを活かし、隊員の活動をサポートします。
NFTの利活用については、弊社のふるさと納税NFTサービス提供実績と独自のNFT発行・配布システムを応用します。NFTをURLリンクから取得できるサービスや、NFTとカメラフレームを紐づけた思い出を刻む体験を提供(特許出願中)するなど、多様なNFT活用事例を有しています。
これらの技術を活かし、地域おこし協力隊DAOの隊員活動やDAOにおけるNFT利活用を柔軟にバックアップします。自治体のPRや地元商品開発の付加価値としてNFTを提供するなど、幅広い応用が可能です。
弊社のデジタル技術サポートにより、地域おこし協力隊DAOの活動をより効果的かつ革新的なものにすることができます。
(弊社実績:「ひこにゃん一日密着動画」付きフォトフレームNFT)
(弊社実績:北海道余市町×コンサドレーレ札幌NFT)
(7)自治体向けDAO無料セミナーのご案内
弊社では、自治体の皆様を対象に、DAOを活用した地域課題解決に関する無料オンラインセミナーを随時開催しております。以下のご質問等にお答えします。
・地域おこし協力隊DAOの事業詳細について知りたい
・DAOを地域課題解決にどのように活用できるのか具体的に知りたい
セミナーでは、弊社の事業紹介に加え、NFTやDAOの概要、実際のDAO活用事例、コミュニケーションツールDiscordなど、幅広い内容を扱います。また、参加者様からのご質問やディスカッションの時間も設けております。
所要時間は約1時間を予定しており、ご都合に合わせて個別に日時を調整の上、開催いたします。お気軽にお問い合わせください。
<問い合わせ先>
あるやうむ公式サイト お問い合わせ
※地域おこし協力隊制度が非対象の自治体であっても、デジタル田園都市国家構想交付金を活用することにより特別交付税対象事業としての同程度の取り組みが可能です。よって全ての自治体を対象に当自治体DAO無料オンラインセミナーを行っております。
【セミナー内容】
・会社紹介
・NFT概要
・DAO概要
・DAO事例
・コミュニケーションツールDiscordの説明
・地域おこし協力隊DAOの紹介
・ディスカッション
(8)用語解説
・web3.0
web3.0は、ブロックチェーン技術を使って、よりセキュアで分散化されたインターネットを目指す概念です。個人情報の管理や取引の透明性が高まり、ユーザー中心のウェブ体験が可能になります。AIや仮想現実などの最新技術も活用されます。Webの歴史から見るとweb1.0は「一方通行」(新聞やテレビ)、web2.0は「双方向性」(SNS)web3.0は「分散・所有」(ブロックチェーン・NFT)と捉えることもできます。
・NFT
NFTは「非代替性トークン」の略で、デジタルデータに固有の価値を付与する技術です。Discordコミュニティ内で会員証や特典の交換、投票や抽選の対象として活用されています。NFTを活用することで、コミュニティの一体感を高め、ユーザーの参加意欲を向上させることができます。NFTの特性を活かしたコミュニティ運営により、ユーザーの関与や参加を促進し、活発なコミュニティ形成に貢献します。
・Discord
Discordは、ゲーマーや友達とチャットや通話ができる無料のアプリです。サーバーと呼ばれるグループを作成し、テキストチャンネルや音声チャンネルで会話を楽しめます。絵文字や画像、動画の共有も簡単。ボイスチャットで一緒にゲームをプレイしたり、勉強や趣味の話をしたりと、様々な用途に使えます。また、NFTとの連携機能が豊富なこともあり、NFTコミュニティのほとんどがコミュニティ運営にDiscordを使用しています。
(9)あるやうむについて
「NFTによる地方創生」を推進するため、全国の自治体向けにふるさと納税NFT/観光NFT/地域おこし協力隊DAOソリューションを提供する札幌発のスタートアップ。地域の魅力をのせたNFTをふるさと納税の返礼品とすることや、地域でDAOを運営することを通じて、新たな財源を創出すると共に、シティプロモーションや関係人口の創出に繋げます。社名「あるやうむ」はアラビア語で今日を意味する言葉。今日、いますぐチャレンジをしたい自治体・地域の皆様にNFTという先端技術を提供し、応援され続ける地域づくりを支援します。
NFTソリューション実施自治体画像
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(10)地域おこし協力DAO関連記事
・【地域おこし協力隊DAO】北海道余市町が第一号の取り組み開始
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000096.000091165.html
・【地域おこし協力隊DAO】鳥取県鳥取市が第二号の取り組み開始
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000098.000091165.html
・50名以上が移住希望。地域おこし協力隊DAOで創る新しい関係人口モデル
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000097.000091165.html
・【移住DAOマネージャー募集!】「DAOを仕事にする」地域で創るNFTコミュニティの力で課題解決へ。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000086.000091165.html
(11)株式会社あるやうむ 会社概要
・会社名 :株式会社あるやうむ
・代表者 :畠中 博晶
・所在地 :札幌市北区北38条西6丁目2番23 カトラン麻生302号室
・設立 :2020年11月18日
・資本金 :1億2200万円(準備金含む)
・事業内容 :NFTを活⽤した地方創生コンサルティング・開発
・URL :
https://alyawmu.com
・X(旧:Twitter):
https://x.com/alyawmu
・Voicy :
https://voicy.jp/channel/3545
<問い合わせ先>
あるやうむ公式サイト お問い合わせ