«ファミリーレストランに関する意識調査»
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4人に1人が月に1回以上利用
。配偶者・パートナー・子どもと利用する人が多く、1人利用は少数
■平日よりも休日が多く、ランチ利用が最多。
14時~17時はカフェ利用よりも早めのディナー
■ファミレスで重視する点は
「価格」と「美味しさ」
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利用したいのは「料理を作るのが面倒なとき」
。フェアやクーポンの他に定番メニューも来店動機に
■よく行くファミレス・子どもと利用したいファミレスは
「ガスト」「サイゼリヤ」
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食べきれなかったメニューの持ち帰り
利用経験は1割も
「利用してみたい」は7割超え
■4人に1人が月に1回以上利用。配偶者・パートナー・子どもと利用する人が多く、1人利用は少数
ファミリーレストランの利用頻度を聞いてみました。「2~3か月に1回程度」(22.5%)が最も多い結果となりました。また、4人に1人(27.5%)が月に1回以上(「週に2~3回以上」~「月に1回程度」)
利用していることがわかります。一方で、20.2%の人が「利用しない」と回答しています。
ファミリーレストランを誰と一緒に利用するかを聞いたところ、「配偶者・パートナー」が55.4%でトップでした。次に「子ども」(40.0%)でした。一方、「1人で」利用すると答えた人は14.8%にとどまりました。文字通り、家族で利用する人が多いことがわかります。3位には「友人」(21.1%)と、カジュアルな集まりの場としても活用されていることがわかります。
■平日よりも休日が多く、ランチ利用が最多。14時~17時はカフェ利用よりも早めのディナー
利用する時間帯を平日・休日別に聞いてみました。平日・休日ともに「12時~14時」が最も多い(平日31.8%、休日39.1%)結果となりました。「ファミリーレストランを利用する目的」でもランチがトップ(68.6%)とあるように、ランチタイムで利用する人が多いようです。次いで「17時~23時」が多く、平日28.5%、休日35.0%となっています。こちらも利用目的2位の「夕ご飯」(45.2%)にあるようにディナータイムの利用も盛んです。なお、「利用しない」と回答した人を見てみると、休日の18.0%に対し、平日では30.5%でした。平日よりも休日利用が多いことがわかります。
着目したのが、利用者が少ないランチタイムとディナータイムの境目の時間(14時~17時)です。ランチ利用が平日・休日ともにそれぞれ8割近くおり最多でしたが、これに次いだのは、カフェ利用ではなく、ディナー利用でした。早めの夕ご飯で利用する人も多く、特に平日よりも休日のほうが割合の多い(11.6ポイント差)傾向にあります。
■ファミレスで重視する点は「価格」と「美味しさ」
ファミリーレストランで重視する点を聞いてみました。「価格の安さ」(71.3%)を重視する人が最も多い結果でした。「クーポンなどの割引があること」も21.4%の人が挙げています。続いて、「料理の美味しさ」が56.4%と高い割合を示しています。安さと美味しさが重要なポイントのようです。
「メニューが豊富であること」(28.4%)も大切ですが、近所にある、駐車場があるなど「店舗へのアクセス」(28.5%)も重要なポイントのようです。
■利用したいのは「料理を作るのが面倒なとき」。フェアやクーポンの他に定番メニューも来店動機に
ファミリーレストランを利用したくなるのはどんなときかを聞きました。トップは「料理を作るのが面倒なとき」(28.0%)でした。これに関連するように、5位「それぞれが好きなメニューを頼みたいとき」(18.1%)、6位「何を食べたいか決まっていないとき」(15.3%)もランクインしています。それぞれがメニューを自由自在に選べることから、夕飯や休日のお昼など、献立を考えるのが面倒なときの味方になってくれるのもファミリーレストランのいいところです。
次いで、「お気に入りのメニューを食べたいとき」が25.6%、「限定クーポンがあるとき」が23.9%、「フェアやキャンペーンのメニューを食べたいとき」が22.3%と続きます。フェアのメニューやお得なクーポンがあるときはもちろんのこと、定番メニューを食べたいときも動機の1つとなっています。
■よく行くファミレス・子どもと利用したいファミレスは「ガスト」「サイゼリヤ」
よく行くファミリーレストランのトップは「ガスト」でした。「リーズナブルでメニューも豊富」(30代女性)、「自宅や職場の近くにあり、値段もファミリーレストランの中ではお手頃」(50代男性)など、リーズナブルな価格と、全国1,256店(24年6月30日現在)を誇る店舗数から1位となりました。
<その他のコメント>
・チーズINハンバーグが何度食べても美味しいから(40代女性)
・モーニングがとてもリーズナブル(60代以上男性)
・クーポンやポイントを利用できるから(40代女性)
また、「お子さまといっしょに利用したいファミレス」でもトップでした。「猫型ロボットが商品提供してくれる」(30代女性)、「子供メニューを注文するとガチャができる」(40代女性)と、子どもも楽しめる工夫でいっぱいです。
2位は「サイゼリヤ」でした。「色んな物を注文してシェアしながら、比較的リーズナブルに食べられる」(30代女性)「安くて商品提供が早い」(20代女性)など、こちらもリーズナブルな価格に票が集まりました。また、「お酒をのみながら色々食べられる」(50代男性)などお手頃価格のワインやおつまみを楽しむ「サイゼ飲み」も人気でした。
<その他のコメント>
・ワインが安く美味しくのめる(40代女性)
・青豆の温サラダは、グリーンピースが苦手だった娘も大好きになりました。(50代男性)
3位にランクインしたのは「びっくりドンキー」でした。「ハンバーグが美味しいので」(40代女性)との声が多数でした。「ワンプレートでサラダやご飯、メインのハンバーグでお腹いっぱいになるから」(40代女性)とディッシュメニューも人気です。
<その他のコメント>
・ハンバーグの大きさが選べる(60代以上女性)
・ブロッコリーのマヨネーズ焼き(注:ブロッコリーの箱舟)が美味しい(50代女性)
4位にはおこさまメニューが豊富な「ココス」、5位には西日本を中心に展開する「ジョイフル」がランクインしています。
<その他のコメント>
ココス
・家から近いのと子供が好きな食べ物が多い(40代女性)
・ドリンクバーが種類豊富で美味しい(60代以上女性)
ジョイフル
・24時間利用できるモーニングがある(50代女性)
・アプリのクーポンが使いやすい(50代男性)
■食べきれなかったメニューの持ち帰り 利用経験は1割も「利用してみたい」は7割超え
昨今、ファミリーレストランでは「食べ残し」や「フードロス」の観点から、持ち帰り容器を別途提供するなど、食べきれなかった料理を持ち帰ることができるサービスが増えています。
「利用したことがある」人は12.5%と1割にとどまりました。また、「知らなかった」という人は35.5%と、認知度としてはまだまだ低いようです。
一方で、このような「食べきれなかった料理を持ち帰ることができるサービスを利用してみたいか?」という問いでは「利用してみたい」と回答した人は7割を超えて(70.3%)いました。
食べ残しやフードロス削減は社会的な課題であり、各社も様々な取り組みをおこなっています。料理の「持ち帰り」ができるサービスが多くの生活者に利用されるよう、業界全体での啓発活動が期待されます。
※1970年7月7日、日本初となるファミリーレストラン「スカイラーク(後に「すかいらーく」)」が東京・府中市内にオープンしました。
【調査概要】
「Shufoo!」利用者調査
調査エリア:全国
調査対象者:「シュフーポイント」会員(全年齢層の男女)
サンプル数:合計有効回答サンプル数 5,867名
調査期間:2024年6月11日~6月13日
調査方法:インターネットリサーチ (自社調査)
* 本ニュースリリースに含まれる調査結果をご掲載頂く際は、以下のクレジットを必ず明記してください。
クレジット:「株式会社ONE COMPATH 『Shufoo!』 調べ」
* 小数点第二位以下は四捨五入しているため、比率の合計が100%にならない場合があります。
■「Shufoo!」について
月間1,600万人(2024年1月現在、提供ASP上のアクセス含む)が利用し、全国12万店以上が参加する国内最大級の電子チラシサービスです。日本全国のスーパーやホームセンター、家電店、ドラッグストア等のチラシを無料でチェックできるほか、お店のおすすめ商品、タイムセール、バーゲン情報、クーポンや割引デーの情報、レシピ検索など、毎日のお買物を便利でお得にする情報が満載です。スマートフォンアプリのほか、PCやタブレットなど様々な端末で利用できます。2001年8月よりTOPPAN株式会社が運営を開始し、2019年4月1日よりTOPPANグループの株式会社ONE COMPATHが運営しています。
URL
https://www.shufoo.net
■株式会社ONE COMPATHについて
所在地: 東京都港区芝浦 3-19-26 トッパン芝浦ビル
設立: 1997 年 1 月 20 日
資本金: 500 百万円
代表者: 代表取締役社長 CEO 早川 礼
従業員: 143 名(2024 年4月時点)
主なサービス:地図検索サービス「Mapion」、電子チラシサービス「Shufoo!」、ウォーキングアプリ「aruku&(あるくと)」、店舗情報プラットフォーム「LocalONE(ローカルワン)」
* 本ニュースリリースに記載された商品・サービス名は各社の商標または登録商標です。
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