“ガクチカ”支援と教育の深化を目指す新たな産学連携を開始 ~専門知識を持つ大学生と小学生向けの環境共育出…

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当社は、このような場を通じて、大学生には、彼らの専門知識を子どもたちに還元するだけでなく、わかりやすく伝える力やコミュニケーション能力、チームワーク力など、ビジネスの場でも役立つスキルを高める機会を提供します。そして、このキャリア支援に繋がる活動を通じて、『ガクチカ(=学生時代に力を入れたこと)』の支援など、就職活動時に役立つ経験も積めることを目指しています。

また、授業を受ける子どもたちには、物事への興味関心を持ち、理解を深め、自分で考えて行動する力を身につける機会を提供することで、将来のキャリア形成をサポートしたいと考えています。

実際に、2024年6月5日には、新宿区立西新宿小学校(以下 西新宿小学校)の4年生を対象に、「プラスチックとの共存」をテーマとした出前授業を、早稲田大学の環境サークル「環境ロドリゲス」の大学生と実施しました。また、2024年6月15日には、「“興味と関心”が将来のキャリア形成に繋がること」をテーマに、都内某小学校にて大学院で昆虫を研究する学生と協働で出前授業を実施しました。今後もさまざまな活動を継続的に展開していく予定です。


  • 本取り組みの背景

当社では、就職サポートを行う中で、就活生から「エントリーシート(ガクチカ・志望動機・自己PRなど)の作成に困っている」「面接時の受け答えの対策に苦戦している」など、就活におけるガクチカ関連の悩みの声をよく聞きます。また、就職みらい研究所の「就職白書2023」によれば、企業が採用活動においてガクチカの聞き取りを行っている割合は、84.2%であり、ガクチカの評価ポイントとして、「力を入れたことの取り組み方」が80.9%、「力を入れたことから学んだこと」が78.5%となっています。

つまり、学生はガクチカに苦戦する一方で、多くの企業は選考時にガクチカを重視しており、そこでの行動や学びが重要視されています。


当社はこれまで、本社がある新宿区の小学校や養護学校など、地域の児童を対象にサステナブル活動の一環として、環境教育の出前授業やワークショップのキャリア教育を実施してきました。

これらのデータを踏まえ、人材総合サービス会社として、大学生活の大部分をコロナ禍で過ごした学生たちに、大学やサークル活動で得た知識を還元する場を提供し、将来、ビジネスパーソンとして活躍できる素養を身につけてもらいたいという思いから、この産学連携に取り組むことにしました。


出典:就職みらい研究所 『就職白書2023』データ集



https://shushokumirai.recruit.co.jp/wp-content/uploads/2023/03/hakusho2023_data.pdf


  • 具体的な取り組み事例:小学校の児童へ環境教育出前授業を実施

授業当日は、早稲田大学の環境サークル「環境ロドリゲス」に所属する大学生5名が参加し、当社サステナブル推進担当と共に講師として、西新宿小学校の4年1組と2組の児童、計60名を対象に授業を実施。

授業では、「プラスチックとの共存」をテーマに、プラスチックが日常生活のどのようなものに含まれているか、プラスチックが環境に与える影響などを学びました。また、生物濃縮を体験するゲーム「マグロ王決定戦」を行い、座学だけでは難しい内容もゲームを通じて楽しく学ぶことができました。

大盛況のゲームの後、環境ロドリゲスの学生から生物濃縮に関する説明があり、さらに、「プラスチックは本当に悪者なのか?」という問いが投げかけられ、児童はプラスチックの良い点や悪い点を学び、将来大人になった際に何ができるかを考えました。





児童の皆さんに自己紹介を行う当社サステナブル推進担当と環境ロドリゲスの学生 <右>分かりやすく丁寧な授業を行う環境ロドリゲスの学生


  • 参加した児童の声

・授業をしてみて、プラスチックなどの環境問題に興味が湧いてきました。使い終わったプラスチックをリサイクルに出したり自分で加工しておもちゃなどにして捨てる量を少なくしたいです。

・食物連鎖の関係が楽しく学べたのが良かったです。将来は、プラスチックではない体にやさしい物で生活をささえてたくさん作れるような物を発明したいです。

・マグロのゲームができて楽しかったし、社会のことなどをいろいろ知れて、私も社会のために頑張れるかなと少し思うことができて嬉しかったです。大人になったら、お姉さんやお兄さんのように環境のことなどをいっぱい学んで、小さい子たちに教えたいです。


  • 講師を担当した環境ロドリゲスの大学生の声

今回の出張授業は企業との協働で実施し、非常に貴重な経験となりました。これからの社会を担う若い世代に、環境問題を自分ごと化してもらうために、小学生の立場に寄り添って慎重に授業を構築しました。この授業を通して、多様なステークホルダーとの関わり方を学びました。この学びが、社会や今後の環境活動に大いに役立つことを期待しています。

【環境ロドリゲス 26期代表副幹事長 矢野 創大さん】


  • サステナブル推進担当コメント




本活動は、単なる環境保全活動に留まらず、多くの側面で意義深いものとなっています。大学生には、環境分野の専門知識を活かし、実社会での実践的な経験を積む貴重な機会を提供しています。大学生活における「学知と実践の橋渡し」として、地域企業が支援すべき活動であると考えています。

また、小学校の先生方にとっても、環境授業の負担軽減という点での支援を実現しています。忙しい日常業務の中で、環境教育の重要性を理解しつつも十分な時間を割くことが難しい現状があります。そして、何よりも重要なのは、子どもたちの環境意識の向上です。彼らが将来、大人として社会の一員となる際に、環境問題に対して高い意識を持ち、積極的に行動できるようになることを目指しています。今後も、こうした取り組みを継続し、より多くの学校や地域で環境教育を推進していきたいと考えています。

【ネオキャリア 社長室 サステナブル推進担当 高山 功平】

子どもたちを楽しませるために、カッパに扮して『カッパのおっちゃん』の愛称で活動に取り組む


  • 今後の取り組みの予定

・都内某小学校で、環境について学ぶ学生と環境教育出前授業を実施予定

・都内某大学で昆虫や小動物に関する研究を行っている大学院生と協働で、ワークショップなどを開催予定

※その他にも活動を展開していく予定です


  • ネオキャリアのサステナブル活動

ネオキャリアは、本社の所在地である新宿区の地域団体を中心にさまざまなステークホルダーと協働で、地域清掃活動や各社のサステナブル活動イベントへの出展、サステナブル推進で得た知見を伝える学生向け特別授業への登壇など、地域密着型のサステナブル活動を主軸に推進してきました。また、子どもを持つ親社員とその家族が安心して仕事と家庭を両立できる環境づくりを目的とした家族イベントを定期開催したり、男性の育児休暇取得のための研修を行うなど従業員に向けた取り組みにも注力しています。

今後も、さまざまなステークホルダーの方々と協働し、「人と本気で向き合い、未来を切り拓く。」というPURPOSEのもと、人材総合サービス会社としてできるサステナブル活動の幅を増やしてまいります。





<左>サンの家食堂の「多世代食堂」に当社社員がボランティアとして参加 <右>「新宿アール・ブリュット企業展」表彰式で笑みを浮かべる受賞者と参加企業の皆さま


  • 会社概要

会社名 :株式会社ネオキャリア

所在地 :東京都新宿区西新宿1-22-2 新宿サンエービル

代表者 :代表取締役CEO 西澤 亮一

事業概要:人材事業、ヘルスケア事業、グローバル事業他

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