広島県では、多様な主体とともに広島の多彩や美味しさを磨き、その魅力を発信する「おいしい!広島プロジェクト」を推進しています。この一環として、瀬戸内の魚の持つ多種多様な強みや特徴を生かした瀬戸内さかなブランド化推進事業(以下、「本事業」)に取り組んでいます。
先月のイベントでは「瀬戸内さかなはなぜ美味しいのか?」の理由の一つである、漁場選びや漁法について、日々技術を磨いている漁師のクラフトマンシップ(職人気質)を起点とし、本事業を推進していくことを発表しました。
この度、広島県にお住まいの方はもちろん、県外や国外からお越しの観光客の皆さんにも瀬戸内さかなの美味しさや魅力を発見・再認識いただく企画として、広島を代表する料理店23店舗による『夏の瀬戸内さかな堪能グルメフェア』を令和6年7月1日(月)より開始します。広島の夏と言えば、コイワシ、ハモ、スズキ、アコウ…など、この機会にぜひこだわりの料理で旬の瀬戸内さかなを堪能ください。
瀬戸内さかなブランド化推進事業 今後の取組みについて(予定)
● 7月9日 瀬戸内さかな体験会 第1弾
開催店:広島旨い物処 稲茶
● 8月上旬 瀬戸内さかな体験会 第2弾
開催店:未定
● 10月上旬~11月下旬 秋の瀬戸内さかな堪能グルメフェア(仮)
● 1月上旬~2月下旬 冬の瀬戸内さかな堪能グルメフェア(仮)
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夏の瀬戸内さかな堪能グルメフェア概要
趣旨
広島の食文化である、瀬戸内海で水揚げされる四季折々の旬の魚を美味しく味わえる
「瀬戸内さかな料理」の夏の魅力を発見・堪能いただくフェア。
実施期間
令和6年7月1日(月)~同8月31日(土)
内容
広島を代表する飲食店が用意する瀬戸内さかな料理をご注文いただいたお客様の中から、
抽選で素敵な賞品が当たるプレゼントキャンペーンを実施します。
特設サイト
フェアの詳細につきましては、下記特設サイト・公式SNSにてご案内しています。
特設サイト:
https://hiroshima-setouchi-sakana.jp/gourmetmap/summer
公式SNS:
https://www.instagram.com/setouchi_sakana/
プレゼント内容
【瀬戸内さかな賞】
合計10名様に抽選で当たる瀬戸内さかな(高品質冷凍)と広島の日本酒セット
1等 松セット(1名様)
2等 竹セット(3名様)
3等 梅セット(6名様)
【Wチャンス賞】
惜しくも瀬戸内さかな賞にご当選しなかった方には瀬戸内さかなの加工商品が当たる
Wチャンス賞をご用意!(20名様)
参加方法
対象となる店舗で地魚料理をご注文後、お食事の会計時にもらえるQRコードから所定の
応募フォームにアクセスして応募いただきます。
※詳細はキャンペーン特設サイト株の「キャンペーン参加方法」をご参照ください。
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グルメフェア参加店舗一覧
かき船 かなわ
広島県広島市中区大手町1丁目地先
穴子の煮付け
居酒屋 かめ福
広島県広島市中区新天地1-9
新天地レジャービル2F
鱧の湯引き
ひろしま旬彩 鶴乃や本店
広島県広島市中区立町6-5
坂本ビル1階・2階・3階
アコウのお造り
牡蠣と肉と酒 MURO
広島県広島市中区三川町10ー13
小鰯のお刺身
華ごころ
広島県東広島市西条町下見
459-17
カワハギの共肝造り
海鮮酒場 番屋七宝丸 八丁堀店
広島県広島市中区鉄砲町
7ー13 CDビル2階
生しらす
割烹大学
広島県江田島市大柿町大原
1174-2
瀬戸内 鯵の姿造り
憩いの料亭 白竜湖
広島県東広島市西条岡町10-20
ホテルヴァンコーネル3F
安芸津産夏牡蠣とハモのフライ 夏野菜サルサソース
広島旨い物処 稲茶
広島県広島市中区鉄砲町7-13
鱧の焼き霜造り
雑草庵 安芸
広島県広島市中区新天地1-28
オペラハウス1階
スズキのオイル焼き
正弁丹吾
広島県広島市中区三川町10−26
あこうの姿造り
庭園と料亭 半べえ
広島県広島市南区本浦町8-12
鱧の葛打ち
日本料理 髙山
広島県広島市中区胡町2−17
鱧の酢の物
日本料理 喜多丘
広島県広島市東区牛田本町3-2-20
鱸のもろこし揚げ
日本料理 魚池
広島県大竹市西栄3丁目2-17
鱧と玉ねぎの梅肉あんかけ
白鷹
広島県広島市中区流川町1-6
鱧しゃぶ
坪希
広島県江田島市沖美町畑6-2
夏の瀬戸内さかなのお造り (特別コース華)
和菜亭 次郎丸
広島県東広島市西条町下見
1076-1
穴子の天ぷら
鮨 あらた
広島県広島市中区大手町3-1-10
鱧の湯引き
鮨なか
広島県広島市中区大手町2-6-8
キスと赤ウニの握り鮨
鮨稲穂
広島県広島市中区胡町5-7
ウインザービル2階
コチのお造り
鮨広島あじろや本店
広島県広島市南区松原町5-1
BIG FRONT広島4F
アコウの握り鮨
鮨黒郷
広島県広島市中区幟町11-1
幟町シールド
小鰯の握り
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こだわり漁師について
瀬戸内の恵み豊かな広島県には、美味しい海の幸をお届けするために情熱を注ぐ漁師が数多くいます。彼らは漁場選びや漁法、そして魚の取り扱いに細心の注意を払っており、その熱いこだわりが詰まった魚に、洗練された料理人の創意工夫と技術が加わることで、「瀬戸内さかな」は広島の食資産の中心を担う存在に成長できると考えています。
本事業では、そんな美味しい魚を食べてもらうために日々技術を磨いている漁師のクラフトマンシップ(職人気質)を起点とし、瀬戸内さかなのブランド強化を目玉チャレンジとして推進することを取組方針に定めています。この取り組みを通じて、県内漁師のこだわりや、彼らが獲る「価値ある瀬戸内さかな」の魅力を県内外の多くの方々に届けることで、瀬戸内さかな全体のブランド価値を高めるとともに、県内水産業の持続可能性の向上につなげてまいりたいと考えています。
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6月24日(月)に実施したプレスイベントのようす
こだわり漁師を代表して、江田島市の鹿川漁協に所属する野村幸太氏、広島市の広島市漁協に所属する岡野真悟氏に、日々のこだわりを熱く語っていただきました。
「漁獲量が減少し、いかに漁師が自分の生活を守っていくか、というのが僕たちの課題。本事業を通じて広島の漁業が活性化していくのではないかと感じており、とても楽しみにしている」(野村氏)
「広島県の魚は美味しいが、漁獲量が少なく、認知度も低い。本事業をきっかけに『瀬戸内さかな』の
おいしさを多くの方に知っていただき、新たな価値を生み出す取り組みにできれば嬉しい」(岡野氏)
(左から順に)野村幸太 氏 / 岡野慎吾 氏 / 下原一晃 料理長
ご登壇いただいたこだわり漁師のハモ・スズキを使った調理デモンストレーションとして、「広島旨い物処 稲茶」の下原一晃料理長が、日本料理の創意工夫と技術で洗練された一皿に仕上げていただきました。
「漁師によって締め方・扱い方が違うとここまで鮮度が違うのかと実感させられた。『瀬戸内さかな』のおいしさを伝えるのは、最終的には料理人の仕事。漁業関係者の皆さんと連携し、良いチームワークで広島の魚を盛り上げていきたい」(下原料理長)
「瀬戸内さかな」について
「瀬戸内さかな」とは、
瀬戸内海で獲れる多様な魚介類を表す総称
です。
広島県の海は、瀬戸内海の中でも比較的浅く、干潟や藻場も多いため、いろいろな魚が産卵に来る場所となっており、多くの魚を育む「ゆりかご」と言われています。また、季節によって水温が大きく変わるため、一年を通して四季折々の旬の美味しい魚が豊富に存在します。
シンボルマークは
広島県、市場、飲食店の皆さまと一体となって作り上げたもので、海流をイメージした12本の線で魚のフォルムをデザインし、1年間12カ月を通して、豊かな魚が味わえることを表現
しています。
瀬戸内さかな公式シンボルマーク
本事業は、「おいしい広島プロジェクト」の一環として実施されます。
「おいしい広島プロジェクト」は、「広島が美味しさの宝庫である」というブランドイメージの向上を目指し、広島ならではの多彩な食の魅力を磨き、発信していくことで、広島の食文化の発展と継承に貢献する取り組みです。