心理学×マーケティングリサーチのアプローチで性格診断事業を展開するディグラム・ラボ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:木原 誠太郎、以下当社)は株式会社インティメート・マージャー(本社:東京都港区、代表取締役社長:簗島 亮次)とライフネット生命保険株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:森 亮介)と共同で、生成AI技術を活用した組みを2024年7月4日(木)より開始したことをお知らせします。
当社は、リサーチプロデューサーである木原誠太郎氏が開発した、心理学と統計学を組み合わせた性格診断「ディグラム診断」を研究・運営しており、日本最大級の性格データベースを統計調査や実証実験から取得し、様々なプロジェクトに取り組んでいます。
インティメート・マージャー社は、月間約4.7億以上のユニークブラウザのオーディエンスデータを一元管理するデータマネジメントプラットフォーム「IM-DMP」を提供し、その膨大なデータを活用したデータドリブンマーケティングの領域に強みを持っています。
これまでも両社の強みを掛け合わせた、サイト上の広告のターゲティングやコンテンツの最適化を可能にする診断コンテンツ「ディグラム診断」の性格パターンデータを基にしたサイト来訪ユーザー解析サービスを多くの企業で提供してきました。
そしてこのたび、ディグラム・ラボが開発したOpen AIベースの生成AI「ディグラム5 powered by GPT-4」を利用したコンテンツ「性格診断 未来ミエル化相談室」をライフネット生命の公式LINEアカウントに設置しました。このコンテンツを皮切りに、 生命保険検討における顧客とのコミュニケーションの高度化を目指します。
LINE ID:@lifenetseimei
友達追加画面のURL:
https://line.me/R/ti/p/@lifenetseimei
■本取り組みの狙い
保険加入検討者への情報提供を、生成AIを活用した性格診断に基づいて行います。それによって、性格タイプに合わせてカスタマイズされた保険の選び方を提案し保険をより身近に感じていただくことを目的としています。
■「ディグラム5 powered by GPT-4」の今後の展望
今後、両社の生成AIに関する知見とデータ活用に関するノウハウに加えて生命保険販売におけるコミュニケーションの更なる高度化を目指していきます 。また、両社の強みやノウハウを活かし、生成AIの健全な発展と社会実装に向けて、技術的・倫理的課題の解決にも取り組んでまいります。なお、当社は保険業界にとどまらず、金融、人材、教育、医療など、様々な領域での生成AIの活用可能性を探ってまいります。
株式会社インティメート・マージャー株式会社 代表取締役社長 簗島亮次、ディグラム・ラボ株式会社 代表取締役社長 木原誠太郎のコメントは以下の通りです。
◆株式会社インティメート・マージャー 代表取締役社長・簗島亮次
「今回、ディグラム・ラボ社とライフネット生命の共同プロジェクトに参画できたことを大変嬉しく思います。弊社が長年培ってきたデータ活用の知見と、ディグラム・ラボ社の優れた心理分析技術、そしてライフネット生命の保険サービスが融合することで、これまでにない新しい価値を生み出せると確信しています。生成AIの力を活用し、一人一人のお客様に寄り添ったコミュニケーションを実現することは、保険業界にとどまらず、あらゆる業界におけるカスタマーエンゲージメントの在り方を変える可能性を秘めています。お客様との信頼関係を築き、長期的な関係性を構築することは、これからのビジネスにおいて欠かせない要素となるでしょう。弊社は、これまでもデータとテクノロジーの力で様々な領域の効率化と最適化に取り組んでまいりました。今回のプロジェクトを通じて、生成AIという最先端のテクノロジーを社会実装していくことで、データ活用の新たな可能性を切り拓いていきたいと考えています。ディグラム・ラボ社と保険業界のみならず、金融、人材、教育、医療など、様々な分野での革新的なソリューション開発に挑戦し、生成AI活用を広げていきたいと思っています。また、生成AIの健全な発展と社会実装に向けては、技術的・倫理的な課題への真摯な取り組みが不可欠です。弊社は、パートナー企業との連携を強化し、業界をけん引する立場として、AIと人間社会の調和のとれた未来の実現に貢献してまいります。」
◆ディグラム・ラボ株式会社 代表取締役社長・木原誠太郎
「このたび、インティメート・マージャー社、ライフネット生命との共同プロジェクトにおいて、弊社の心理分析技術を活用いただけることを大変光栄に思います。弊社が長年研究を重ねてきた「ディグラム診断」は、人間の心理と行動を深く理解するための強力なツールです。この度、生成AIとの組み合わせにより、その可能性がさらに広がることを期待しています。生命保険は、人生の様々な局面で重要な役割を果たす商品であり、加入者一人一人に寄り添ったコミュニケーションが求められる分野です。弊社の心理分析技術と生成AIを融合することで、最適なアプローチを提供できるようになるでしょう。 さらに、この取り組みで得られる知見は、保険業界だけにとどまらず、様々な業界におけるパーソナライズされたコミュニケーションの在り方を変革する可能性を秘めています。弊社は、「ディグラム5 powered by GPT-4」を通じて、人間とAIが協調する新たな時代を切り拓いていきたいと考えています。ただし、生成AIの社会実装には、技術的・倫理的な課題が存在することも事実です。弊社は、各社のこれらの課題に真摯に向き合い、責任ある形でのAI活用を推進してまいります。今回のプロジェクトを通じて、弊社の心理分析技術と生成AIの可能性を最大限に引き出し、お客様寄り添うコミュニケーションを実現することで、保険業界のみならず、社会全体に新たな価値を提供してまいりたいと思います。」
■ディグラム診断について
統計学と心理学に基づく性格診断プログラム。エゴグラムをベースとした20の質問による心理テストを37万人のリサーチモニターに対して定期的にリサーチを実施。統計処理を施したデータベースを構築している診断実績は5,000万診断を超える。(※2024年7月現在)被験者が20問の心理テストに回答し、そのデータベースを参照することにより同じ性格の人の基本性格、対人関係、恋愛、仕事などの傾向がフィードバックされる仕組みになっています。基本性格のタイプはグラフ化されており、CP(厳しさ)、NP(優しさ)、A(論理性)、FC(奔放性)、AC(協調性)の五つの指標の波形(高低)で表示される。現在の波形パターン数は31パターンあります。
■ディグラム・ラボ株式会社について(
https://digram-shindan.com/
)
2013年にリサーチプロデューサー木原誠太郎が設立。港区芝公園に本社。心理学×統計学のアプローチで人間の本音を明らかにするプログラム「ディグラム」を開発・運営する事業会社です。
■株式会社インティメート・マージャーについて(
https://corp.intimatemerger.com/
)
「世の中のさまざまな領域における、データを使った効率化」をミッションに掲げ、国内DMP市場導入シェアNo.1(※1)のデータ活用プラットフォーム「IM-DMP」と「IM-UID」を保有するデータマーケティングカンパニー。約4.7億のオーディエンスデータ(※2)と高度な分析技術を掛け合わせたデータ活用プラットフォーム「IM-DMP」の提供・構築支援、データ活用に関するコンサルティングサービスを提供しています。また、プライバシー保護に関する取り組みとして、一般社団法人 日本経済団体連合会が掲げる「個人データ適正利用経営宣言」に賛同しています。今後はSales TechやFin Tech、Privacy TechなどのX-Tech領域に事業を展開し「データビジネスのプロデューサー集団」を目指します。
※1 出典元:「教えてURL Webサービス調査レポート 2024.3」
※2⼀定期間内に計測された重複のないブラウザの数を⽰します。多くの場合、ブラウザの識別にはCookieが利⽤され、⼀定期間内に計測された重複のないCookieの数のことを⽰します。
本リリースに関する報道関係者のお問い合わせ
ディグラム・ラボ株式会社 広報担当 高木
Email:
info@digram.co.jp