7月10日(水)トークイベント開催 本の街で心の目線を合わせる 第11回「
北澤豪さん × ミッチーコーチ「絵本から考えるインクルーシブな未来!」
」を開催いたします。
障がいのある子もない子も、みんなでサッカーができる「スマイルサッカー教室」をミッチーコーチこと田中三千太郎さんが立ち上げました。
『スマイルサッカー』は、その立ち上げのきっかけとなった杉山詩音さんの目線で語られる、実話からうまれた物語です。
詩音さんは、サッカーが大好きなのに、左の手足が不自由で危ないからと、みんなといっしょの練習をやらせてもらえません。
そんな時、詩音さんはミッチーコーチに出会います。
「みんなといっしょにサッカーがしたい!」という詩音さんの願いを聞いたミッチーコーチは、だれでも参加OKのサッカー教室を本当につくってしまいます。
「みんながまんなか」のスマイルサッカー教室は、集まる子どもも練習も、他とは違いとってもユニーク。
個性を認められ、大好きなサッカーから力をもらった子どもたちは、びっくりするほど輝きはじめます。
インクルーシブ教育へのヒントがたくさんつまった絵本となっています。
今回、著者の田中三千太郎さんと杉山詩音さん、絵を担当した多屋光孫さん、そしてゲストに元プロサッカー選手で日本障がい者サッカー連盟会長の北澤 豪さんをお迎えして、絵本の朗読、田中さんがスマイルサッカー教室を作った理由、そしてサッカーと共生社会についてトークしていただきます。
出演者情報
北澤豪(きたざわ・つよし)さん [スペシャルゲスト]
サッカー日本代表として国内外で活躍。2003年現役を引退。(一社)日本障がい者サッカー連盟会長として、サッカーのさらなる発展・普及に向け活動を行っている。
ミッチーコーチ(田中三千太郎・たなかみちたろう)さん
ちょっとかわったサッカーコーチ。2008年から青年海外協力隊やNGOで、サッカーを通じてガーナ、スーダン、バヌアツの子ども達の教育に携わる。2015年からプロサッカーチーム(ギラヴァンツ北九州、FC東京)で指導。延べ1万人以上の子どもたちと関わった経験を通じて、1人1人のおもいに寄り添う。JFA公認B級、JFAキッズリーダーインストラクター、JPSA公認中級パラスポーツ指導員、中学・高等学校保健体育教諭免許。
杉山詩音(すぎやま・しおん)さん
2008年宮城生まれ、埼玉県在住。生まれた時に脳梗塞を発症し、その後遺症で体の左側にまひがある。5歳の頃からサッカーに夢中。将来、なでしこCPサッカー選手になることが目標。絵本『スマイルサッカー』の主人公。
多屋光孫さん(たや・みつひろ)さん
紙芝居・絵本作家、挿絵画家。2015年に会社員より転職し児童書、カルチャー情報誌、キャンペーンCMなど多方面で活動。『めねぎのうえんのガ・ガ・ガーン!』(合同出版刊)で2023年IBBYバリアフリー児童図書ノミネート。『だがし屋のおっちゃんはおばちゃんなのか?』(汐文社刊)で第15回ようちえん絵本大賞を受賞。二科展デザイン部門で大賞(2014年)、同特選賞(2011、2013年)、同奨励賞(2010、2015年)ほか多数受賞。
日本出版美術家連盟理事・事務局長。
概要
本の街で心の目線を合わせる 第11回
北澤豪さん × ミッチーコーチ
絵本から考えるインクルーシブな未来!
■日時:
2024年7月10日(水)18時30分~20時00分(開場は18時00分)
■登壇:
ミッチーコーチ(田中三千太郎・たなかみちたろう)さん、北澤豪(きたざわつよし)さん、杉山詩音(すぎやましおん)さん、多屋光孫(たやみつひろ)さん
■参加費:
1,000円 ※小学生は無料
■対象:
小学生~大人 ※小学生は保護者とご一緒にご参加ください。
■定員:
先着50名 (オンライン100名)
■場所:
ブックハウスカフェ2F ひふみ
https://bookhousecafe.jp/#top-access
■手話通訳:
手話サークル 千代田区一麦会
■共催:
公益財団法人 共用品推進機構
合同出版
ブックハウスカフェ
★見逃し配信あります。イベント終了後、準備ができ次第、店舗・オンラインどちらのご参加者へも、お申込みのメールアドレス宛にご案内いたします(数日かかります)。視聴期間は1か月です。
「本の街でこころの目線を合わせるトークイベント」とは
「本の街でこころの目線を合わせるトークイベント」通称「こころめ」。
当事者以外にはなかなか伝わらない
障害やその状況を抱えての暮らし。
そんな日常を、本を通じて発信する人たちがいます。
ブックハウスカフェでは、当事者や関わる人たちの話に耳を傾け、
障害について共に考えるイベントを開催いたします。
様々なトークゲストをお迎えし、「社会に暮らすこととは」を考えるきっかけ作りの一つに。
ぜひ、ふるってご参加ください。
公式SNS:
ブックハウスカフェ
東京・神田神保町唯一の新刊のこどもの本専門店。約60坪の店内に約1万冊の絵本・児童書が並ぶ。大小2つのギャラリーでは原画などの展示を、またイベントも多数開催し、いつ来ても何かと出会えるお店。軽食なども楽しめるカフェとバーを併設。特に「絵本バー」は世界的にも珍しい。年齢・性別・職業・属性・国籍・宗教など問わず、多様な人たちが立ち寄るお店を目指す。
2020年から「絵本をあらゆる人と楽しみたい」という思いから生まれた、「あらゆる人」とは、「楽しむ」とは、などを考え続ける「ココロノホンダナ」という活動を行っている。