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京都の自動車部品メーカー、サンコール EV用バスバー新工場設立

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バスバーは電気自動車の配電用に使われる


◇バスバー新工場 インディアナへも

サンコールは、需要の膨らむEV用電動部品「バスバー」の生産能力増強のため、2024年6月、広瀬工場の敷地内に新工場を設立しました。年内稼働を見込み、7月から生産ラインを整備予定です。ますます高まる国内需要に応える形です。

また、昨年度、生産拡大した九州の子会社サンコール菊池株式会社(熊本県菊池市)での更なる増設や、北米インディアナの子会社SAI(=Suncall America.Inc)での新ライン立ち上げを計画、25年度にかけて約17億円の投資が予定されております。

SAIは、カーメーカ向け弁ばね・リングギアなどの自動車部品の生産拠点で、今回、敷地内にフォーミング機などを新設し、バスバーの現地供給体制を完備する構想です。





新バスバー工場





広瀬工場内の新バスバー工場(愛知県豊田市)

バスバーは、EVのバッテリーから流れ出る大電流を伝達する配電部品で、EVの血管ともいえる重要部品です。同社のバスバーは、10年以上前から国産ハイブリッドカーに採用されており、近年も相次いで大型EVプログラムに採用が決定しました。2026年度には約60億円規模の売上を目指し、グローバルでの供給体制構築に取り組んでいきます。


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サンコール株式会社


創業:1943年


社長:奈良正(なら ただし)


本社:京都市右京区梅津西浦町14


事業:弁ばね等自動車部品をコア技術に、HDDサスペンション、光通信コネクタ、EV等電動化部品、


歩行アシストロボット等、多様な事業を展開。


https://www.suncall.co.jp


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