8月20日、国立極地研究所で小学生を対象にした「南極・北極からSDGsを考える」ワークショップを開催

記事の購読時間: 2

THINK SOUTH FOR THE NEXT(シンク サウス フォー ザ ネクスト)実行委員会 (株式会社ゴールドウイン/本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:渡辺貴生、株式会社DACホールディングス/本社:東京都台東区、代表取締役会長:石川和則)は、2024年は活動第一弾として、小学生を対象にした「南極・北極からSDGsを考える」ワークショップを8月20日に開催します。


  1. ワークショップは「南極・北極に関する講演」「南極・北極科学館の見学」「体験学習」の3部構成。小学1~4年生(定員20名)20名、小学5・6年生(定員20名)を対象に約3時間のプログラム。


  2. 南極大陸国際横断隊の舟津圭三氏が講師として登場。また参加者特典として、1989年の南極大陸横断国際隊のドキュメンタリー映画「Trans-Antarctica Expedition」の事前視聴が可能。ワークショップ当日は国際隊メンバーへの質問を受け付け、後日回答メッセージ(翻訳)を受け取ることができます。



国立極地研究所 南極・北極科学館


南極大陸国際横断隊


【「THINK SOUTH FOR THE NEXT】プロジェクトとは】

1989年7月27日、 地球上で唯一国境をもたない大陸である南極で、環境と平和を訴えるメッセージ「THINK SOUTH」を胸に、犬ぞりによる初の南極大陸横断の冒険がスタートしました。メンバーは世界6カ国で編成された南極大陸横断国際隊。彼らは12月11日の南極点到達を経て1990年3月3日に約6,040kmを踏破し、無事全員がゴール。当時は多数のメディアがその偉業を取り上げると同時に、当時注目され始めた環境問題についても報道しました。それから35年経った現在、地球温暖化の影響で彼らが犬ぞりで走ったラーセンB棚氷も消滅するなど非常に深刻な状態となっています。本プロジェクトは、こうした現状をより多くの人に発信し環境問題とそれを守るための平和の大切さを次世代に継承していくために2019年に設立されました。


「南極・北極からSDGsを考える」ワークショップ実施概要

主催:公益財団法人日本極地研究振興会

共催:大学共同利用機関法人情報・システム研究機構国立極地研究所、株式会社DACホールディングス

日時:2024年8月20日(火) 12:00受付開始 13:00開催 16:05終了予定

会場:情報・システム研究機構 国立極地研究所内 サザンクロス、南極・北極科学館

対象者:当日来場可能な小学生 合計40名 ※保護者の付き添い可

内容:講演会、体験学習、南極・北極科学館見学 (1~4年生向けと5・6年生向けでプログラムが異なります)

参加費:無料

募集要項:公益財団法人日本極地研究振興会 公式HP内に掲載


https://kyokuchi.or.jp/learn/workshop2024

応募期間:2024年7月5日(金)~7月16日(火)

結果発表:応募者多数の場合抽選の上、2024年7月19日(金)公益財団法人日本極地研究振興会よりメールにて応募者全員に通知


【講演会】


「南極・北極のおどろくべき自然」

迫力満点の南極や北極の映像、かわいくてユーモラスなペンギンなどを紹介します!暑い日本の夏から遠く氷点下の世界へ、皆さんをお連れします。


原田尚美(はらだ・なおみ) 第66次日本南極地域観測隊長



東京大学 大気海洋研究所 教授。京都大学客員教授。国立研究開発法人海洋研究開発機構 地球環境部門地球表層システム研究センター海洋生態系研究グループ 上席研究員。日本極地研究振興会評議員。南極地域観測隊には、第33次夏隊に史上2人目の女性隊員として参加、その後、第60次隊では女性初の副隊長、第66次隊では女性初の隊長を務める。


「極地にはどうやったら行けるの?」

冒険家の荻田泰永さんと舟津圭三さんが南極や北極に行く夢をどうやって実現したのか、子どもの目線からその実現方法をお話しします。当日は舟津さんと一緒に南極大陸を横断した世界の冒険家たちへの質問を受け付け、後日メッセージを受け取ることができます。


舟津圭三(ふなつ・けいぞう)冒険家



米国ミネソタ州で野外教育プログラムを学び、野外教育を実践。1988年グリーンランド犬ぞり横断後、南極大陸横断国際隊に参加。米国アラスカ州で中長距離犬ぞりレーサーとして活躍し、冬のアラスカでの犬ぞりキャンプも実施。1990年朝日スポーツ賞、テレビ朝日ビッグスポーツ特別賞。2015年から北海道仁木町NIKI Hillsビレッジにてワイナリー、ガーデン、森のプロジェクトに参画。日本極地研究振興会評議員。


荻田泰永(おぎた・やすなが)冒険家



カナダ北極圏やグリーンランド、北極海を中心に主に単独徒歩による冒険行を実施。20年間に16回の北極行を経験し、北極圏各地をおよそ10,000km以上移動。世界有数の北極冒険キャリアを持ち、国内外のメディアからも注目される日本唯一の「北極冒険家」。海洋研究開発機構、国立極地研究所、大学等の研究者とも交流を持ち、共同研究も実施。北極にまつわる多方面で活動。日本極地研究振興会理事。


「南極・北極から地球環境を考える」

温暖化の影響を大きくうけている南極・北極で起こっている気候変動を通して、地球全体の環境について考えてみましょう。


坂野井和代(さかのい・かずよ) 第39次日本南極地域観測隊・越冬隊員



駒澤大学 総合教育研究部 自然科学部門教授。日本極地研究振興会常務理事。第39次南極地域観測隊に女性初の越冬隊員として参加。2002年~2004年には国立研究開発法人情報通信研究機構で国際共同研究プロジェクト「アラスカプロジェクト」に携わる。以後、極域のオーロラ、夜光雲、中層・超高層大気力学などの研究を行っている。


【体験学習】


・小学1~4年生向け「地球儀をつくって、地球規模の自然を知ろう!」

世界の気温変化、オゾンホール、オーロラの分布などが印刷された折り紙シートやダジック・キャップの型紙を使って、小さな自分だけの地球儀をつくってみてください。地球上のいろいろな場所の特徴など、新しい発見があるかもしれません。





・小学5・6年生向け「北極・南極の環境に関するグループワーク」

日本極地研究振興会が発行した「南極・北極から学ぶ地球の未来(基礎編2024)」「SDGs学習プログラム 南極・北極から地球の未来を考える 小学生用」等の教材を使って、北極・南極の環境について調べ・議論をします。4~5名のグループに分かれて、教材を使って南極と北極の環境の違いを調べ、その違いの理由についてグループ内で他の人の考えも聞いて議論してみましょう。




【南極・北極科学館の見学】

国立極地研究所が運営する、2010年7月に開館した南極や北極の研究・観測の情報発信拠点。南極や北極のオーロラシアターや、南極観測隊が実際に使用した雪上車や観測機器、南極の氷や隕石などの実物展示で、南極や北極について楽しく学ぶことができる。




【「THINK SOUTH FOR THE NEXT 2024」プロジェクト概要】


主催

:THINK SOUTH FOR THE NEXT実行委員会 (株式会社ゴールドウイン、株式会社DACホールディングス)


後援

:環境省(申請中)、文部科学省(申請中)、外務省(申請中)、国立極地研究所(申請中)、公益財団法人日本極地研究振興会(申請中)、株式会社エフエム東京 ※全て2023年度後援実績あり


公式サイト



https://www.think-south.com

※本プロジェクトの企画背景や今後の活動予定などを随時更新

GENIC

GENIC PRESS(ジェニックプレス) インスタ映えスポットや人気の投稿を共有し、宣伝したり、モデルさんの活動などを配信するソーシャルメディア  モデルとして活動したい、インフルエンサーになりたい、フォロワーを増やしたいなどの質問はDMで気軽にお問い合わせください genicpress.com