【開催概要】
1.企画展名称:港区立みなと科学館 2024夏の企画展「みんなのロボット展」
2.主催:港区立みなと科学館
3.協力:川崎重工業株式会社、榊原機械株式会社、ソニーグループ株式会社、
株式会社タカラトミー、一般社団法人日本ロボット工業会
4.会期:2024年7月10日(水)~9月23日(月・振替休日) 計75日間
〔会期中、9月9日(月)は休館〕
5.会場:港区立みなと科学館 多目的ロビー
「みんなのロボット展」は、4つの章によって構成されています。
第1章「プロローグ ロボットってなんだろう?」、第2章「もっと知りたい!ロボットのこと」、第3章「ロボットパーク」、第4章「エピローグ ロボットと共につくる未来」。これらの各章毎に関連する実物展示や解説パネル、映像等によって、私たちの暮らしと共にあるロボットについてわかりやすく解説します。
1.展示概要
第1章 プロローグ ロボットってなんだろう?
プロローグである第1章では、来館者がロボットと出会い、ロボットに触れ、ロボットに親しむことで、ロボットに対する興味・関心を引き出すきっかけを提供します。中でもシンボル展示「KID‘S WALKER CYCLOPS」(キッズウォーカー・サイクロプス)はロボットアニメさながら、全高2.07m、全幅1.7m、全長1.3mの大迫力。4歳以上のお子様であれば搭乗して写真を撮影することも可能です。
産業用から始まり、私たちの暮らしの中まで普及したロボットですが、「ロボット」という言葉は文学の中で誕生しました。ロボットが「想像が創造」したものであることを紹介します。
第2章 もっと知りたい!ロボットのこと
第2章では、ロボットのつくり、ロボットが動く仕組みについて分かりやすく説明します。例えば、ロボットの基本となる3つの要素「センサー系」「知能・制御系」「駆動・構造系」は人に置き換えるとどのような機能にあたるのか、ロボットのつくりや動く仕組みをパネル展示や動画によって解説します。
また、産業用から始まったロボットが多様化し、社会での活躍の場を広げながら暮らしや個人レベルまで普及していく様子を大型パネルで視覚的にわかりやすく説明します。
第3章 ロボットパーク
私たちの暮らしのなかには、もうすでにロボットと共存している場面が多数あります。例えばレストランではAIを搭載した配膳ロボットが注文された料理を席まで運び、家庭内では清掃ロボットが部屋の中を自動で動き掃除をします。
第3章では、ロボットの事がもっと知りたくなる、親しみを持って参加できるエリアとして多目的ロビーの一角を「ロボットパーク」と称し、愛らしい表情に二本の腕を備え配膳などを行う、自走式ソーシャルロボットのNyokkeyや双椀と省スペースを実現した2本の腕を持つ産業用ロボットduAro2など、様々な分野で活躍するロボットの実物展示やパネル展示、映像を交えながら紹介し、来館者にロボットへの親しみを感じて頂く場を提供します。
特別企画① aibo25年のあゆみ
2024年はaibo初代モデルの誕生から、25周年のアニバーサリーイヤーです。四半世紀にわたるaiboの技術的な進化をたどりながらaiboの魅力に迫ります。
今回の特別企画では、みなと科学館に初代aiboから現在のaiboまで勢ぞろいします。
(期間中aiboが出張のため留守になる日があります。詳しくはみなと科学館HPにてお知らせします。)
特別企画② 科学館に「SORA-Q」のフラッグシップモデルがやってくる!
「SORA-Q」とは、株式会社タカラトミーとJAXA、ソニーグループ株式会社、同志社大学が共同開発した月面探査ロボットです。2024年 1月20日のSLIMの月面着陸の際に、世界最小・最軽量の変形型月面探査ロボットとなりました。「SORA-Q」にはロボット玩具の「変形」「駆動」する仕組みが活かされています。
みなと科学館では、本物さながらに作られたフラッグシップモデルを体験いただけます。
■ 開発者に聞きました
自分ごととしてロボットと共存する未来を想像する開発者や関係者のコメントで視座を高める機会を提供します。
第4章 エピローグ 人とロボットで創造する未来
私たちの暮らしのなかで身近になったロボットとの共存は、便利で豊かな生活を与えてくれるだけではなく、一歩間違えれば人々の生活を悪い方向に変えてしまう可能性があります。
最終章となる第4章では、今を生きる私たちが、ロボットとの共存について、次の世代に何を伝え、何を残せばよいか、ロボットによる社会の課題解決にスポットをあて、来館者と共に考えていきます。
■ みんなで考える未来のロボット
来館者に自由な発想で未来のロボット像を描いてもらいます。来館者が描いた沢山の未来のロボット像を展示する事で、人とロボットで想像する未来を他の来館者と共に共有する場を設けます。
企画展マスコットキャラクター「みなロボくん」
みんなのロボット展のオリジナルマスコットキャラクター「みなロボくん」。名前の由来は「みんなのロボット展」と「港区」をかけて「みなロボ」です。
みなロボくんが、今回の企画展におけるナビゲーター役として、パネル展示の重要なポイント部分の 解説や展示物の紹介を行います。また、来館者に対しては「いっしょに考えよう!」といった呼びかけ役も担います。
2.関連イベント
企画展開催期間中には、下記の関連イベントを開催いたします。
■搭乗できます!人型ロボットモデル「KID‘S WALKER CYCLOPS」(キッズウォーカー・サイクロプス)
第1章のメイン展示となる「KID‘S WALKER CYCLOPS」(キッズウォーカー・サイクロプス)。
企画展の会期中は、毎日10時~18時(最終受付17:40)は実際に搭乗して記念撮影ができます。
(搭乗は当日配布の整理券による受付。対象4歳以上)
※上記以外の時間帯は、搭乗無しでの記念撮影となります。
※8月4日(日)、9月23日(月・振替休日)は、搭乗してキッズウォーカー・サイクロプスの両腕を操縦することができます。詳しくはみなと科学館HPにて近日公開します。
■ テーブルサイエンス「ロボットのポップアップカードをつくろう!」
ロボットに関する簡単なクイズと解説のあと、参加者に自由な発想で人型のロボット「ヒューマノイドロボット」のデザインを考えてもらい、ポップアップカードを作ります。
多目的ロビーにおいて会期中は毎日開催。10:00~18:00(最終受付は17:45)まで、所要時間は1回約15分、ご予約不要でどなたでもご参加いただけます。
■見学会・講演会
イベント名 |
日時 |
詳細 |
①見学会 見て触れて体感しよう! Kawasaki Robostage見学 |
7月22日(月) 13:00~14:00 8月8日(木) 13:00~14:00 |
■内容 川崎重工業(株)が運営するロボットのショールームでの見学会。 ロボット分野の最先端の技術とノウハウを 見て、触れて、体感できます。 ■定員:各回20人(保護者を含む) ■対象:小学4年生以上 (VR体験があるため13歳未満は 保護者の同伴をお願いします) ■申し込み方法:みなと科学館イベントページよりお申込みください。 ■参加費:無料 |
②講演会 はたらくロボットとこれからのロボットについて知ろう! |
8月23日(金) 14:00~15:00 |
■内容 国産初の産業用ロボットの生産開始からおよそ半世紀、人とロボットが歩んできた歴史とともに最先端のテクノロジーについてもお話しいただきます。 ■講師:合田 一喜氏(川崎重工業株式会社) ■定員:36人 ■対象:どなたでも(小学生以上推奨) (参加者が小学校3年生以下の場合は、保護者の同伴をお願いします) ※未就学児入室可 ■申し込み方法:みなと科学館イベントページよりお申込みください。 ■参加費:無料 |
③講演会 タカラトミー SORA-Q開発者に聞く |
9月22日(日・祝) 15:00~16:30 |
■内容 SORA-QはJAXA、タカラトミー等の共同開発による世界最小・最軽量の変形型月面探査 ロボットです。SORA-Q開発のエピソードや宇宙への挑戦についてお話しいただきます。 ■講師:赤木 謙介氏 (タカラトミーSORA-Qプロジェクトリーダー) ■定員:121人 ■対象:中学生以上におすすめ (参加者が小学生3年生以下の場合は、保護者の同伴をお願いします) ※未就学児入室不可 ■申し込み方法:みなと科学館HPのプラネタリウムホールで開催のイベントのインターネット予約よりお申込みください。 ■参加費:無料 |
●港区立みなと科学館概要●
所在地:東京都港区虎ノ門3-6-9
開館時間:9:00~20:00(プラネタリウム最終投影 19:00開始、最終入館時間19:30)
休館日:毎月第二月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始(12月29日~1月3日)※臨時休館日あり
入館料:無料 プラネタリウムは有料 一般投影(1回分)大人600円/小・中・高100円
みなと科学館公式サイト:
https://minato-kagaku.tokyo/
公式X(旧twitter):@minato_kagaku 公式LINE:@minato-science 公式youtube:@user-qe9tu7fh1f
【問い合わせ先】港区立みなと科学館 広報担当
電話:03-6381-5041(9:00~20:00) FAX: 03-3578-3719
e-mail:koho@minato-kagaku.tokyo