-
イベント概要
開催概要 |
このイベントは、参加者が仙台市宮城野区・榴岡公園からスタートして楽天モバイルパーク宮城に行くまでの道路周辺にあるごみを拾い、スタジアム内に特設した収集場所で分別して捨てることで、参加者全員に当日の観戦チケットをプレゼントするものです。 TOHOKU海にいいことプロジェクトではこのイベントを通じて、日常の身近な場所でのごみ拾い活動が地域の方々の習慣として広まっていくことを目指しています。 当日はご家族連れを中心とした200人の楽天イーグルスファンが参加し、スタートの榴岡公園からゴールである楽天モバイルパーク宮城までの周辺エリアの清掃活動を行いました。 |
日程 |
2024年6月30日(日) 11:00~13:00 |
開催場所 |
宮城県仙台市宮城野区 榴岡公園~楽天モバイルパーク宮城周辺エリア |
参加人数 |
200人 |
協力団体 |
株式会社楽天野球団 |
-
ごみを拾って野球を見に行こう!スタジアムまでの道を200人の楽天ファンが大清掃!
「海洋ごみの8割は私たちの住む街から流れ着いた物」「海洋汚染の原因は街でポイ捨てされた空き缶やたばこ」という事実から分かるように、海と砂浜の美しさを保全していくにはビーチの清掃だけではなく、私達が暮らす街から放置されたごみをなくし、日頃から美化していく心がけが大切です。こうした考えのもと、一般社団法人TOHOKU海にいいことプロジェクト(宮城海ごみなくし隊)は日常におけるごみ拾いをより身近なものにし、習慣にしていく取り組みを推進しています。
今回は「野球観戦」という身近な楽しいイベントと「ごみ拾い活動」のコラボレーション。プロ野球球団「東北楽天ゴールデンイーグルス」とのコラボごみ拾いイベント「ごみを拾って楽天イーグルスを応援しよう!」を実施しました。
このイベントは、集合場所である榴岡公園をスタートとして、ごみを拾い集めながらゴールの楽天モバイルパーク宮城に向かうというものです。公園とスタジアムの間の約650m圏内で自由にごみを拾うことで、馴染みのある場所での清掃活動を体験し、今後の習慣化につなげていただきたいというねらいもあります。
参加した方々は1~2時間の清掃活動の後、ゴールであるスタジアム内の特設ごみ収集テントに集合し、拾い集めたごみを当日開催の観戦チケットと引き換えました。
また、この日は球団アンバサダーの銀次さんも収集場所に登場して分別をお手伝い!たくさんごみを拾って汗を流した参加者らをねぎらい、会場には笑顔があふれました。
-
気になっていたけれど拾えなかった身近な放置ごみ。ゲーム感覚で拾い集めてみよう!
スタート地点の榴岡公園は仙台駅の東口から徒歩約12分という場所にあり、春はお花見スポットとしても親しまれる市民の憩いの場です。県民お馴染みの場所からスタジアムに向かう道中には植え込みも多く、目立たない場所にペットボトルや缶、ビニール袋や紙ごみなどが多く放置されていたようです。日頃生活する中でも、ごみが多く落ちているスポットがあることを意識しており、今回のイベントではそこを狙ってごみを拾いに行ったという参加者の方もいました。
イベント参加のきっかけこそ、チケットのプレゼントや球団アンバサダーの銀次さんの参加という声が多かったのですが、「日頃気になっていた場所の放置ごみを拾う機会があってよかった」「家族でごみ拾いをしてみたいと思った」「やってみたら気持ちがすっきりした」「ゲームやスポーツ感覚で楽しめた」という声がたくさん聞こえてきました。実際に、収集場所に集められた袋はどれもパンパンにごみが詰まっており、参加者の熱い意気込みが伝わってくるようでした。
一般社団法人TOHOKU海にいいことプロジェクトはこのようなレジャーと清掃活動を結びつけた体験の機会をみなさんに提供することで、街を通じて海をキレイにしていく活動の習慣化を今後も目指していきます。
-
参加した子ども・保護者からの声
・「やってて楽しい。またやりたいと思った。プラのお菓子袋をいっぱい拾った」(女子小学生・家族で参加)
・「普段からウォーキングをしていてごみが目立つ場所を分かっていたけれど、なかなか拾えずにいて気になっていたので、今回のような機会があるのは嬉しかった。ぜひまた清掃活動をしてみたい」(50代女性・夫婦で参加)
・「野球も気になったけれど、家族みんなで街中のごみ拾いをするのが楽しそうだなと思い参加した。大人も子どももゲーム感覚でごみを探して拾い集めることができて楽しい体験ができた。またやってみたい」(40代男性・家族で参加)
<団体概要>
団体名称:一般社団法人TOHOKU海にいいことプロジェクト
URL:
https://tohokuuminiiikoto.com/
活動内容:海洋ごみを減らすための活動、情報発信による海洋ごみ問題の啓発
CHANGE FOR THE BLUE
国民一人ひとりが海洋ごみの問題を自分ごと化し、”これ以上、海にごみを出さない”という社会全体の意識を向上させていくことを目標に、日本財団「海と日本プロジェクト」の一環として2018年11月から推進しているプロジェクトです。
産官学民からなるステークホルダーと連携して海洋ごみの削減モデルを作り、国内外に発信していきます。
日本財団「海と日本プロジェクト」
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。