聞いて話そう発達障害　オンラインも併せグループトーク7月22日（月）〔東京〕

子どもが「できること」を自信へ

八王子市での学習支援活動「寺子屋」のようすを紹介してくれるのは、支援団体「ポレポジさぽーと2」の代表佐々木美幸さんです。「寺子屋」では、教員や学習指導員としての経験を持つメンバーが週1回、個別に宿題などのサポートや子どもたちのおしゃべりに耳を傾け、保護者とも定期的に成長で感じることを話し合います。これらの活動を通じた佐々木さんの経験や思いを伝え、発達障害を考え向き合う参加者と団体メンバーでのグループトークを予定します。

「ポレポジさぽーと2」は、アフリカスワヒリ語で「ゆっくり行く」という意味の「ポレポレ」と前向きを意味する「ポジティブ」の言葉をかけあわせ名付けられました。子どもたちが「自分ができること」を見つけ、「そのままの自分」を受け止めてくれる場所となり、ゆっくり前向きに成長していくことを見守ります。みんなでのおもちゃ作りなどの体験の機会も設け、「自分もまあまあできる」と子どもたちが自信を持てる場になることをめざしています。

助成金の活用で活動を応援

2022年度の文部科学省の調査によると、通常学級に在籍する小中学生の8.8％に発達障害がある可能性があります。学習や対人関係で困難を抱える傾向があるため1人ひとりの特性に寄りそった成長の見守りが大切ですが、集団行動を求められることの多い学校生活のなか、「自分だけできない」との思いを抱える場面もあるかもしれません。

「人」を大切にした社会づくりを理念に掲げるパルシステム東京は、これらの子どもたちを支える「ポレポジさぽーと2」の活動に賛同し、事業剰余を財源とする「

市民活動助成金基金

」での助成をしています。資金面での応援に加え、見えづらい課題に向き合う団体の経験を紹介し、同じ思いを持つ人たちをつなげていくことで活動の輪を広げます。

パルシステム東京はこれからも、さまざまな課題に向き合う団体と連携し、誰もが活躍できる社会づくりの大切さを呼びかけていきます。

利用者による地域社会づくりを応援

本イベントは、パルシステム共済協同組合連合会（本部:新宿区大久保、理事業：大信政一）が運営する「福祉・たすけあい助成金」を受けて開催します。利用者の助け合いの仕組みである保証事業の剰余の一部を助成金として活用し、より良い社会づくりにも役立てています。利用者自身が地域で自主的に開催する子育て支援や福祉、たすけあいの活動の費用を支援します。

パルシステム共済連はこれからも、誰もが暮らしやすい地域づくりをめざした、さまざまな活動を応援します。

【福祉・助けあい助成金詳細ページ】

https://www.palsystem-kyosai.coop/organization/kyousairen/csr/tasukeai/

【紹介動画】

生活協同組合パルシステム東京

所在地：東京都新宿区大久保2-2-6、理事長：松野玲子

出資金：221.8億円、組合員数：53.2万人、総事業高：863.1億円（2024年3月末現在）

HP：

https://www.palsystem-tokyo.coop/

パルシステム共済生活協同組合

所在地：東京都新宿区大久保2-2-6、理事長：大信政一

経常収益：42.1億円、職員数：68人、出資金:20億円（2024年3月末現在）

HP：

https://www.palsystem-kyosai.coop/

パルシステム生活協同組合連合会

所在地：東京都新宿区大久保2-2-6 、理事長：大信政一

13会員・統一事業システム利用会員総事業高2,541億円/組合員総数173.5万人（2024年3月末現在）

会員生協：パルシステム東京、パルシステム神奈川、パルシステム千葉、パルシステム埼玉、パルシステム茨城 栃木、パルシステム山梨 長野、パルシステム群馬、パルシステム福島、パルシステム静岡、パルシステム新潟ときめき、パルシステム共済連、埼玉県勤労者生協、あいコープみやぎ

HP：

https://www.pal-system.co.jp/