[福岡版]【最新オフィスマーケットレポート発表】オフィス空室率 前月から横ばい

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三幸エステート株式会社(本社:東京都中央区、取締役社長:武井重夫)は、2024年6月度の福岡市オフィス賃貸状況(空室率&現空面積:全規模、募集賃料&募集面積:全規模、規模別空室率、主要エリア※1空室率:全規模)および全国6大都市(東京・札幌・仙台・名古屋・大阪・福岡)の大規模ビルのマーケットデータをまとめた「オフィスマーケット2024年7月号福岡」を公表します。

※1:主要エリア=福岡市天神エリア・駅前エリア・呉服町エリア

※調査時点:2024年6月末現在および各年12月31日時点





※本リリース・公表データは次のURLからもご覧いただけます

https://www.sanko-e.co.jp/data/



支店長の視点


商業施設イムズ跡地における天神ビッグバンの再開発「(仮)天神1-7計画」のリーシングが開始された。オフィス・ホテル・商業からなる複合ビルで、1フロア面積は約800坪とスケールメリットを有する。ファサードは九州産の木材を使用した特徴的なデザインとなっており、2026年12月の竣工を目指している。天神エリアは大規模ビルの新規供給が続き、エリアの魅力向上とオフィス需要の活発化が期待される。(福岡支店長 中村竜治)



福岡市 全規模ビル 空室率&潜在空室率



空室率 前月から横ばい 幅広い業種で前向きな移転需要


空室率は前月から横ばいとなった。複数の新築ビルが空室を抱えて竣工したことや立地改善目的の移転により空室が生じた一方、建替えに伴う移転や拡張移転等で空室消化が進んだ。潜在空室率は前月比プラス0.01ポイントの6.55%だった。

テナントの移転に向けた動きは活発で、幅広い業種で拡張や立地改善が目的の前向きな移転需要が多い状況が継続している。


<空室率&潜在空室率>





福岡市 全規模ビル 募集賃料&募集面積



募集賃料 小幅な上昇が6ヵ月連続 2000年以降の最高値を更新


募集賃料は前月比プラス86円/坪の15,161円/坪となった。小幅な上昇が6ヵ月連続となり、募集賃料は2000年以降の最高値を更新した。


<募集賃料&募集面積>




<福岡市 規模別 空室率>




<福岡市 全規模ビル 主要エリア 空室率>




<空室率の推移(6大都市 大規模ビル)>




<募集賃料の推移(6大都市 大規模ビル・主要駅前地区)>





三幸エステートHP:

https://www.sanko-e.co.jp/




三幸エステート株式会社について



三幸エステート株式会社(1977年5月17日設立)は、企業のオフィス戦略を総合的にサポートしています。最適なワークプレイスの検証・提案から、賃貸オフィスビルの選定サポートと仲介、プロジェクト遂行に不可欠なマネジネント機能の提供まで、オフィスに関するあらゆるニーズに幅広くお応えしています。

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