背景・概要：2025年5月のROS1サポート終了までに、ROS2へのシステム移行をご支援
多くのロボット開発に使用されているOpen RoboticsのプラットフォームROS1（Robot Operating System１）のサポートが、2025年5月をもって終了となります※1。
ROS1のサポート終了後は、バグ修正やセキュリティパッチが提供されないため、サイバー攻撃に対する脆弱性が増す可能性があります。また未解決の問題や旧式のテクノロジーが技術的負債となり、システムの更新や改良が難しくなる可能性もあります。
そこでパーソルクロステクノロジーでは、現在ROS1で制御しているロボットに対し、2025年5月のサポート終了時までに早期のROS2へのシステム移行をご提案します。
※1 Open Robotics公式Webサイト参照
https://wiki.ros.org/Distributions
パーソルクロステクノロジーのROS2移行実績について
パーソルクロステクノロジーはこれまで、多くのお客さまからのご依頼でROS1／ROS2を使用した産業用ロボット、自律移動ロボットなどの開発支援を行ってきました。またROS2が登場した2020年からは、お客さまのROS2移行支援も行っています。システム移行のノウハウがないお客さまはもちろん、新たな開発ではなく既存のプログラムを書き換える業務のため、社員に工数をかけられないというお客さまなどからのご依頼もいただいています。
ROS1／ROS2を使用した70件以上の開発実績と、ROS1からROS2に移行することによるメリット・デメリットなどをデータとして蓄積しているため、お客さまの案件に合わせたシステム移行のご提案が可能です。
＜ROS2移行実績の例＞
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自動搬送ロボット | SLAMパッケージのROS2移行 | Humble | 6カ月 |
サービスロボット | 経路計画ノードのROS2移行 | Foxy | 3カ月 |
工場搬送ロボット | SLAMパッケージのROS2移行 | Humble | 3カ月 |
自動運転カート | ROS2による屋内外搬送機能の開発 | Humble | 1年 |
サービスロボット | navigation、ros_controlのROS2移行 | Humble | 5カ月 |
監視カメラ | ROS2による撮影ノードの開発 | Humble | 3カ月 |
ROS1のサポートが終了する前に、移行業務はぜひ実績のある当社にお任せください。また移行はもちろん、パーソルクロステクノロジーでは、コンサルティングサービスや新規ソフトウェア開発、運用後のメンテナンスサポートなど、お客さまが導入されるロボットの活用シーンに合わせ、ROS2を用いたさまざまなご支援が可能です。
パーソルクロステクノロジーでは、このようにさまざまな技術とサービスを通じて、社会課題である生産性の向上に貢献してまいります。
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