荏原製作所(以下:荏原)は、従業員の育児とキャリアの両立支援に向けて、夏休み短期学童企画「えばランド」を、2024年7月29日(月)~8月2日(金)に開催します。なお、企業による学童保育企画は、国内大手ポンプメーカでは類を見ない新たな取り組みとなります。
1.背景
現在、共働き世帯やひとり親世帯など、家庭の状況は多岐に渡っています。当社は、長期ビジョン「E-Vision2030」における重要課題の1つに「人材の活躍促進」を掲げ、多様な社員が働き甲斐と働きやすさを感じて活躍できるよう、男性育休100%宣言への賛同やテレワークの推進など、さまざまな取り組みを進めてきました。さらに、「持続可能な社会づくりへの貢献」も重要課題に掲げ、積極的な社会貢献活動を推進しています。
このたび、従業員のさらなる働きやすさの向上および、荏原の社会貢献活動を従業員のお子さまにも体験いただける機会の創出を目的として、学校が長期休みに入るタイミングに合わせ、夏休み短期学童企画「えばランド」を開催します。
2.「えばランド」概要
目的:従業員エンゲージメントの向上と社会貢献活動の推進
日時:2024年7月29日(月)~ 8月2日(金)8:45~17:15 ※単日から参加可能
設置場所:荏原製作所 羽田本社内
対象者:荏原グループの従業員のお子さま(小学1年生~4年生)
定員数:各日とも約40人
利用料金:無料
協力会社:株式会社ポピンズエデュケア
3.主なプログラム
毎日異なるプログラムを組んで、社会貢献活動の体験や荏原の仕事の理解、食育や体育など、幅広い分野を楽しく学べるスケジュールにしています。
(1)おしごと年鑑
内容:書籍「おしごと年鑑」を使い、おしごと診断を実施。自由研究にも役立てる。
目的:荏原の仕事が社会に貢献していることを知ってもらう。キャリア構築のきっかけにする。
(2)絵本を送る運動
内容:公益社団法人シャンティ国際ボランティア会が提供する、絵本のキットを利用した工作プログラム。ミャンマーの難民キャンプに送るための絵本に、翻訳シールを貼る。
目的:「絵本を届ける運動」を通じて世界で起こっていることを知り、社会問題を考える機会をつくる。
(3)荏原クリニック(元プロスポーツ選手と遊ぼう)
内容:荏原がメインパートナーを務める女子プロバスケットボールチーム「東京羽田ヴィッキーズ」のコーチたちと一緒に、バスケットボールを使った運動を実施。
目的:お子さま同士の交流の輪を広げるとともに、バスケットとヴィッキーズのことを好きになってもらう。
(4)わくわくランチ
内容:羽田空港の飛行機がすぐそばに見える社員食堂で、楽しくご飯を食べる。
目的:食べることの大切さと楽しさを感じ、食べ残しがどんな影響を与えるかを学ぶ。
(5)社内ツアー
内容:自分の名前が入った名刺を持って、職場体験を行う。
目的:普段は見る機会の少ない会社で働く姿を通じて、家族のことをもっとよく知ってもらう。
(6)交通安全教室
内容:蒲田警察署協力のもと、パトカーや白バイの乗車体験と交通ルールの勉強を行う。
目的:自分の命と周りの人の命を守る行動を学ぶ。
4.ネーミングに込めた想い
今回の学童企画の名称は、荏原グループ全従業員を対象に公募を行い、計60件もの応募がありました。集まった名称案から従業員投票により最終候補を絞り、社名の「荏原」と楽しい場所のイメージがある「ランド」を組み合わせた造語で、ひらがなとカタカナで柔らかな響きを演出した「えばランド」に決定しました。
5.今後の展望
より多くの従業員の働きやすさ向上支援に拡げられるよう、今回の実施後に振り返りを行い、全社への展開拡大を検討していきます。さらに、今後は従業員のお子さまだけでなく、近隣地域のお子さまも対象にした開催も検討していきます。
荏原グループは、長期ビジョンと中期経営計画に基づいてESG 重要課題に取り組むことで、持続可能な開発目標(SDGs)の達成を目指し、企業価値のさらなる向上を図っていきます。
<ご参考>
期間中のタイムテーブル