■子どもの痛ましい事件に
心を痛めている人も多いはず
●家族、地域、社会が急速に変貌するなか、子どもの問題も複雑化しています。子どもの未来が絶たれる事件が報じられるたびに、「もっと何かできなかったのか」「自分にすべきことがあったのではないか」と心を痛める方も多いのではないでしょうか。
そういった困っている子どもを支援するために、子どもに関する困りごとを具体的にピックアップ、その解決方法を提案するのが本書です。
●発達障害、児童虐待・貧困、海外ルーツの学習支援、ヤングケアラー、心の病気・不調、いじめ、不登校、ひきこもり、妊娠、性暴力被害といった具体的な子どもの問題を、ケースごとに、どう困っているのか、どう支援していくのかを解説します。
また、経済的困窮・貧困家庭、ひとり親家庭、親への就労支援、DV被害、住まいの問題といった家庭の問題も取り上げています。
■具体的な支援につなげるためには?
●子どもを支援するためには、児童相談所、学校、保育園、幼稚園、こども園、行政機関、福祉関係機関などと連携、また、地域のネットワークを使い、支援していくことが大切です。本書では、ケースごとに、どの機関と連絡を取り合い、どのような支援をしていくのかを具体的に解説しています。
困難を抱える子どもたちが、一人でも多く、支援につながる、それが本書の願いです。
【目次】
1章 すべての子どもの健やかな成長のために
2章 子どもからのサインを支援につなげる
Issue 1 発達障害
Issue 2 児童虐待・貧困
Issue 3 海外ルーツの学習支援
Issue 4 ヤングケアラー
Issue 5 心の病気・不調
Issue 6 いじめ、不登校、ひきこもり
Issue 7 妊娠、性暴力被害
3章 家庭の困りごとを確実にキャッチする
Issue 1 経済的困窮・貧困家庭
Issue 2 ひとり親家庭
Issue 3 孤立傾向の母親
Issue 4 成人家族の病気・障害
Issue 5 兄弟姉妹の病気・障害
Issue 6 親への就労支援
Issue 7 DV被害
Issue 8 住まいの問題
Issue 9 子育てが困難
Issue 10 養護施設の入所・退所後
Issue 11 外国籍・無戸籍
4章 支援で壁にぶつかったときには
【監修者紹介】
櫻井 和典(さくらい かずのり)
社会福祉法人和枝福祉会理事長。社会福祉法人ル・プリ理事。障碍者施設、高齢者保護、保育園、児童施設の施設長を歴任後、法人理事長に就任し、現在に至る。
廣瀬 貴樹(ひろせ たかき)
一般社団法人かけはし代表理事。元横浜市立小学校教員。生きづらさを抱えている子どもたちに寄り添いたいと14年間の教員生活を経て、子どもの居場所「かけはし」を開設。
【書籍情報】
『SOSを見逃さず、支援につなげる! 子どもを守るセーフティネット』
監修者:櫻井 和典(さくらい かずのり)・廣瀬 貴樹(ひろせ たかき)
発行:ナツメ社
定価:1,760円(税込)
仕様:A5判/256ページ/2色刷
発売日:2024年6月18日
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【本リリースに関するお問い合わせ】
ナツメ出版企画株式会社 編集部
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