日本社会人アメリカンフットボールX1Areaリーグに所属する品川CC ブルザイズ(東京都品川区:以下、ブルザイズ)は、1868年に創設された、国内で最も歴史あるスポーツクラブであるYOKOHAMA COUNTRY & ATHLETIC CLUB(神奈川県横浜市:以下、YC&AC)と定期的なグラウンド利用に関する合意に達しました。これにより、ブルザイズはX1Superへの昇格を目指すと共に、40か国以上の国籍から構成されるYC&ACの会員の皆様への貢献と、国際交流を推進します。
1993年に創部したブルザイズは、2000年初頭より、JR品川駅港南口の公共施設のグラウンドを練習場所としておりました。しかしながら2020年のコロナウィルスの発生に伴い、同グラウンドの定期利用が困難となり、現在は、各地の公共・民間のグラウンドを利用しています。
その状況下、昨年ブルザイズがYC&ACのグラウンドを利用したことを契機に、両者の交流が一気に進展しました。ブルザイズが長年蓄積してきたノウハウを活かし、YC&ACの会員のご家族向けのフラッグフットボール教室、練習見学イベント等を行うことを通じて、YC&ACが目指す地域活性化・国際交流活動に貢献することに、手応えを感じました。
そしてこの度、2024年7月のYC&ACのグラウンド改修後、ブルザイズが定期的に同グラウンド、およびミーティングルーム、各施設等を利用することに双方合意しました。
【YC&AC 理事長 笹間 知志 コメント】
「弊クラブの定期利用により、品川ブルザイスの練習環境の向上、チームの強化に繋がってほしいと願っており、X1Super への道を駆け登っていくのを応援して参ります。地域に根付くブルザイズと連携を取れる事は大変嬉しく、練習会場の提供だけではなく様々なイベントを通じて交流をしフットボールの普及にも携わる機会になる事、楽しみにしております。」
【品川CC ブルザイズ GM 岸原 直人 コメント】
「国内で最も歴史のあるスポーツクラブであるYC&ACの施設を定期利用できることにより、練習環境が大きく改善する事を嬉しく思います。これにより、目標であるX1Super昇格の実現を加速します。
また、YC&ACでのフラッグフットボールイベント等を定期的に実施し、会員の方々との交流を通じて、地域活性化・国際交流に貢献します。
【品川CC ブルザイズについて】
1993年創部。1997年度からNFLのグリーンベイ・パッカーズの市民株主(オーナー)制度を応用した複数オーナー制度を導入。2022年度に品川カルチャークラブに合流し、「グレーター品川のヒーロー」をスローガンに、地域総合スポーツクラブとして活動するとともに、X1Super昇格を目指しています。
【YC&AC(公益社団法人横浜カントリー・アンド・アスレティッククラブ)について】
1868年(明治元年)にスコットランドの貿易商J・P・モリソンを中心に「Yokohama Cricket Club」創設。1884年Baseball Club, Rugby Club, Athletic Club と統合し、「Yokohama Cricket & Athletic Club (YC&AC)」に名称を変更をし、YC&ACの名称は今年で140周年を迎える。野球、ラグビーなどの国内普及に貢献し、88年(明治21年)にKR&AC(神戸レガッタ&アスレチック倶楽部)と日本最古のサッカー対抗戦を実施した。1912年の法人登記の際に現在の「Yokohama Country & Athletic Club」に名称変更。また、1934年(昭和9年)にはYC&ACの在日米人と東京学生連盟選抜軍が国内で最初のアメリカンフットボール公式戦を行っています。世界最古のサッカークラブで構成する「クラブ・オブ・パイオニアーズ」にも認定されています。YC&ACは、2.3ヘクタール以上の敷地を持ち、約650人の会員が40カ国以上にわたっています。公益社団法人として活動しています。
【お問い合わせ先】
品川CC ブルザイズ:
e-mail: info@bullseyes.net