1. 背景・目的
東庄町では、2023年4月に発足したDX推進係が中心となり、DXの取り組みを通じて庁内外における業務改善、課題解決、行政サービスの向上および職員の働き方改革を推進しています。
また、NTT東日本は「地域の未来を支えるソーシャルイノベーション企業」として、ICT(情報通信技術)やDXなどを活用した地域課題の解決や活性化および価値創造に取り組んでいます。
このたび両者は、東庄町の庁内外業務全般においてNTT東日本が推奨するDXツールを活用したデジタル化を加速させることで業務改善・効率化、コスト削減、職員の課題解決および負担軽減を図ることを目的に本体験会を開催しました。
本体験会では、「多くの職員が実際にDXに触れることが大切である」といった考えのもと、NTT東日本グループの社員より「DXとは何か?」といった初歩から理解を深めるプログラムを提供しました。また、デジタルに不慣れな職員でも、本体験会で展示する多様なDXツールを実際に見て、体験し、具体的にイメージすることで、その有効性や効果を実感する機会を創出しました。
これにより、各業務担当課における様々な課題を解決するためのツールとしてデジタルを活用する目線を養うとともに、業務改善への意識醸成や行動変容につながる人材育成をめざします。
2. 開催概要
(1)開催日時・場所
2024年7月4日(木)10:30~15:30
東庄町役場 公民館ホール(東庄町笹川い4713-131)
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座学 |
体験会 |
第一部 |
10:40~11:00 |
11:00~11:50 |
第二部 |
14:10~14:30 |
14:30~15:20 |
※第一部と第二部は同様の内容です。 各部開催前後(10分間)に事前説明および振り返り、アンケート記入を実施しました。
(2)参加者
東庄町職員 80名
(3)説明者
NTT東日本およびNTT東日本グループ企業の社員 20名(体験会説明員を含む)
(4)実施プログラム
①座学
テーマ 「DX とは何か? DX 活用で事務処理・情報発信・共有を効率化しよう!」
自治体DXの定義や進め方、NTT東日本が展開するDXソリューション事例や自治体でのICT活用事例等を講義形式で紹介していただきました。
②体験会
座学終了後、体験コーナーにて以下に代表される各種ツールに関する実物展示及びデモ・利用体験を受けながら、自担当の業務にどう役立つのかを相談することで、DXに対する見識を広げることができました。
〇シン・オートコール※1:発災時や特殊詐欺への注意喚起、納税時期の通知など、住民に対する自動架電・SMS通知による迅速な情報伝達および情報到達状況管理
〇みえる通訳※2:様々な言語の自動翻訳で外国人の来庁時も安心
〇kintone※3:業務を効率化するアプリを簡単に作成
※1:「シン・オートコール」は、AIによる音声読み上げや録音した肉声により、固定・携帯電話への一斉情報伝達が可能なNTT東日本が提供するAWSを活用したソリューションです
URL)
https://business.ntt-east.co.jp/content/cloudsolution/column-473.html
※2:「みえる通訳」は、株式会社テリロジーサービスウェアが提供するサービスです
URL)
https://business.ntt-east.co.jp/service/mieru-tsuyaku
※3:「kintone」は、サイボウズ株式会社が提供するサービスです
URL)
https://business.ntt-east.co.jp/service/ohs/column/kintone-what-is/