ソーシャルグッドマーケット「Kuradashi」を運営する株式会社クラダシ(本社:東京都品川区、代表取締役社長CEO:河村晃平、以下「クラダシ」)は、昨年に引き続き、「Kuradashi」利用者を対象に、「物価高騰の影響によるSDGsの取り組みとライフスタイルの変化に関する調査」を実施しましたのでお知らせいたします。
【意識調査サマリ】
・昨今の食品の値上げが「家計に影響している方」やそれを受けて「よりお得に食品を購入したいと思うようなった方」は昨年調査に引き続き多数を占めており、「定額減税」のような支援策を踏まえても節約志向が継続
・商品を購入する際やサービスを利用する際にSDGsへの取り組みを意識しているとの回答は約半数で、一定の方が、物価高のなかでもSDGsへの意識を消費に取り込み
■意識調査実施の背景
サステナブルな商品やSDGsへの取り組みに関心がある方が増えている一方で、2024年も引き続き値上げラッシュがつづいています。政府は物価高の影響を受ける国民への支援策として、6月に「定額減税」を実施しましたが、大きな家計への補填にはならず、お得に商品を購入したいという方は増えており、節約のために低価格の商品やプライベートブランドに人気が集中するなど、消費者の消費行動が大きく変化しています。
※出典:帝国データバンク 「食品主要195社」価格改定動向調査 ― 2024年7月
https://www.tdb.co.jp/report/watching/press/pdf/p240610.pdff
クラダシは、ミッションを「ソーシャルグッドカンパニーでありつづける」、ビジョンを「日本で最もフードロスを削減する会社」と掲げ、持続的に社会課題の解決に取り組むビジネスを展開しています。フードロス削減を目指し、賞味期限が切迫した食品や季節商品、パッケージの汚れやキズ・自然災害による被害などが要因で、消費可能でありながら通常の流通ルートでの販売が困難な商品を買い取り、ソーシャルグッドマーケット「Kuradashi」で販売しています。また、その売り上げの一部でさまざまな社会貢献活動を支援しています。
引き続き、物価高や食品の値上げが「Kuradashi」利用者のSDGsへの取り組みやライフスタイルにどのように影響しているかを知ることで、今後の情報発信やサービス展開に役立てていきたいという目的から意識調査を実施し、利用者2,135名から回答が得られました。
■アンケート回答者の属性
【年齢】
19歳以下:0%|20歳~29歳:0.9%|30歳~39歳:7%|40歳~49歳:21.8%|50歳~59歳:37%|60歳~69歳:25%|70歳以上:8.2%|その他:0%
【性別】
男性:32.5%|女性:66.7%|その他:0.8%
【居住地】
北海道:3.7%|東北:5.2%|関東:48.7%|中部:15%|近畿:15.4%|中国:4.1%|四国:1.2%|九州・沖縄:6.7%|その他:0%
■調査結果
1.サービスや製品を購入する際、SDGsはその選択に影響しますか?当てはまるものを1つお選びください。(n=2,135/SA)
「まあ影響する」と回答された方が最も多く48.7%となり、「とても影響する」と回答された方は10.1%でした。約半数以上の方がSDGsへの取り組みを意識されていることが読み取れます。
2.積極的にサステナブルな商品を購入したいと思いますか?当てはまるものを1つお選びください。(n=2,135/SA)
「値段が高すぎると購入しない」という方が全体の70.2%となり、次いで「値段がやや高いくらいなら購入する」が23.8%となりました。興味関心はあるが、物価高などもありサステナブルな商品の購入のハードルの高さが読み取れます。
3.サステナブルな商品を選ぶ際に、譲れないものや諦められないものはどれですか?あなたの考えにあてはまるものをすべてお選びください。(n=6,186/MA)
「安全性」が最も多く73.8%となりました。次いで「おいしさ」が56.5%、「衛生面」が55.2%となり、サステナブルの商品を選ぶ基準として、おいしさよりも安全性や衛生面を気にされる方が多いことが読み取れます。
4.昨今の食品の値上げは、家計にどの程度の影響がありますか。(n=2,135/単一回答、以下SA)
「とても影響がある」と回答した方が46.3%、「やや影響がある」と回答した方が43.2%で、回答者全体の89.5%が家計への影響を感じているという結果でした。
5.昨今の食品の値上げを受けて、よりお得に食品を購入したいと思うようになりましたか。
(n=2,135/単一回答、以下SA)
「とても思う」と回答した方が72.1%、「まあ思う」と回答した方が26.0%で、回答者全体の98.1%がよりお得に食品を購入したいと考えています。昨年に引き続き値上げによる家計への影響が多くの方の消費意識にも変化を与えていることが読み取れます。
6.昨今の食品の値上げを受けて、お買い物する際にどのような変化が現れましたか?当てはまるものを1つお選びください。(n=2,135/SA)
「よりお得に購入できる方法や場所で食品を購入するようになった」と回答した方が43.7%、「明らかに価格が高騰した食材を購入する頻度を減らした」と回答した方は23.6%となりました。お買い物する場所、頻度を工夫している方が多いことが読み取れます。
7.昨今の食品の値上げを受けて、あなたの食生活はどのように変化しましたか。当てはまるものをすべてをお選びください。(n=3,296/複数回答、以下MA)
食生活の変化として「節約できる食材を使った料理を作る頻度が増えた」と回答した方が最も多く46.9%でした。次いで「外食する頻度が減った」が29.6%、「安い惣菜や冷凍食品を利用する頻度が増えた」が26.7%でした。節約を意識して料理をされる方が増えているのがわかります。
8.定額減税が6月にあり、1人年間4万円の減税となり家計の負担の減少となりますが、 その使い道として最も関心があるものは何ですか。当てはまるものを1つお選びください。(n=2,135/SA)
政府の物価高対策として始まった定額減税ですが、「補填にしかならないので、引き続き節約をする」と回答した方が半数の51%となりました。物価高などが続く限り、引き続き節約される方が多いことが読み取れます。
9.値上げとともに、規格外品や訳あり品、未利用魚などが注目されています。これらの購入についてあなたの考えにあてはまるものをすべてお選びください。(n=4,981/MA)
「味や品質に問題なければ形など気にしない」方が93%と最も多く、次いで「賞味期限が短くても気にしない」と回答した方が70.4%となりました。賞味期限内でかつ品質などに問題がないのであれば、お得な商品を購入したいと多くの方が考えていることが読み取れます。
■調査概要 (有効回答:2,135名)
調査名:「物価高騰の影響によるSDGsの取り組みとライフスタイルの変化」に関するアンケート
調査目的:昨今の食品の値上げが「Kuradashi」利用者のライフスタイルにどのように影響している
のかを知り、今後の情報発信やサービス改善に役立てる。
調査方法:インターネット調査
調査期間:2024年6月18日(月)~2024年6月27日(木)
※百分率(%)は小数第二位で四捨五入し、小数点第一位までを算出しています。
※百分率の合計値が100%とならない場合があります。
■楽しいお買い物で、みんなトクするソーシャルグッドマーケット「Kuradashi」とは
Kuradashiは、フードロス削減を目指すショッピングサイトです。まだ食べられるにも関わらず捨てられてしまう可能性のある商品などをお得な価格で販売し、売上の一部を環境保護・災害支援などに取り組む様々な団体に寄付することで、SDGs17の項目を横断して支援しています。
いろいろな掘り出し物が見つかる、楽しくてお得なお買い物が社会の徳に繋がる、そんなソーシャルグッドマーケットです。
URL:
https://www.kuradashi.jp/
■株式会社クラダシについて
代表者氏名:河村晃平
設立:2014年7月
本社所在地:〒141-0021 東京都品川区上大崎3丁目2-1 目黒センタービル 5F
URL:
https://corp.kuradashi.jp/
【サービス紹介】
・ソーシャルグッドマーケット「Kuradashi」:
https://www.kuradashi.jp/
・クラダシが自社で運営する「クラダシ基金」:
https://www.kuradashi.jp/fund
【2024年3月末時点の主な累計実績】
・フードロス削減量:22,356トン ・経済効果:108億7,737万円
・CO2削減量 :59,267t-CO2 ・支援総額:136,902,605円
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「Kuradashi」、「1.5次流通」、「もったいないを価値へ」は株式会社クラダシの登録商標です。
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