瓶入り乳製品の品数日本最多※1、有限会社山村乳業(本社:三重県伊勢市大世古3丁目5-8、代表取締役社長:山村豊裕、以下弊社)は、 2024年6月12日より直営のミルクスタンド「山村みるくがっこう 外宮前店・内宮前店(以下弊店) )」にて販売する日本初※2となる”牛乳パック入り“かき氷「山村氷(やまむらごおり)」がおかげさまで販売初月、想定の2倍以上の売上を記録し、さらにお客様にご満足をいただくべく1,000食限定で山村氷にメロンをトッピングし7月15日より500円(税込)で販売を開始します。この取り組みは、三重県伊勢市で人気のアパレルセレクトショップ「KNOCK OUT(ノックアウト)」とのコラボレーションです。KNOCK OUTからトッピング用のメロンを提供いただき、山村氷の牛乳パック側面でKNOCK OUTをPRします。このコラボレーションは、最近の物価高やかき氷の高級化を背景に、「お店の味をワンコインで」という商品コンセプトに共感いただいたことで実現しました。弊社は本コラボレーションを「粋コラボ」と称し、物価高への対応策(新たなビジネスモデル)として提案し、広く取り組みを周知してまいります。
※1自社調べ(2023年12月時点)
※2自社調べ(2024年5月時点)、日本国内で販売されるかき氷の中で
山村氷とは
山村氷は、「お店の味をワンコインで」をコンセプトに開発した弊店初のかき氷メニューです。濃厚な練乳がたっぷりかかったふわふわで口どけの良い氷の上には、大人気の山村ソフトクリームとダイスカットされた白桃、パイナップル、みかんがトッピングされています。また、氷の中には山村ソフトクリームとつぶ餡を挟み、底にもフルーツを敷き、飽きがこない味わいになるよう工夫しました。
練乳と⼭村ソフトクリームに使⽤される⼭村⽜乳は弊社の看板商品です。低温でじっくり殺菌するからこその⽜乳本来の豊かなコクや芳醇な⾹りが特徴です。⽜乳屋ならではのかき氷を作りたいという想いから、弊社自慢の商品を贅沢に使用しました。さらに、⼭村氷は、⽇本初の⽜乳(紙)パック⼊りかき氷であり、このアイデアはワンコインでも見劣りしないというインスタ映え時代ならではの観点から採用されました。
開発背景
近年、かき氷は海外からの出店や専門店の増加、「映え」を意識した華やかでボリューム感のあるかき氷が次々と登場し、従来の屋台のかき氷とは一線を画しています。しかし、その影響でかき氷は高級化し、気軽に楽しむことが難しくなり、物価高も相まって2,000円を超えるものも珍しくありません。弊社の調査でも、「最近のかき氷は高い」や「量が多い」との声が多く寄せられました。
このような背景を踏まえ、弊社ではワンコインで楽しめるかき氷に潜在的なニーズがあると考え、2023年9月から「山村氷」の開発を始めました。内容量を適量にすることに加え、練乳など主要材料を内製化し、費用を抑えながらも、牛乳屋ならではの特徴あるかき氷を目指しました。なお内製化に際しては、生成AI「ChatGPT」を活用し、不足する知識を補完しました。
しかし、コストを抑えることに注力すると見た目が地味になってしまうという壁に直面しました。特に、多数の店舗がかき氷を販売する「伊勢神宮」参道では、これは大きなハンディキャップとなりました。その後、3ヶ月が経過し良いアイデアが浮かばない中、ある日弊社の500ml牛乳パックを容器として利用するアイデアが浮かびました。調査の結果、日本では牛乳パックに入ったかき氷は存在せず、プラスチック容器よりも熱伝導率が低いため、炎天下での食べ歩きにも適していることが分かりました。
こうして誕生した「山村氷」、ぜひ高価格や大容量に抵抗のあるお客様や、ソフトクリームとかき氷を両方楽しみたいお客様、さらには珍しいものを試したいお客様など、様々な方にお楽しみいただきたく思っております。
山村みるくがっこうとは
牛乳や牛乳を使った商品のおいしさと牛乳にまつわる文化をご体験いただきたい、そんな想いで山村みるくがっこうと名付けました。昔懐かしいミルクスタンド形式での販売を基本として、外宮前店はテイクアウトの専門店、内宮前店はテイクアウトに加えイートインスペースを設けています。両店舗ともに懐かしさを感じる店構えを大切に、ショーケースにも色とりどりな瓶入り乳製品を陳列しています。その他、弊社の牛乳瓶を活用した照明や瓶入り乳製品の蓋の展示、机や椅子には実際の学校の机や椅子を使用するなど、非日常を提供する特別な空間に仕上げました。ご来店いただくお客様は20代、30代の男女に加え、ファミリー層、伊勢市在住の方など幅広い年代・性別にわたり、年間12万人以上のお客様にご来店いただいています。
販売しているのは看板商品である山村牛乳や山村ヨーグルト、山村ぷりんなど各種乳製品に加え、年間7万食以上を販売する人気No.1メニューの山村ぷりんソフトなど弊社が製造する様々な乳製品を販売しています。
山村みるくがっこう店舗紹介:
https://yamamuramilk.co.jp/?mode=f1
KNOCK OUT(ノックアウト)とは
三重県伊勢市にて1995年創業のセレクトショップ。国内ドメスティックブランドから、インポートブランド、US古着などや国内外から集められた雑貨なども幅広く展開するセレクトショップ。
店舗所在地:〒516-0074 三重県伊勢市本町6-4シャレオサエキ1F
TEL:0596-22-8529
URL:
https://www.knockout-web.jp/
山村乳業とは
山村乳業は、1919年(大正8年)に三重県宇治山田市(現伊勢市)で創業した乳製品メーカーです。2019年に100周年を迎え、現代表の山村豊裕は三代目です。今では珍しくなった瓶容器での製造を創業以来大切に守り抜き、看板商品の「山村牛乳」をはじめ、「山村コーヒー」、「山村フルーツ」、「山村ヨーグルト」、「山村ぷりん」に加えアイス、菓子などお客様の声にひたむきに向き合う中で、18品目60種類の商品を製造・販売、その中で瓶入り乳製品は14品目47種類を数え、日本最多の商品ラインナップを展開しています。
長きにわたり大切にしているのが牛乳の味わいと風味を左右する殺菌方法で、弊社はパスチャライズ殺菌を採用しています。パスチャライズ殺菌は人体に有害な菌を死滅させつつも、牛乳中のタンパク質はほとんど熱変性しないため、カルシウムと共に体内でゆっくり消化吸収されます。加えて、牛乳本来の味わいと風味が保たれます。例えるなら“お米を鉄釜で炊くか、アルミ鍋で炊くか”の違いと言えます。高温・短時間のアルミ鍋と比較し、低温・長時間の鉄釜のお米がおいしいように、牛乳も同じことが言えます。85℃15分間のパスチャライズ殺菌が山村牛乳のおいしさの秘密です。なお、山村牛乳と山村ヨーグルトは特徴ある優れた産品を三重県と食に精通した有識者などが選ぶ、みえの食セレクション選定品です。
販路に関しては、伊勢市内およびその近郊への宅配に加え、山村乳業の直売店である「山村みるくがっこう 外宮前店・内宮前店」、「山村乳業アイス工房直売店」のほか、スーパーマーケット、百貨店、三重県のアンテナショップ「三重テラス」、伊勢志摩地方のホテル・旅館、公式通販など幅広く展開しています。
会社概要
商号:有限会社山村乳業
代表者:山村豊裕
所在地:〒516-0079 三重県伊勢市大世古3丁目 5-8
創業:1919年
事業内容:乳製品の製造・加工販売、店舗経営
資本金:300万円
URL:
https://yamamuramilk.co.jp/