オークションに出品される約600点の中には、『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』でレイア姫がジャバ・ザ・ハットの奴隷として着ていた金属ビキニ、『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』でデス・スターの撃墜に貢献したYウイング・スターファイターを中心に『スタートレック:ヴォイジャー』の「フラッシュバック」を墜落させたUSSエクセルシオールが見どころです。また、映画監督のスタンリー・キューブリック氏とSF作家のアーサー・C・クラーク氏による『2001年宇宙の旅』の初期の台本、イラストレーターのジョン・アルヴィン氏が『ブレードランナー』のポスターのために描いたオリジナルのコンセプトアートなども用意されています。
ヘリテージ・オークションズのエグゼクティブ・バイス・プレジデントのジョー・マッダレーナ氏によるコメント
「ヘリテージがこれまで何度も行ってきたように、一堂に会することのなかった最も重要な文化財を一堂に集めました。そうすることによって、これらのSF映画やテレビ番組がいかに私たちの世界に対する見方や考え方を形成し、影響力のあるものかを再認識することができます。」
*日程は、米国テキサス州の現地時間です。
■Yウイングがヘリテージに登場
『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』でデス・スターの撃墜に貢献したYウイング・スターファイターです。ジョージ・ルーカス氏がスター・ウォーズのために雇った最初のアーティストの一人である、模型職人のコリン・キャントウェル氏がデザインしました。
約65.9cm×36.8cm×11.4cmのこのミニチュアは、映画のために作られた2体しかないヒーローモデルのうちの1体です。近くで見られることを意図して製作されているため、デザインやコンセプトにはたくさんのこだわりが詰められており、ファンに愛されている商品の一つとなっております。
■『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』”スレイブ・レイア”の衣装
一定のファン層から支持されているこの衣装はフランク・フラゼッタ氏にインスパイアされ、ニロ・ロディス・ジャメロ氏がデザインし、リチャード・ミラー氏が樹脂とウレタンで彫刻しました。
このコスチュームは、単なる衣装としてとどまることはなく、各所で文化戦争に巻き込まれるほどの象徴的なアイテムとなっております。「スター・ウォーズの奴隷レイアは攻撃的か、それともフェミニストか」というエッセイが書かれ、2016年に発売されたハリウッド・レポーター紙では「1983年のデビュー以来、論争と魅了を巻き起こしてきた」と指摘しています。
■『スタートレック:ヴォイジャー』のUSSエクセルシオール
スタートレック・ファンにとって欠かせない『スタートレックIII/スポックを探せ』でスペースドックに帰還したUSSエクセルシオールです。
今回のオークションに出品される全長167.6cmのライトアップされたUSSエンタープライズは、グレッグ・ジーン氏と熟練の模型製作者であるルー・ズタヴァーン氏とのコラボレーションによるものです。グレッグ・ジーン氏が製作したお蔵入りになった船体をルー・ズタヴァーン氏が数百時間費やし、エンタープライズ号として作り直しました。
■ジョン・アルヴィン氏による『ブレードランナー』ポスターアート
多くの人の心を掴んだ2019年のディストピア的でめまぐるしいロサンゼルスが舞台の『ブレードランナー』のポスター。アルヴィン氏は『ブレージング・サドル』でキャリアをスタートさせ、『E.T.』のポスターに魔法のタッチを施し、その後『ロード・オブ・ザ・リング』3部作、『ハリー・ポッター』、『ライオン・キング』のポスターなどを幅広く手掛けました。1989年にクライテリオン・コレクションのレーザーディスクのジャケットとして使用された、このポスターのアルヴィンのオリジナル・コンセプト・アートが待望のオークション・デビューを果たします。
このオークションには他にも、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のサイン入りポスター、アベンジャーズのサイン入り『キャプテン・アメリカ』のシールドのレプリカや『ホーム・アローン』のケヴィン役マコーレー・カルキンのコスチュームなどが多数出品されています。
その他アイテムはこちらよりご覧ください:
https://entertainment.ha.com/c/auction-home.zx?saleNo=7361
【ヘリテージ・オークションズ(Heritage Auctions)について】
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