熊本県立宇土中学校・高等学校では、SSH(スーパーサイエンスハイスクール)第Ⅲ期の研究開発課題を「ウェルビーイングを目指し、UTO-LOGICを駆使して新たな価値を創る科学技術人材の育成」とし、全校体制で社会と共創するカリキュラムマネジメントに挑戦しています。
成果発表とともに宇宙をジブンゴトにする学びを深めるために、7月23日(火)に「UTO Well-Being探究Award2024」を開催いたします。
UTO Well-Being 探究 Award2024
熊本県立宇土中学校・高等学校は創立100年を超える歴史ある学校で、イノベーティブな創造・挑戦・感動の教育活動を通じてグローバル人材の育成等に力を入れています。
「学校、国や地域、世代を超えた多様な皆様と交流したい。」「交流を通して宇土を、世界を、宇宙をジブンゴトにしたい。」「ウェルビーイングについて皆様と一緒に考えたい。」そのような趣旨で、「UTO Well-Being探究Award2024」を開催する運びとなりました。
「UTO Well-Being 探究 Award 2024」では、高校全生徒が取り組む「総合的な探究の時間」を代替する学校設定科目「ロジックプログラム」、中学校全生徒が取り組む体験活動「宇土未来探究講座」、全教科で取り組む探究の問いを創る授業、科学部をはじめとする部活動等の多様な「探究の学び」を披露し、多様な方々との交流を通して学習活動のブラッシュアップを図りたいと考えています。
当日は、県内外の「探究の学び」に興味関心をお持ちの方、小・中・高・特別支援学校の児童・生徒、保護者、教職員、大学、専門学校等の教育機関、研究機関、行政および企業関係者等、どなたでも参加可能です。オンラインでの視聴も可能ですので、全国各地からご参加いただけます。
<開催概要>
▪開催日時: 7月23日(火)9:40~16:10
▪参加費: 無料
▪会場: 熊本城ホール(熊本県熊本市中央区桜町3−40)
▪内容:
【午前】
・生徒探究活動・課題研究発表
・講演会「宇宙の扉を開こう―見て 考えて そして―」
JAXA(宇宙航空研究開発機構)社友、koshoya2020代表 柳川孝二様
【午後】
・グローバルパネルディスカッション
「海外の卒業生と本校生徒を結んで宇宙をジブンゴトにする」
・生徒探究活動・課題研究発表
・ウェルビーイングトークライブ
「データサイエンスとITのめざましい進歩、そしてAI万能の時代がくるのだろうか?」
熊本大学大学院先導機構
フロンティアデータサイエンス化血研寄附講座 特任教授
理化学研究所客員研究員 理学博士 中村振一郎 様
参加申し込み▼
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdwOqEpc1yYKA1elux3vaBuPq-UVQ7XgTD3Z9ZoBMk8Eiee8A/viewform
小・中・高・特別支援学校の児童・生徒、保護者、教職員等、多くの皆さんのご来場をお待ちしています。
講師紹介
◆柳川 孝二
JAXA社友 Koshoya2020代表
<経歴>
1951年 東京生まれ。
1977年 早稲田大学物理学修士修了後、宇宙開発事業団(現JAXA)入社。
ロケットエンジンLE-5開発、国際宇宙ステーションの利用、宇宙実験、NASAジョンソン宇宙センター駐在、有人宇宙技術開発、宇宙飛行士の訓練や搭乗調整を担当。2008年 宇宙飛行士選抜を担当。2017年 JAXA社友、Koshoya2020代表。
<著書>
「なぜ、人は宇宙をめざすのか」(共著、誠文堂新光社)
「宇宙飛行士という仕事」(中央公論新社2352) など多数
◆中村 振一郎
熊本大学大学院先導機構
フロンティアデータサイエンス化血研寄附講座 特任教授
理化学研究所客員研究員 理学博士
<経歴>
1952年 熊本県天草生まれ
1980~84年 早稲田大学から転入しストラスブール大学、フランス国家博士号(理学博士)
1984~86年 分子科学研究所研究員(諸熊奎治 教授)
1986年 三菱化成(現三菱ケミカル)途中入社
2000年 計算科学研究所長
2007年 三菱化学フェロー
2009~13年 東工大生命理工・教授
2011年~ 理研・特別招聘研究員
2022年~ 熊本大学特任教授
<主な公的活動>
フォトクロミック動作系の徹底解剖
(1999~2002ACT-JST代表研究者)
フォトクロミック分子を機能させる場の研究
(2004~2008 CREST 代表研究者)