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【調査概要】
〇調査対象-「日本の国防問題に興味・関心を持っている方」
〇有効回答-250名
〇調査主体-株式会社ドリームプランニング
〇調査方法-インターネットによるアンケート調査
〇調査期間-2024年6月20日~6月21日
日本の土地を買いあさる外資をどう思う?
★ 第1位 不安に思っている ★
6割超が「何に使われるかわからず不安」
日本の土地を外資が買いあさっていることについて調査したところ、6割超の方が不安を感じている結果となりました。
文化も習慣も異なる外国人が、購入した土地をどのように使うか分からない点が大きな原因となっているようです。
法令等に抵触しない限りは購入した土地や建物で何をしても自由ですが、やはり在来の地域コミュニティは尊重して欲しいのが地元民の心情でしょう。
「土地活用も公共の福祉が最優先されるべきなのでそれほど心配はしていないです(50代・男性)」
性善説にもとづいて外国の方を歓迎するコメントもありましたが、文化や習慣が異なる方に「公共の福祉」を徹底するのは簡単ではありません。
現に一部の国や民族の方々が日本の地域社会と協調せず、全国各地でトラブルを起こしている報道等に接すると、不用意な受け入れはお互いに不幸な結果をもたらすのではないでしょうか。
また、約2/3以上の方が「不安に思っている」という現状に対して、政府はもっと真剣に耳を傾けるべきだと思います。
【1位「不安に思っている」を選んだ方のコメント】
「異文化交流は必要だけど、根本は文化の違いは大きいのである程度の距離感は必要なのではないかな。(50代・女性)」
「海外資本による日本の土地の買い占めは、サイレントな「経済的侵攻」だと考えて、規制を設けるべきだと思う。(50代・男性)」
「最悪国土を奪われる可能性があるため危険だと思います。法令での規制が必要だと思います。(40代・女性)」
「日本の水源は、かなり海外から狙われているのは実感している。(40代・女性)」
奪われていく水源・国防力・自然文化
土地を買う自体は誰でもできることですが、その相手や目的によっては将来に深刻な禍根を残してしまいます。日本は世界でも有数の水資源国であり、豊かな水源地域を外資が買い漁っている報道に多くの方が懸念しているところです。
【2位「水源を奪われるのは危ない」を選んだ方のコメント】
「なぜ日本政府が水源を守らないのか不思議でならない(40代・女性)」
「水資源は人間の生存に不可欠な国民の財産であるし、基地などの軍事施設も、国民の生命を守るための重要な資源である。したがって、これら資源を脅かすような土地の買収については、外国の個人や法人などに許すべきではない。(50代・男性)」
人間の生存に必要不可欠な水を奪われることが何を意味するのか、いざ有事にたやすく奪還できるものではないでしょう。
また自衛隊施設や米軍基地の付近など、日本の国防上必要不可欠な場所を外国資本に買い占められてしまうことも大きな懸念となっています。
【3位「国防上重要な土地を売るべきではない」を選んだ方のコメント】
「外資参入で市場が活発になることはいいが、参入する企業などについて安全保障の観点から問題無いと判断される場合のみ参入していいと思います。(30代・男性)」
「基地や情報を保有している土地の付近の土地は利用(目的)を明確にすべし(70代・男性)」
一定の警戒を示すコメントもあったものの、購入時だけ無害を偽装することは容易にできますし、いざ購入してしまえば契約を反故にするなど珍しいことではありません。
また日本の豊かな自然を破壊し、自分たちのコミュニティを作って日本文化を否定する動きもあり、日本が日本でなくなっていくことを懸念する声も少なからず寄せられました。
【4位「日本の文化や自然が破壊される」を選んだ方のコメント】
「海外の文化が日本に入って来て伝統的なものがなくなると思うから(30代・女性)」
「中国人が日本に多く入ってきていることはスパイやリトルチャイナを増やす目的があると思われます。また、その中国人は日本の土地を買っていることは私の身近でも起きています。かなり警戒すべき点だと思います。(40代・女性)」
「豊かな自然を破壊しながら、領土を占領されているようなイメージがあります。(30代・男性)」
少数ながら肯定的な意見も
今回のアンケート調査では少数派でしたが、外国資本が日本の不動産を買いあさることについて「外貨参入で地元の雇用増に期待」「過疎化を防ぎ地域活性化に期待」「不動産価格を維持できる」など肯定的な意見もありました。
【第10位「不動産価格が維持できてよい」を選んだ方のコメント】
「少しでも土地が買われて、日本の経済が回ったほうがいいと思うから。(30代・男性)」
「日本の人口が減少する中で土地が有効活用されて価格が維持されるためにもメリットは多いと思います。(40代・男性)」
いずれも「お金が入ってくるのだから、誰が買おうと構わない」というものでしたが、物理的に土地をおさえられてしまうリスクについては、多くの方が危惧する通りでしょう。
日本を守れる政党は?
★ 第1位 日本を守れる政党はない ★
腐っても自民党?
「日本を守れる政党は」と聞かれたら、過半数の方が「そんなものはない」という回答でした。正直もっと多いと予想していましたが、支持政党への義理立てもあるのでしょう。
【1位「日本を守れる政党はない」を選んだ方のコメント】
「どの政党も自身の保身などしか考えていないように感じる。(40代・女性)」
「どの政党も目先の利益を最優先していて、本当に日本の将来に目を向けているのか、はなはだ不安です。国会答弁なども聞きますが、深い対話というよりは、目先の政権争いが第一の問題、という印象を持つことが多いです。(50代・女性)」
「政党は、政治とカネとしがらみにまみれて信用性がない。政党より、まずは国民一人一人の意識が重要だと思うから。(30代・女性)」
「憲法9条の改正と軍事費増額と外国人参政権反対を明言している政党が思いつかないから。(30代・男性)」
政党を選んだ中では自由民主党が最も多く22.4%、4~5人に1人が自民党なら日本を守ってくれるであろうと回答しています。
【2位「自由民主党」を選んだ方のコメント】
「自民党なら守れるというよりも、他の党があまりにも頼りないために消去法的に選んだだけ。(50代・男性)」
「不満も大きいが、長年に渡る日米連携のノウハウや米(軍)からの信用、またスムーズかつハイレベルな軍事技術の供与実現等、利点が多いので現状致し方ない。(40代・男性)」
「自民党も外国人優先の考えで別の意味で危ないが、他の反日政党と違い、まだ日本そのものを護る意思をもった政治家がいる。(40代・男性)」
「消去法。自民党が特段いいとは思わないが他の政党には無理。(20代・男性)」
「ギリギリ自民党かな…という感じです。他の政党はもってのほか。国を売り渡されかねない。(40代・女性)」
コメントは基本的にどれを見ても「自民党には不満だが、他党はもっとダメなので、政権運営の実績がある自民党を選ぶ」という消極的な内容でした。
確かに政権運営の経験がない民主党(現:立憲民主党)の政権時代(2009年9月~2012年12月)をご記憶の方も多いのではないでしょうか。
当時は多くの方が「一度やらせてみよう。ダメなら戻せばよい」と言っていましたが、手痛い教訓となったはずです。
とは言え政権の座にあぐらをかいている自民党も困りもので、またお灸を据えてやりたくなる気持ちが解らないでもありませんね。
【3位「日本維新の会」を選んだ方のコメント】
「一番政党としては自民が強いが、今は何を言ってもダメな状態だと思っているので、できれば日本維新に国政を任せて国防も対策してほしいです。(40代・女性)」
「本来、議員数で圧倒する自民党であるべきですが、現在、その気も機能も欠如していると思います。(50代・男性)」
「ずっと自民党は保守政党だと思っていたけれども、どうやら違うのではと思うようになった。(40代・男性)」
3位の「日本維新の会」は、本来は自民党を支持政党としていたが、今の自民党ではとにかく不安という方からの支持を集めているようです。
むしろ気になる立民・れいわ・共産党の国防政策
日本を守るどころか、むしろ日本を外国に売り渡しそうというコメントもある立憲民主党・れいわ新選組・日本共産党。
各党の支持者から寄せられたコメントを見てみましょう。
【「立憲民主党・れいわ新撰組・日本共産党」を選んだ方のコメント】
「自民党はあまりにも過去のしがらみに捕らわれすぎであり、その悪い点が噴出しているのが今の状況。取って変われるのは立憲民主党しかないと思う。他は無理。(立憲民主党)」
「とりあえず自民党はダメ。統一教会の傀儡のようなものだった。立憲が良いというわけではないが、規模的に太刀打ちできる野党が立憲ぐらいしか無いので。(立憲民主党)」
……かつて政権の座についていた3年3ヶ月を忘れ、成長に期待している声も見受けられました。
「今一度、自民党を政権から下ろすべきだと思う。(れいわ新選組)」
「れいわ新選組は、外交を強化することを挙げているので、自分の考えと近いと思い選びました。(れいわ新選組)」
……自民党にお灸を据えるなら、インパクトの強いれいわ新選組に。という発想なのでしょう。
「憲法9条を維持することで他国から攻められないような国にするしかないと思います。(日本共産党)」
「憲法改正を否定し、9条を守ろうとする動きが感じられるからです。(日本共産党)」
……基本的には憲法9条が日本を守るという思想が根底にあります。こちらが攻めなければ向こうも攻めてこない。
本当にそうなってくれればいいのですが……。
その他の選択肢も気になる
既存の国政政党以外に「その他」を選んだ方は、どのような考えを持っているのでしょうか。
具体名が挙がったのは「日本保守党」2名(0.8%)と「新党くにもり」1名(0.4%)。
これら以外に「核保有に向けて必要な法改正を行うことが出来る政党」など、現状の国防政策に歯がゆさを感じて極右勢力の台頭を望む声も聞かれました。
極右勢力であれば参政党もあるのですが、譲れない政策的な違いがあるのでしょう。
他にも政党という枠組みにとらわれず、国防に高い意識を持つ政治家グループによる施策を望む声もあります。
「どの政党にも強く国防を考えている人がいると思う。が一方で、政党の考え方がそれに合致しないこともある。政党を超えて国防に関して意識の高い人達のグループをしっかり作ってほしい。政党のあり方を考え直さなければならない。(50代・男性「その他」と回答)」
まとめ
今回は日本の国防問題に興味関心のある方250名を対象にしたアンケート調査の結果を発表・考察してまいりました。
日本の土地が外資によって買い漁られ、いわば経済的な侵略が進む中で、過半数の方が既存の政党に期待できない苛立ちが伝わる結果となっています。
とは言え日本を諦める訳にもいかないので、これからも国防政策について各党から建設的な提言を期待したいところです。
ドリームプランニングでは、これからも国防問題に関する様々な視点からアンケート調査を実施・発表してまいりますので、皆様のご参考にしてください。
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株式会社ドリームプランニングは「横浜から世界一を目指す」「不動産のあらゆる問題を解消し、人々の幸せと喜びを追求する」社是にもとづき、負動産再生を通じて日本の社会課題に取り組んでいる不動産ベンチャーのパイオニアです。
■会社概要
社名 :株式会社ドリームプランニング
所在地 : 〒231-0023 神奈川県横浜市中区山下町252 グランベル横浜ビル10F
電話番号 :045-641-5480
代表者 : 代表取締役 髙橋樹人(たかはし たつひと)
設立 : 2005年7月