森永製菓株式会社(東京都港区芝浦 代表取締役社長・太田 栄二郎)は、陸上・女子やり投の北口榛花選手、男子110メートル障害の村竹ラシッド選手とゼリー飲料のトップブランド「inゼリー」やプロテインバーの「inバープロテイン」など「inブランド」商品、ならびに「ハイチュウ」や「ラムネ」など菓子の提供を中心としたサポート契約を締結しました。当社は30年以上スポーツ栄養学の研究や商品開発、ならびにトップアスリートへのトレーニング指導を行っており、「森永製菓inトレーニングラボ」にそのノウハウを集積しておりますが、世界で戦う北口選手・村竹選手の一助となるよう、ニーズに合わせたサポート体制を構築してまいります。
北口選手は2023年の世界選手権で女子トラック&フィールド種目において日本女子選手が初の世界一に輝いた際、コーチのディヴィッド・セケラック・コーチが試合中にハイチュウを食べていることが話題になったことで北口選手とのリレーションが徐々に深まり、今回の契約締結となりました。 今後は「inゼリー」の提供を通じ、選手ご自身の試合中のエネルギーチャージのサポートも行ってまいります。
村竹選手は学生時代より、「inゼリー エネルギーブドウ糖」や「マッスルフィットプロテイン」などを使用してくださっており、社会人アスリートになるタイミングで、食事や栄養についても体系的に取り組みたいご意向をいただき、サポート契約につながりました。
商品提供のみならず、競技力向上の支援として「森永製菓inトレーニングラボ」施設の利用、マンツーマンでのトレーニングや、食事栄養サポートなど、森永製菓のノウハウを集結し、選手の自己ベストへの挑戦を全力でサポートいたします 。同時に、東京2025年世界陸上オフィシャルサポーターとして、世界や日本の陸上競技界の発展に寄与していきたい所存です。
【北口選手コメント】
今回、サポート契約のお話をいただき、小さい頃からバドミントンや水泳といったスポーツをずっとやってきており、試合と試合の間にinゼリーを飲んでいたので、すごく嬉しかったです。
【村竹選手コメント】
学生時代から「inゼリー」など使用していたため、今回サポートいただけることになり、大変嬉しくありがたいと思っています。これからも世界の舞台で結果を出せるように挑戦してまいります。応援よろしくお願いいたします。
【北口選手インタビュー】
――――セケラックコーチが前回の世界選手権で北口選手の試合中にハイチュウを食べていたことがきっかけで契約に至った感想をお聞かせください。
実は世界選手権の前からハイチュウを(練習拠点の)チェコに持って行っており、海外ではハイチュウのような優しい味のソフトキャンディはなく、噛めることもあり、コーチがストレス解消になると言っていたので、日本から海外へ行く際はハイチュウを持って行っています。
世界選手権の前からなぜか私よりコーチの方が緊張しているので、緊張を紛らわすためにコーチはハイチュウを食べていました。
コーチにはあまりあげた覚えがないのですが、マンゴー味が好きなようです。笑
私は「すッパイチュウ」のレモン味が好きです。コーチだけではなく、海外の選手にも試合で会った時にハイチュウを渡しています。
――――森永製菓inトレーニングラボを使用した感想をお聞かせください。
クローズドな環境で練習が出来るのはトップ選手にとって、とても重要なことだと思います。施設が充実しているので、日本にいる時は使用できたら良いなと思います。また食事もとても美味しく、トレーニング後にすぐ食事できる環境もとても良いと思いました。
――――シーズン中の食生活はどのようにされていますか。
シーズン中の試合前はあまり気にせず、遠征先の有名なものを探して食べることが多いです。ただなかなかご当地のものに出会えないことも多く、カフェでコーヒーを飲みながらお菓子などを食べることの方が多いです。
――――inゼリーやinバープロテインはどのようなシーンで活用していますか。
やり投の試合時間は2時間以上かかることあったり、試合時間がご飯時だったりするので、試合会場に持ち込み、試技の間に飲んだり、食べたりすることが多いです。普段は「inゼリーエネルギー」を飲むことが多いですが、夏は塩分がプラスされている「inゼリー エネルギーレモン」を飲むことが多いです。
――――オフの過ごし方や最近の趣味を教えてください。
オフの日はずっと寝ていることが多いです。笑
あとはちょっとお散歩に行くことも海外では多いです。
――――日本選手権でヘアスタイルが話題になりましたが、ヘアカットをしている場所を教えてください。
練習拠点のチェコはチェコ語なので、細かいオーダーが出来なかったり、すきばさみがなく真っすぐになってしまったりします。
何回かチェコで切ったこともありますが、必ず真っすぐになってしまうので、一時帰国した際は美容室に行っています。
その際は「あと何か月は来られない」と伝え、美容師さんと相談しながら決めています。
今回の日本選手権前は美容室に行くことが出来ず、ぼさぼさの状態で試合に臨むことになってしまったので、ネットで見よう見まねでセットしてみました。
――――大切にしている言葉を教えてください。
大切にしている言葉は「笑顔」です。
競技をしていて、辛いことやきついシーンがありますが、きついシーンを見て憧れてもらえることは少ないかなと思います。
楽しく競技をしている姿がないと子供たちなどやり投をやってみたいなと思う人が出てこないと思うので、笑顔を大切に競技するようにしています。
――――今後の目標を教えてください。
今後の目標は「真の世界一」です。昨年は世界選手権で一番になれましたが、本当の世界一はまだまだ遠いと思っています。
例えば、世界記録に挑戦していきたいし、もっとたくさんの世界大会で一番になれるように頑張りたいと思います。
――――やり投を観戦する上での注目ポイントは?
一番は「やり」が飛んでいくきれいな放物線が見どころです。
もう少しマニアックなポイントは「やり」は多少素材や中の硬さは異なりますが、600gという規格内のものを選手みんな投げており、選手によって助走のスピードが速かったり、私の場合はしなやかさで「やり」を投げていたりと同じものを遠くに飛ばすという目的があるにもかかわらず、色々な個性が出る点が面白いと思います。
――――全国の陸上ファンにメッセージをお願いします。
いつもご声援ありがとうございます。
日本で試合する機会は減ってきてしまっていますが、会場だったり、SNSだったり、画面越しだったりで応援してくださっている皆さんの応援は力になっているので、これからも応援よろしくお願いします!
【森永製菓inトレーニングラボ】
inブランドが契約するトップレベルのアスリートを最先端のトレーニングや栄養指導などを通じてサポートする施設です。
トレーニング自体が目的ではなく、あくまで「パフォーマンスを最大限に発揮すること=理想の動きを実現すること」を目的にしており、トレーニングをしながらも随時動作を確認できる広さをとった空間設計をしています。
【北口選手プロフィール】
北口榛花(きたぐち・はるか)
1998年3月16日生まれの26歳。北海道出身。
日本航空所属の女子やり投選手。
幼少期から水泳を始め、小学校ではバドミントンと2つの競技をしており、小学校時代にはバドミントンで全国大会出場、中学校時代には水泳で全国大会に出場。高校から陸上競技をスタートすると、高校2年生のインターハイ女子やり投で優勝。
2015年、第8回世界ユース選手権で金メダルを獲得
2019年、日本記録を更新。
2021年、東京2020で入賞
2022年、世界陸上2022オレゴンで銅メダルを獲得。ダイヤモンドリーグでは67m04を投てきし、再び日本記録を更新。日本人初のダイヤモンドリーグ優勝、女子やり投で日本人初の世界陸上メダル獲得。
2023年、世界陸上2023ブダペストでは、最終投てきで66m73をマークし逆転優勝。
日本女子フィールド種目では初の世界陸上金メダルに輝き、パリ2024日本代表。
【村竹選手プロフィール】
村竹ラシッド(むらたけ・らしっど)
2002年2月6日生まれの22歳。千葉県出身。
日本航空所属の男子110メートル障害選手。
2022年、世界陸上2022オレゴンに出場
2023年、日本学生選手権大会おいて、13.04秒の日本タイ記録で優勝し、日本記録を保持している。
パリ2024日本代表。
森永製菓は東京2025世界陸上のオフィシャルサポーターです。