株式会社ワンズマインド(本社:東京都新宿区、代表取締役:尾池 徹哉)は、発注者と受注者を繋ぐビジネスマッチングサービス「比較ビズ(
https://www.biz.ne.jp
)」を利用するBtoB企業に「テレワークの導入実施状況についてのアンケート」を行いました。
調査内容
調査概要:テレワークの導入実施状況についてのアンケート
調査期間:2024年06月04日~2024年06月25日
調査機関:株式会社ワンズマインド
調査対象:「比較ビズ」に受注者として登録している企業
調査方法:「比較ビズ」の受注者管理画面を介したアンケート
有効回答:84件
回答者の属性
< 業種 >
IT業 25社、コンサル業 20社、士業 14社、建設業 7社、クリエイター 6社、物流 2社、製造業 1社、その他 9社
< 職位 >
経営者・役員 64名、役職者 6名、一般社員 14名
調査結果サマリー
(n=84) |
「テレワークが導入されている」 66.7% 「テレワークが導入されていない」 33.3% |
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(n=84) |
「テレワークができる制度は必要だと思う」 76.2% 「テレワークができる制度は必要ないと思う」 7.1% 「どちらともいえない」 16.7% |
テレワークが導入されている 66.7%(n=56)の回答結果一覧
|
「完全にテレワーク」42.9% 「月に1~3回出社」17.9% 「月に4~8回出社」5.3% 「月に9~12回出社」8.9% 「月に13~20回出社」10.7% 「完全に出社」14.3% |
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※複数選択可 |
「通勤時間・移動時間を減らせる」89.3% 「プライベートの時間を増やせる」58.9% 「業務の効率を上げられる」50% 「子育てや介護と両立できる」39.3% 「作業に集中できる」37.5% 「コミュニケーションコストを削減できる」14.3% |
※複数選択可能 |
「コミュニケーション」66.1% 「マネジメント」21.4% 「プロジェクトやタスクの進行管理」16.1% 「労務/勤怠管理」12.5% 「人事評価」7.1% 「その他」10.7% |
※複数選択可 |
「Web会議ツール」87.5% 「チャットツール」73.2% 「ファイル共有ツール」44.6% 「勤怠/労務管理ツール」33.9% 「営業管理ツール」25% 「マニュアル共有ツール」16.1% |
テレワークが導入されていない 33.3%(n=28) の回答結果一覧
|
「過去に実施していたが廃止になった」32% 「一度も実施されたことがない」68% |
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※複数選択可能 |
「対面コミュニケーションを重視している」57.1% 「自宅でのテレワーク環境が整備されていない」25% 「必要なツールが導入されていない」21.4% 「情報漏洩やセキュリティに不安がある」21.4% 「評価制度が整備されていない」14.3% 「電子印化やペーパレスが進んでいない」7.1% 「その他」17.9% |
上記で「対面コミュニケーショ ンを重視している」を選択 (n=16) ※複数選択可能 |
「アイデアの共有や議論が活発になりやすい」62.5% 「顔を合わせることで仲間意識を醸成しやすい」50% 「身振り手振りや表情が伝わりやすい」43.8% 「教育や指導がしやすい」43.8% 「人事評価がしやすい」12.5% 「周りの不調に気づきやすい」12.5% 「その他」6.3% |
上記で「必要なツールが導入 されていない」を選択 (n=6) ※複数選択可能 |
「勤怠/労務管理ツール」66.7% 「営業管理ツール」50% 「マニュアル共有ツール」50% 「ファイル共有ツール」33.3% 「Web会議ツール」33.3% 「チャットツール」16.7% |
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「実施してみたいと思う」46.4% 「実施してみたいと思わない」53.6% |
上記で「実施してみたいと思う」 を選択 (n=13) ※複数選択可能 |
「勤務時間/移動時間を減らせるから」8件 「プライベートの時間を増やせるから」7件 「業務の効率を上げられるから」5件 「子育てや介護と両立できるから」4件 「作業に集中できるから」4件 「賃料など会社のコストを削減できるから」3件 「コミュニケーションコストを削減できるから」2件 |
※データをご活用いただく際、参照元は「比較ビズ(
https://www.biz.ne.jp
)」を希望します
テレワークの導入率は66.7%「コロナが落ち着いたので不要」との声も
テレワーク導入が「されていない」を選択した企業の中で、
「過去にテレワークが導入されていたが廃止になった」企業が28社中9社と32%
でした。
業界や業種によってはテレワークでの業務が難しく、
建設業は回答した7社中6社がテレワークが導入されていないと回答
しました。
出社と合わせたハイブリッドワーク(テレワークと出社の両方)が42.8%と多数
テレワーク導入企業で働く回答者に自身の出社頻度を聞いたところ、
「完全にテレワーク」が42.9%「完全に出社」が14.3%
でした。
「完全に出社」を選択した回答者の中からは、
・リモート会議をする場合レンタルスペースなどを借りなければいけない。(IT業 経営者)
という設備に関する問題点があげられました。
テレワークを導入していない企業の最も多い理由は「対面でのコミュニケーションを重視している」
テレワークが導入されていない企業の背景は、「対面でのコミュニケーションを重視している」という回答が最も多かったです。実際に、テレワークを導入している企業の意見として、コミュニケーションへの課題が複数あがっていました。
・生産性は上がるがコミュニケーションの精度は下がる。(コンサル業 経営者)
・微妙な表情の変化や、間を読んだりするのはやはり直接会うのが一番良いと感じています。(IT業 経営者)
テレワークに感じる課題はコミュニケーションが66.1%と最も多い
「その他」と回答した内容では、プリンタなど会社にある設備が使えないことや、オンラインでは従業員の個人の事情を尋ねづらいことがあげられました。
また、課題は特にないという回答者が3名でした。
回答者からは以下のような課題が寄せられました。
・効率が下がっている。(コンサル業 経営者)
・運動不足になる。(クリエイター 経営者)
・リモート会議をする場合レンタルスペースなどを借りなければいけない。(IT業 経営者)
・円滑なコミュニケーションと信頼関係に課題があります。(IT業 経営者)
・単身者は鬱などのケアが必要。(IT業 経営者)
・通勤時間の無駄が省けるのはメリットだが、いわゆるサボりのような面を労務管理できないのが短所。(士業 経営者)
テレワーク実施者が最も利点を感じているのは「通勤時間・移動時間を減らせる」
テレワークの利点に関して、以下のような意見も集まりました。
・時間の有効活用ができることがテレワークの利点だと思います。(コンサル業 経営者)
・家に誰もいなければ集中もできるし、かなりの時間に余裕が生まれるので、家事の担当の人なんかはテレワークだと便利なんじゃないかな~と思う。(IT業 一般社員)
テレワーク実施企業の87.5%がWeb会議ツールを導入
テレワーク実施において、導入しているツールを聞いたところ、「Web会議ツール」「チャットツール」の導入率が高いことがわかりました。
Web会議で定例会を行う、雑談用のチャットルームを作るなど、ツールを利用したコミュニケーションの工夫が行われている企業もあるようです。
テレワークが「必要だと思う」という回答が多数を占めるも、デメリットを大きく評価する声も
テレワークに関して、「必要だと思う」76.2%「必要ないと思う」7.1%「どちらでもない」16.7%となりました。
「必要ないと思う」「どちらでもない」を選んだ回答者からは、隠れサービス残業や、サボりへの懸念、社内でリモートができない職種との不公平感などが解決が難しい問題点としてあげられています。
今回のアンケート以外にも、今後は下記のような、お堅い内容からトレンドまで、様々なアンケートを実施予定です。
・各業界のテレワークの実施状況
・法人企業のDX化の実態
・仕事中の残念な口癖調査
・ビジネスマンの夏の装いカラー調査
「比較ビズ」のリソースを活かしたアンケートで、メディア関係者様との提携を積極的に取り組みたいと考えております。 「○○の企画をしているので、△△のデータを集めてほしい」「△△に対する経営者層の実際の声を知りたい」といった形でご相談いただければ、情報収集の上、データ提供が可能です。
少しでも興味がございましたら、以下の連絡先まで気軽にお問い合わせください。
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株式会社ワンズマインド
比較ビズ編集部 広報担当
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