高専生がSDGsの視点で社会課題解決を提案するコンテスト「第3回 高専GIRLS SDGs × Technology Contest(高専GCON2024)」は、参加高専生のコンテスト挑戦を支援するオリエンテーション第1回として、「私の履歴書」を公開しました。
高専GCON2024オフィシャルサイト トップ
https://gcon.kosen-k.go.jp/
高専GCON2024オリエンテーション「私の履歴書」
https://gcon.kosen-k.go.jp/topics/SWw4xLS9
「高専GCON2024」(主催:独立行政法人国立高等専門学校機構、共催:日本経済新聞社)は、参加学生がSDGsの理念を理解し、日頃行っている研究や学習がSDGsの観点から社会課題の解決にどう貢献できるかを提案することにより、未来の研究者・技術者としてさらなる成長を促し、コンテストの発信を通じて日本の女性技術者・研究者を増やすことへの喚起を図るコンテストです。
高専GCONでは毎年、高専生がSDGsやイノベーション、ダイバーシティ等のコンテスト趣旨への理解促進や高専生へのキャリア支援を目的とするオリエンテーションを実施。今年度第1回コンテンツとして、「君たちはどんな人生を生きたいか?」をテーマにした動画「私の履歴書」を公開しました。
本動画は、高専GCON協力団体の一般社団法人アンカーが制作協力。「ライフラインチャート」を活用することで自身の価値観に気づき、VISIONやWILLを設定し主体的に行動してゆくことへのヒントを提供する内容になっています。
本動画では高専出身OBとしてKOSEN ZEROの内山啓文氏が出演し本人のライフラインチャートを紹介。㈳アンカーの共同代表理事横田浩一氏と小林真緒子氏も出演し、内山氏の「私の履歴書(ライフラインチャート)」を振り返りながら、過去から自身の価値観、今後のVISION、WILLを探ってゆきます。
動画に出演した小林真緒子氏(一般社団法人アンカー共同代表理事、高専GCON2024サポーター)のコメント
「GCONでは”SDGsへの理解と自分との関わり“が審査基準となっています。その上でまずは”自分は何者なのか”を理解することが大切です。これは将来のキャリアを考える時にも重要となってきます。しかし、自分の思いを言語化するのは思ったより難しい。そんな時に自分の過去を紐解き、未来を考える「私の履歴書」を作ってみましょう!そして、可能であれば友人とシェアしてみましょう。私もこれまで多くの中学校や高校で私の履歴書を発表させていただき、リアクションをもらうことで、自分に対する理解がより深まりました。まずは是非動画をご覧いただきながら、ご自身の経験を思い出してみてください。GCON参加者に限らず、多くの高専生に参考にしていただけると嬉しいです!」
高専GCON2024では、今後「SDGsの理解」、「イノベーションにつながるパッション」、「読み手に伝わる申請書(エントリーシート)の記入方法」等のオリエンテーション動画を順次公開予定です。
第3回 高専GIRLS SDGs × Technology Contest(高専GCON2024)
【主催者等】
・主催:独立行政法人国立高等専門学校機構
・共催:日本経済新聞社
・運営:高専GCON2024実行委員会
・後援:(予定・申請中含む)文部科学省、(一社)全国高等専門学校連合会 他
【目 的】
ダイバーシティ社会の実現は、多様化する世界で人権の尊厳を守り豊かな社会を築くために全ての分野で求められています。「ジェンダーの平等と女性のエンパワ-メント」はSDGsの重要なテーマで、SDGsのゴール5に「ジェンダー平等の実現」が独立した目標として掲げられています。
一方で、日本の産業界では理系分野の女性活躍が進んでいないことも事実です。特に企業や大学での女性技術者・研究者の割合が低いことが問題で、中・高等教育で理系女子を増やしてゆくことが急務です。
本コンテストは、女子高専生を中心としたチームが、SDGsの視点で日頃の学習や研究の成果を基に社会課題解決の技術開発を提案することにより、未来の研究者・技術者としてさらなる成長を促し、コンテストの発信を通じて日本の女性技術者・研究者を増やすことへの喚起を図ってまいります。
【参加条件】
全国の国公私立高等専門学校の本科・専攻科に在籍する女子学生中心の2〜5名の学生チーム。男子学生の参加も可能だが、リーダーを女子学生、かつチームの半数以上は女子学生とします。
【募集テーマ】
SDGsを中心としたさまざまな社会課題の解決に向けた技術開発、アイデアの提案を広く募集します。
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高専生が日頃行っている研究や学習を基にしており、SDGsの観点から社会課題解決に貢献できる提案
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実現可能性・新規性・独自性があり、これまでなかったような新市場、ビジネスチャンスにつながる課題解決への情熱ある提案
※上記に加え、女性が活躍できる社会、女性技術者・研究者の裾野を広げる提案を推奨します。
【オフィシャルHP】