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イベント概要
・開催概要:「知って、守ろう!ICHINO UMI PROJECT!」と題して、いま浜名湖に起きている「アマモ急減」という現象や、浜名湖の生き物たち・生態系への影響、浜名湖を守っていくための活動などを知ってもらい、浜名湖に関する関心を高めてもらう展示イベント
・開催日程:月曜~日曜・10:00~21:00/2024年9月1日(日)まで開催
・開催場所:イオンモール浜松市野2Fアイガン横(静岡県浜松市中央区天王町字諏訪1981-3)
・入場料:無料
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館内にミニ水族館が出現!浜名湖の生き物とアマモを観察する5つの水槽
会場入口でまず目を引くのは、浜名湖に生息している生き物たちが涼しそうに泳いでいる4つの水槽。アカエイ、ニホンウナギ、クエ、ウツボ、という珍しい浜名湖の生き物が展示されています。さらに、アマモ水槽の中には、カゴカキダイ、クロウミウマ、ワニグチボラ、ユビナガホンヤドカリという4種の小さな生き物たちが隠れています。アマモは「海のゆりかご」とも呼ばれ、小さな生き物たちの隠れ家となっている様子が観察できます。写真撮影も自由に可能です。
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アマモが急減した現象やアマモ苗栽培実験プロジェクトの最新情報が満載
ミニ水族館を楽しんだあとは、いま浜名湖に起きている「アマモ急減」という現象やその原因が分かりやすく説明された大きな展示パネルで学びます。浜名湖ワンダーレイク・プロジェクトが今年度力を入れて取り組んでいる「強いDNAをもったアマモ苗を巨大水槽で育てる栽培実験」の研究最前線もご紹介しています。小中学校の夏休み期間中たっぷりと展示しており、課題の材料としてもオススメです!
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水中ドローンや鉄道模型ジオラマの展示、アマモ列車のヘッドマークデザイン募集も!
そのほか、会場では浜名湖ワンダーレイク・プロジェクト有識者委員会のメンバーが独自に開発した、浜名湖海底調査用の「水中ドローン」や、浜名湖調査に使用している「スキューバダイビング器材」を特別展示しています。また今年度、浜名湖ワンダーレイク・プロジェクトが天竜浜名湖鉄道とのコラボで走らせることが決まっている「アマモ列車」について、湖畔に沿って走る天竜浜名湖鉄道を表現した「鉄道模型ジオラマ」や、天浜線が過去につけて走った「ヘッドマーク」などが展示され、「アマモ列車」のヘッドマークデザインを皆さまから募集するコーナーも設置されています。さらに、昨年度の海ノ民話のまちプロジェクトで制作された「海ノ民話・奥浜名湖の鵺伝説」アニメを会場内で上映し、このアニメとコラボで開発された「鵺まんじゅう」なども展示されていて、ファミリーで楽しめる内容となっています。
▼海ノ民話のまちアニメーション「奥浜名湖の鵺伝説」はこちらからご覧になれます
<団体概要>
団体名称:一般社団法人 静岡UP
URL:
http://shizuoka.uminohi.jp/
活動内容:
●静岡県の豊かな海を未来に残すため、次世代を担う子供たちや若者を対象に、海に親しみその素晴らしさ、豊かさを知り、大切にする心を育てる運動を興し推進する。
●静岡県内の各種団体や企業に、上記目的を広く周知し、運動への参加を呼びかける。
●静岡県内の海に関するイベントや、熱心な活動を続けている団体や個人を取材し、番組やニュースで放送する。
●県内から収集した情報を集約し、ホームページなどを制作する。
●静岡県ならではの海に関するイベントを開催し、情報を発信する。
日本財団「海と日本プロジェクト」
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。