現代和紙作家およびグラフィック・空間デザイナーとして活躍する山浦のどか。
徳島を拠点に活動しながら、昨年7月のART FOR THOUGHTにおける個展および今年3月開催のTOKYO CREATIVE SALON 2024での出展(羽田空港第二ターミナル)でも高い評価を得て、東京・世界へと活動の場を広げています。
朝と夜、美しさと畏怖、可視と不可視──作家が夜桜を通して垣間見た感性は、既知を繊細に解きほぐしやわらかな知覚を呼び覚まします。
和紙と出会い徳島に移住したことで見えてきた環世界を、現代の感性で探る作家の新作を、ぜひご鑑賞ください。
展覧会概要
■展示タイトル
山浦のどか『夜と、少しの朝の気配。』
■会期
2024年7月27日(土)~2024年8月29日(木)
11:00 – 19:00 (土曜日は17:00まで)
※日・月・祝日休廊
※8月13日(火)〜17日(土)はお盆休みとなります。
※初日・7月27日(土)15:00より、アーティスト在廊でオープニングレセプションを行います。(冒頭30分でアーティストトーク開催予定。)
皆様のお越しをお待ちしております。
※作家在廊予定日:7月27日、8月23日・24日
詳細はこちら:
https://artforthought.jp/blogs/upcoming-exhibitions/山浦のどか-夜と-少しの朝の気配
■山浦のどか
現代和紙作家/グラフィック・空間デザイナー。1990年東京都生まれ、徳島県在住。徳島に移住後、自然由来の素材とともに「光」や「気配」に意識を配り制作活動を行う。2014年頃から編込みのようなオリジナルの柄を生み出し、その手法に “NODOKA”と名付け様々なモチーフを描き続けている。2020年よりアワガミファクトリーにて阿波手漉和紙の紙漉きと藍染和紙の製造に携わる。日本では東京と四国を拠点に、海外にも意識を向けて、アートやデザインワークを通して日本の伝統文化や和紙の魅力を発信する活動を行なっている。
Website:
https://yamauranodoka.com/
Instagram: @nodoka.yamaura (
https://www.instagram.com/nodoka.yamaura/
)
■主な展覧会歴
2024 TOKYO CREATIVE SALON 2024(羽田空港第二ターミナル)
2023 Swing, Shiny, Joy and Memories. (ART FOR THOUGHT, 銀座)
2018 Muscat Day (dish, 代々木上原)
yamaura nodoka. Solo exhibition (にじ画廊 , 吉祥寺)
2017 Toy Shop! (かもめブックス , 神楽坂)
BAGLE PARTY. (HB Gallery, 表参道)
2016 Relax Time. (百年 , 吉祥寺)
■主な受賞歴
2017 INK de JET! JET! JET! × ZOKEI 平和紙業賞
2016 第 15 回グラフィック「1_WALL」入選
おいしい東北パッケージデザイン 2016 入選
HB FILE Competition VOL.27 審査員賞(鈴木成一氏選)
mt design contest 3 審査員賞(居山浩二氏選)
■CLIENTS
全日空商事、羽田未来総合研究所、博報堂、電通プロモーションプラス、東京大学、東京造形大学、講談社、双葉社、サンフランシスコアジア美術館、アジアソサエティテキサスセンター、Lisa Perry など
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企画シリーズ “the foundry” (ザ・ファウンドリー)
“The foundry”は、日本の伝統工芸と現代美術を掛け合わせた表現に挑む若手作家を紹介する展覧会シリーズです。
元来、日本美術は生活の道具としての側面も持っていました。生活用品や調度品として季節や思想を部屋に取り入れ、日常をそっと異化しふくよかにしてくれるものでした。本シリーズは、繰り返される毎日を豊かに心地よく送るために、そうした暮らしのための実装を現代社会に再提示していく試みです。
銀座は、かつて江戸時代に銀貨を鋳造し生活の潤滑油として浸透させてきた場所でした。日本の伝統技術と現代アートの表現性によって、いまいちど用の美としての日本美術を鋳造していく——そんな静かな挑戦が、はじまります。
■ART FOR THOUGHT (アートフォーソート)
2011年にスタートし13年目を迎えた東京・銀座のギャラリー。
2023年7月にリニューアル・オープンし、ギャラリースペースとECページを拡充。
より多くの方に、鑑賞体験と作品購入の機会を提供していきます。
住所:中央区銀座8-10-4 和孝銀座8丁目ビル1階
ウェブサイト(ECサイト):
https://artforthought.jp/