(社福)日本介助犬協会(以下、協会)では、介助犬の育成普及活動、Dog Intervention®
※1(以下、DI)、With Youプロジェクト※2と多方面で犬を通して困難を抱える方の支援をする活動を行っている。それぞれの活動に携わる職員の採用に向けて、研修生制度を次年度も継続することが決まった。
動物介在活動・動物介在療法、虐待や性被害を受けた子ども達に寄り添う付添犬等の活動
※2 With Youプロジェクト
障がい者・障がい児の方等がいるご家庭に対し、細かく相談にのり、通常より長めのお試し期間を設けるなど、人と犬、両者の個性を丁寧にマッチングして犬を譲渡する取り組み
協会では「介助犬の育成・普及活動に携わる人材を養成していくこと」を目指し、 2005年度より研修生制度を開始し、現在協会職員の多くがこの研修生制度を経て協会に従事しているが、コロナ禍等の理由により2020年度から新規募集を断念していた。しかし昨年度、5年ぶりに研修生募集を再開し、現在3名が半年間の研修を実施している。
オンライン説明会では、現在の研修生への質問タイムも設けられており、研修生への応募を検討している方にとっては、よりリアルに研修生制度を知る機会となる。
担当者は「研修生制度について、少しでも気になる・興味がある方は気軽に申し込んでほしい」と話す。
<研修生オンライン説明会詳細>
日時:2024年7月27日(土)10時~11時
実施方法:Zoomアプリを用いたオンライン形式
内容:日本介助犬協会について
研修生制度について
現在の研修生や職員への質問タイム
申込:
https://docs.google.com/forms/d/1Z9s-gpdujIyLOo3Oyo9ja4D9Pg_4acZqMcbqfnwBqdw/edit
〆切:2024年7月23日(火)
※研修生の募集期間は、2024 年 9月1日(日)~10月10日(木)
募集要項等詳細は、ホームページ参照
https://s-dog.jp/
介助犬とは
手足に障がいのある肢体不自由者をサポートする。落としたものを拾う、転倒時などの緊急時の連絡手段の確保として携帯電話を持ってくる、靴や靴下を脱がせる、など障がい者のニーズに合わせて介助作業を行う。全国には現在59頭(2024年4月現在)が活動しており、盲導犬・聴導犬とともに身体障害者補助犬として、障がい者の自立や社会参加を促進する存在となっている。
社会福祉法人 日本介助犬協会とは
愛知県長久手市と神奈川県横浜市に拠点があり全国規模で介助犬普及活動を行っている。また犬たちの個性を活かした活動にも注力しており、人と犬をつなぐ「Dog Intervention®(犬による介入)」の取り組みとして、動物介在活動・動物介在療法、虐待や性被害を受けた子ども達に寄り添う付添犬、そして、発達障がいや知的障がいなど様々な障がいを抱える方のご家族へ犬を譲渡する「With Youプロジェクト」などの取り組みも行っている。
https://s-dog.jp/
お問い合わせ
社会福祉法人 日本介助犬協会
TEL: 0561-64-1277 (介助犬総合訓練センター~シンシアの丘~)