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概要
琵琶湖に生息するプランクトン約200種を掲載
産卵、ふ化、出産、捕食、排泄などレアシーンも多数掲載
500枚の写真と100本の動画は、プランクトンの専門家と顕微鏡の専門家による撮影
QRコード読み込みにより、スマホで動画を見ることが可能
※動画は発売から5年間の限定公開。同じ動画データを収録したDVDを書籍に付属
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詳細
琵琶湖に生息するプランクトンなどの微小な生きものの鮮明な顕微鏡写真や動画を多数掲載した書籍が、6月19日に発売されました。
琵琶湖博物館のはしかけ会員でもある2人の研究者と、琵琶湖博物館の学芸員が、こだわりにこだわって撮影した、500枚の高解像度写真と、産卵やふ化などの貴重なシーンを捉えたハイビジョン動画100本を収録しました。
通常の顕微鏡観察ではほとんど見えない、非常に細いゾウリムシ類の表面の繊毛や、ミドリムシなど鞭毛藻類のべん毛も明瞭に写っています。
墨汁を使って、植物プランクトンが持つ寒天質を見たり、電子顕微鏡によってケイソウ類の殻の微細構造を見たり、さまざまな手法を駆使して、普段は見えない微小生物の世界を写真と動画で紹介しています。
高精細な写真が多数あるので、簡易な図鑑としても使えます。
書籍の帯にも掲載している左のQRコードから、サンプル動画をご視聴いただけます。
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書誌情報
石上三雄・一瀬 諭・大塚泰介(イラスト:大隅利男) びわ湖のプランクトン フォト&ムービー.2024年発行. 文理閣,京都.A5判並製 214ページ 定価:2500円+税 ISBN:978-4-89259-941-5