◆Facebookは40代以上男性が約半数、Instagramは10~30代女性が中心
◆Instagramユーザーは拡散力が高く、TikTokユーザーはブランド品や流行りものが好き
◆X利用者はフォロー/シェア等での割引施策参加に積極的
◆Xユーザーはエンタメへの関心が高く、投資・ギャンブル・健康への関心は低め
インターネット行動ログ分析によるマーケティング調査・コンサルティングサービスを提供する株式会社ヴァリューズ(本社:東京都港区、代表取締役社長:辻本 秀幸、以下「ヴァリューズ」)は、独自に保有する約250万人の消費者パネルから収集した行動ログデータおよびアンケートデータを活用して、Facebook・Instagram・TikTok・X(旧Twitter)それぞれのヘビーユーザーについて調査しました。
▼本プレスリリースでは、調査レポートの一部をご紹介しております。
調査レポートの完全版は、下記フォームより無料でダウンロードいただけます。
https://manamina.valuesccg.com/articles/3454
◆2024年3月に対象SNSのスマートフォンアプリを各150回以上(1日約5回以上)起動している人を「ヘビーユーザー」と定義。 ◆アプリのユーザー数は、スマートフォンからのアクセスを集計し、ヴァリューズ保有モニターでの出現率を基に、国内ネット人口に則して推測。 |
◆調査背景
アプローチしたい顧客セグメントに到達するためには、コミュニケーション媒体として適切なSNSを選定し活用することが重要です。数多くの新興SNSも登場する中、どんなユーザーがどのSNSを選び、どのような購買活動をしているのか。今回は4大SNSとも言える、Facebook、Instagram、TikTok、X(旧Twitter)それぞれのヘビーユーザーの属性、購買動機や興味関心などのサイコグラフィック、メディアの利用状況や消費行動などを調査し、ユーザープロファイルを作成しました。
◆レポート内容
・ユーザー属性 ①性年代
②職業
③世帯年収&同居家族
・メディア接触
・消費行動 ①情報収集元
②購買意識
③主な買い物場所
④魅力的な施策
⑤支出内訳
⑥Amazon&楽天市場の閲覧カテゴリ比較
・サイト閲覧行動から見るSNS別ユーザーの興味・関心
・まとめ:SNS別ヘビーユーザープロフィール
◆Facebookは40代以上男性が約半数、Instagramは10~30代女性が中心
まず各SNSアプリのヘビーユーザーについて、その性年代に注目すると、Facebookは他SNSよりも20代の割合が低く、一方で40代以上の男性が全体の47%を占めるなど、男性が過半数を占める唯一の媒体であることが分かりました。一方でInstagramは20代女性を中心に、10~30代女性の割合が高くなっており、他SNSと比べて女性の割合が66%と最も高くなっています。TikTokは男女ともに10代が最大で、10~20代男女で過半数を占めていました。Xは男性割合が48.7%、女性割合が51.3%で、最も男女の釣り合いが取れたSNSとなっています。
◆Instagramユーザーは拡散力が高く、TikTokユーザーはブランド品や流行りものが好き
続いて、各ヘビーユーザーの日頃の購買意識について、アプリ起動者に定点で聴取しているアンケート結果から集計しました。すると、Instagramユーザーは「一人で過ごすことが好き」が少なく、「休日の過ごし方はアウトドア派である」が高いという結果に。友達と出かけることが好きな若い女性というユーザー像がうかがえます。また、「クチコミや評判を参考にする」「自分が良いと思ったことを人に伝える」といった項目も高く出ており、Instagramには拡散力・影響力が高いユーザーが多いと考えられます。
TikTokでは、「高価なものを買うときには事前によく調べる」「デザインよりも機能を重視する」ユーザーの割合が低い一方、「ブランド品や流行品を購入する」の割合が比較的高くなっています。高価格帯の商品でもデザインが良かったり、ブランド品であったり、流行っている物であれば衝動買いする若い男女が多いと推察できます。
◆X利用者はフォロー/シェア等での割引施策参加に積極的
同様に、各アプリ起動者が普段魅力に感じる施策について集計すると、Xユーザーは「SNSで公式アカウントをフォローすると10%割引」「SNSでシェアすると10%割引」の項目が他SNSと比べ高く、SNSでのエンゲージメントを条件とした割引を魅力に感じる人が多いことがわかりました。
Instagramも「SNSで公式アカウントをフォローすると10%割引」を魅力に感じる人の割合は高い一方、「SNSでシェアすると10%割引」はやや低めであり、アカウントフォローには抵抗がないが、シェアには抵抗がある人が比較的多いことがうかがえます。
◆Xユーザーはエンタメへの関心が高く、投資・ギャンブル・健康への関心は低め
サイト上でよく閲覧されているトピックをSNSごとに集計したところ、Xユーザーはマンガ・アニメ、電子書籍、オンラインビデオ、ゲーム、ポップスといった項目への関心が高いことがわかりました。エンタメ好きな若い男女が多いことがうかがえます。一方、株式・債券、ギャンブル、健康・医療などのトピックはあまり閲覧されておらず、親和性の低いユーザーが多いと考えられます。
調査レポートの完全版では、各SNSヘビーユーザーの特徴について、さらに詳しく調査をおこなっております。是非あわせてご覧ください。
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◆株式会社ヴァリューズについて
株式会社ヴァリューズは、マーケティングノウハウとIT先端技術を活用して、新たな市場価値の創造をサポートする、事業成長支援企業です。250万人規模の一般インターネットユーザーの行動ログとデモグラフィック(属性)情報を活用したサービス提供のほか、経営課題のコンサルティングから、課題解決、販売促進の支援まで、独自のノウハウとソリューションで多くの企業を支援しています。
所在地 : 東京都港区赤坂2-19-4 FORUM赤坂5F
代表者 : 代表取締役社長 辻本 秀幸
事業内容: 経営に関するコンサルティング及び成長支援事業
インターネット行動ログ分析事業 (ビッグデータ解析事業)
IT先端技術を駆使した”売れる仕組み”構築事業
設立 : 2009年9月30日
資本金 : 1億円