イベントお申込みフォームURL(Peatix):
https://2024kodomokikin-meetup1.peatix.com
「体験格差」について、小児がん経験者(高校生)、教員、こども家庭庁がそれぞれの立場から語ります。病気や障がいを理由に学びや体験をあきらめない環境をどのようにつくるか? ICTを使った実践事例やヒントが得られる会です。
会場では、病気の子どもたちが遠隔から授業や卒業式を体験した「アバターロボット」 や、リハビリをアソビにかえるデジタルリハビリツールの「デジリハ」を体験できます。
【イベント概要】
医学の進歩とともに、命が助かり、長期的な治療や医療的なケアを受けながら生活をしている子どもが増えてきています。一方で、勉強に取り組めたり、いろいろな体験ができたり、学校で友だちと交流できたりする子どもは、いったいどのくらいいるのでしょうか。
「病気だから仕方がない」と、病弱の子どもたちは、自宅から学校に「通う」こと、授業に参加したり友だちと話すことをあきらめることを強いられがちです。
しかし、学びや体験は子どもたちの自信につながり、治療に向かう気持ちも支えます。
「病気だから仕方ないと諦めてきた時代は終わりにしたい」として取り組んできた関係者の事例を紹介し、当時者の声を共有しながら、病気や障がいを理由に学びや体験をあきらめない環境をどのようにしたら作っていけるのかを考えていきます。
【こんな方におすすめ】
・病気や障がいのある子どもに関わっている方
・アバターロボットやメタバースなどICTを活用した子どもの学び支援に興味がある方
・新しい学びモデルを取り入れようと検討している学校や団体の関係者
・病気の子どもたちの医療と教育の連携に課題を感じている方
・ICT企業や病気の子どもとかかわる企業の担当者の方
・「デジリハ」や「アバターロボット」を体験してみたい方(会場で体験できます)
【開催概要】
開催日
2024年7月27日(土)14:00~16:20
開場(会場参加) 13:30 (会場の体験ブースは17:00まで)
オンライン開場 13:50
開催場所
◆【会場】先着50名 参加費無料
サイボウズ東京オフィス(日本橋)
https://cybozu.co.jp/company/access/tokyo/
東京都中央区日本橋2-7-1 東京日本橋タワー 27階(受付)
※東京メトロ銀座線・東西線、都営地下鉄浅草線:「日本橋駅」B6出口直通、東京メトロ半蔵門線・銀座線:「三越前駅」B6出口より徒歩3分、JR:「東京駅」八重洲北口より徒歩10分
◆【オンライン】先着200名 参加費無料
Zoomウェビナー 見逃し配信あり(期間限定)
【プログラム
】
【第一部】14:00~15:10
●プロジェクトの目的 (公益財団法人ベネッセこども基金事務局長 青木智宏)
●アバターロボット・メタバース・デジタルツインなど、取り組み紹介(一般財団法人ニューメディア開発協会 平出順二氏)
●長期入院療養中の高校生の学習支援について〜ICTを活用した遠隔教育の事例から成果と課題〜 (医教連携アドバイザー 元京都市立特別支援学校教諭 篠原淳子氏)
●公立小学校での取り組み ~アバターロボットでかなえた学校参加~(公立小学校 特別支援学級担任、学校心理士 森村美和子氏)
●小児ガン経験者の声(あきこさん 高校2年生)
●こどもの権利に基づく施策と自治体やNPOと連携して進めたいこと(こども家庭庁 成育局 成育環境課課長 安里賀奈子氏)
【第二部】15:10~16:10
●セッション
「病気や障がいを抱える子どもたちの『体験格差』をなくすためになにができるか」
(登壇者の皆様)
【クロージング】16:10~16:20
●デジリハの紹介など・クロージング
(会場は17:00まで。デジリハ・アバターロボットの体験ができます。)
【参加費用】
無料
【登壇者】
◆医教連携アドバイザー 元京都市立特別支援学校教諭 篠原淳子氏
1980年京都市立学校教員に採用。一般中学校(国語科教諭)、特別支援学校(知的障害、病弱教育)等に勤務。2016年より京都市立総合支援学校(病弱)で特別支援教育コーディネーターとして、センター的機能を活用した「教育相談」や「医教連携のコーディネート」を担当、長期入院療養中の高校生の学習継続の支援に取り組む。2023年退職。
◆公立小学校 特別支援学級担任、学校心理士 森村美和子氏
知的障害学級、通級を経て現職。東大先端研熊谷晋一郎氏の当事者研究を参考に教育の場で子供たちと「自分研究」として新たな実践にチャレンジ。朝日新聞「花まる先生」やNHK「苦手と向き合う子供たち」のユニークな試みとして注目。平成30年度文部科学大臣優秀教職員表彰受賞。現在、メタバースやアバター等の新たな実践やインクルーシブな学校作りの校内研修にも力を入れる。著書に『特別な支援が必要な子たちの「自分研究」のススメ―子どもの「当事者研究」の実践』(金子書房)
◆小児がん経験者 あきこさん(高校2年生)
高校2年生。バスケ部に所属。小学6年生、12歳のときに急性リンパ性白血病と診断される。約8ヶ月の入院治療と約1年半の外来治療を経て、2022年5月に寛解。現在はシャイン・オン・キッズでのボランティア活動と小児がん啓発に取り組む。また「誰よりも患者と家族に寄り添える小児血液内科医」を目指し、医学部受験へ向けて猛勉強中。
◆こども家庭庁 成育局成育環境課長 安里賀奈子氏
平成12(2000)年厚生省(現厚生労働省)入省。児童家庭局、職業能力開発局、健康局(がん対策、感染症対策)、労働基準局、年金局、健康局(水道課)、多摩市健幸まちづくり政策監、労働基準局(医政局併任。医師の働き方改革)、新型コロナ感染症対策本部(HER-SYS立ち上げ)、広報室長、文部科学省男女共同参画共生社会学習・安全課長等を経て令和6年7月より現職。高1・中1・小4の3人の子育て中。
◆一般財団法人ニューメディア開発協会 新情報技術企画グループ 平出順二氏
1981年シャープ(株)入社。シャープ(株)にて映像系技術開発、移動通信研究開発、国際標準化、及びオープンイノベーションによる技術マッチングに従事。2018年から現組織にて、近畿、中国、東北地域における中小企業ビジネスマッチング・事業支援を手掛け、また準天頂衛星“みちびき”を活用し、二輪車衝突防止、海洋分野活用等の社会的課題解決へ向けた研究会を実施。2020年から子どもの社会課題解決として、「アバターでのコミュニケーションを活用した病気療養中のお子さんの「笑顔」の普及」を推進中。
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公益財団法人ベネッセこども基金とは
ベネッセこども基金は、 未来ある子どもたちが安心して学習に取り組める環境のもと、 自らの可能性を広げられる社会を目指し、 2014年に設立しました。 子どもを取り巻く多様な課題の中から、 以下4つを活動テーマとして、 自らが企画実施する「自主事業」と、 地域でテーマに沿った子ども支援に取り組む団体への「助成事業」を通じて、 子どもたちを支援しています。
<4つのテーマ>
1.経済的困難を抱える子どもの学び支援
2.病気・障がいを抱える子どもの学び支援
3.子どもの安心・安全を守る活動
4.よりよい社会づくりにつながる学び支援
子どもたちが自ら伸びようとする力を十分に発揮できるよう、 多様な学びや育ちの機会提供に、 社会で志を同じくする方々とも連携しながら取り組んでまいります。
HP
https://benesse-kodomokikin.or.jp/
Facebook
https://www.facebook.com/benessekodomokikin2014
YouTube
https://www.youtube.com/channel/UChU6G-_PuSGA12YHoEBjv-w
note
https://note.com/kodomokikin/
メディアの方へ 本イベントは取材可能となっております。
Peatixからお申込みの上、取り組みについて記事化をいただけますと幸いです。
個別取材もご対応可能です。
問い合わせ先
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公益財団法人ベネッセこども基金 窓口(担当:平野)
TEL 04-7137-2570
メールアドレス mailto:kodomokikin@grop.co.jp
月~金 10:00~17:00 *祝日を除く
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