全国47都道府県で24時間スマホで呼べる家事代行&ベビーシッターサービス「キッズライン」を運営する株式会社キッズライン(本社:港区六本木/代表取締役社長:経沢香保子)は、
夏休みを迎えるお子様をお持ちの親御様140人に、夏休みの家事負担についてのアンケートを実施
いたしました。その詳細に加え、
経産省「家事支援サービス福利厚生導入実証事業」の申込締切
についても併せてお伝えいたします。
子どもの夏休み「憂うつ」な親は64.3%
幼稚園や小学校などでは、今週から来週にかけて夏休みが始まる地域が多くなっています。そこでキッズラインでは夏休み直前の7月12〜16日の間に「子どもの夏休み」についてのアンケート調査を実施いたしました。
まず「お子様がこれから夏休みに入ることについて親としてどう思われていますか?」という質問に対しては、以下の結果が得られました。
子どもの夏休みが「とても憂うつ」「少し憂うつ」を合わせると64.3%と、
6割以上の親がネガティブな感情を抱いている
ことがわかりました。
一方で「とても楽しみ」「少し楽しみ」は19.2%と2割を割っています。
それぞれの回答のコメントを紹介します。
<憂うつだと思う理由>
●3人の子どもの預かり施設や習い事、送迎の手配に頭を使ううえ、多額の費用がかかるから(40代女性/千葉県)
●宿題のチェックや子どもたちのメディアの時間管理、家事の負担も増加するため(40代女性/岡山県)
●夏休みは楽しいはずなのに、共働きのせいで寂しい思いをさせてしまうのが気がかり(40代男性/神奈川県)
<楽しみだと思う理由>
●学校ではできない体験をさせられるので楽しみ(40代男性/愛媛県)
●家族で過ごす時間が増えるので嬉しい(30代女性/大阪府)
82.9%の親が「子どもの夏休みは家事負担が増える」と回答
次に「子どもの夏休み期間は普段の生活より家事の負担が増えますか?減りますか?」という質問では、
82.9%の親が家事負担が増えると回答
。減るという回答はわずか1名で、
夏休みはほとんどの子育て家庭で家事負担が増える
ことが改めて明らかになりました。
負担に感じる家事1位は「子どものお昼ごはんづくり」
夏休みに増える家事について、特に負担だと感じるものを最大5つまで選んだグラフが以下です。
(※20%以上の項目のみを表示)
負担に感じる家事は「子どものお昼ごはんづくり」(77.6%)が1位で、2位の「食事回数に伴い増えた食器の洗い物」(51.7%)を大きく引き離す結果となりました。3位には「学童や塾、部活などのためのお弁当づくり」(38.8%)が入り、全般的に
子どもの食事に関する負担が大きい
ことがわかります。
具体的な負担としては、以下のようなコメントが寄せられました。
<夏休みに増える家事とその理由>
●給食だと野菜も食べるが家だと好き嫌いが激しいためメニューに悩む(30代女性/千葉県)
●子どもが家にいると食器やコップが流し台にたまり、洗い物が無くならない(50代男性/東京都)
●今までなかったお弁当づくりという家事が増える(40代女性/神奈川県)
●片付けても片付けても子どもが全部出してきて切りがない状態になる(40代男性/千葉県)
「子どものお昼ごはんづくり」負担の理由は、栄養バランスと料理回数の増加
多くの親御様が負担に感じている「夏休みの子どものお昼ごはんづくり」ですが、具体的にはどのような部分が負担になっているのでしょうか?
夏休みのごはんづくりが負担に感じる理由を最大5つまで選択した回答結果が以下になります。
(※20%以上の項目のみを表示)
負担に感じる理由として最も多かったのは「栄養バランスを考えなければいけない」と「1日に何度も作らなくてはいけない」という回答でした。
3割以上が理由として挙げたのは「食器を洗う回数や量が増える」、「メニューや献立を考えるのが難しい」、「調理する時間を確保できない」の順となりました。
この結果からは、多くの方が
「作るものを考えること」と「家事の回数や時間が増えること」に負担を感じている
ことがわかります。
具体的に負担を感じるポイントについて、以下のようなコメントが届いています。
<ごはんづくりが負担な理由>
●子どもはその日によって食べたり食べなかったりするが、食べさせないわけにはいかず毎日準備するしかないから(40代女性/福岡県)
●自分一人ならカップ麺でもよいが、子どもはそうはいかないから(40代男性/神奈川県)
●学校給食は栄養バランスを考えて作られているため、同じようなお昼ごはんをお弁当で準備するのが難しい(30代女性/東京都)
夏休みのお昼ごはんづくりを乗り切る策は「スーパーの総菜」
夏休みの子どものお昼ごはんづくりを乗り切るために、皆さんはどうされているのでしょうか?具体的にどのような工夫をしているかについてもヒアリングしました。
最も多かったのは「スーパーの総菜や弁当を活用する」で半数以上の方が利用しています。また外食や中食、フードデリバリー、コンビニ、生協など、多くの親御様が複数の方法を駆使して夏休みを乗り切っていることが明らかになりました。
加えて
家事代行サービスに関しても20.9%が利用
しており、
手が回らない家事を人に頼むという選択肢が、少しずつ浸透してきている
といえます。
今回の調査からは、改めて
「子どもの夏休みには家事の負担が増える」
ことが明らかになりました。子育て家庭においても共働きが主流となる中、
「子どもの長期休みの家事負担の増加をどうするのか」は、多くのご家庭の懸案事項
となっています。
加えて日本では家事などの無償労働が女性に、仕事時間が男性に偏る傾向があり(※1)、仕事と家事・育児の両方を母親が担うワンオペが、女性の社会進出の遅れや収入格差を助長している面があります。
キッズラインでは、
「日本にベビーシッター文化を」「家事代行をあたりまえに」
をスローガンに掲げ、2014年7月から10年にわたり事業を行ってまいりました。今後もご家庭の育児や家事のご負担を軽減していけるよう、事業を推進してまいります。
(※1)男女共同参画白書令和5年版(8頁参照)
家事負担は社会課題。キッズラインは家事支援実証事業に87社と参画
労働力不足が著しい昨今、家事負担は子どものいる家庭に限らず、大きな社会課題
となっています。そのため経済産業省では
「家事支援サービス福利厚生導入実証事業」
を今年度試行的に開始しました。
「家事支援サービス福利厚生導入実証事業」は、
中小企業等が従業員の福利厚生支援として家事代行サービスを導入する際に、利用料の3分の2を国が負担する
事業です。
キッズラインは、2024年4月30日に本事業に登録事業者として参画し、6月24日より第一期54社で本事業の運営をスタートいたしました。7月9日には第二期33社が交付決定となり、
計87社
と実証事業を行っております。
「家事支援サービス福利厚生導入実証事業」の申込は7月22日締切!
キッズラインでは「家事支援サービス福利厚生導入実証事業」について、現在のところ
7月22日(月)締切で、追加の事業者募集を受け付け
ております。
本事業は
事業者様の金銭的な負担なく、従業員の方へ家事代行サービスをリーズナブルに提供できる福利厚生
となっておりますので、中小企業の経営者様や労務のご担当者様はこの機会にご検討いただけると幸いです。
▼「家事支援サービス福利厚生導入実証事業」の詳細・問い合わせはコチラから
▼経産省|家事支援サービス福利厚生導入実証事業
【ご留意事項】
※1事業者あたりの補助金下限額は60万円となるため、
一定の利用(実証期間約4〜5ヶ月で全従業員の利用が合計約150回以上、月に40回程度)が見込まれる企業様が対象
となります。
※申請状況により予告なく受付終了する可能性がございますので、
ご希望される場合はできるだけ早めに申請
をお願いいたします。
キッズラインとは
「キッズライン」はスマホから手配が可能なベビーシッターおよび家事代行マッチングプラットフォームです。
家事サポーターは、整理収納アドバイザー資格保有者、飲食店勤務経験者、主婦経験豊富な方など選考を通過した者が活動しています。ベビーシッターは、保育士など特定の資格や研修(※2)をクリアし、弊社面接および研修に合格した者のみが登録可能。(※家事支援実証事業には、ベビーシッターの利用は含まれません)
全国47都道府県での総サポーター数は4000名以上。
利用者は、事前に全サポーターの詳細なプロフィールや利用者の口コミ評価を見ることができ、安心して24時間オンラインで手配することが可能です(※3)。
累計依頼件数は200万件を突破
し、全国各地の自治体との連携、700社以上の法人導入など、育児や家事にお困りのご家庭のサポートとして多くの方にご利用いただいております。
(※2)
<該当する資格・研修>
保育士(保母資格は対象となりません)/看護師/准看護師
子育て支援員研修(地域保育コース)/家庭的保育者等研修/全国保育サービス協会(ACSA)認定ベビーシッター
全国保育サービス協会(ACSA)ベビーシッター養成研修+現任研修/全国保育サービス協会(ACSA)居宅訪問型基礎研修
(※3)
キッズライン「安心安全対策10箇条」
https://kidsline.me/about/safety10
<キッズラインサポーターの活動エリア>
北海道 青森県 岩手県 宮城県 秋田県 山形県 福島県 茨城県 栃木県 群馬県 埼玉県 千葉県 東京都 神奈川県 山梨県 長野県 新潟県 富山県 石川県 福井県 岐阜県 静岡県 愛知県 三重県 滋賀県 京都府 大阪府 兵庫県 奈良県 和歌山県 鳥取県 島根県 岡山県 広島県 山口県 徳島県 香川県 愛媛県 高知県 福岡県 佐賀県 長崎県 熊本県 大分県 宮崎県 鹿児島県 沖縄県
■調査概要
・調査主体:株式会社キッズライン
・調査期間:2024年7月12日(金)〜7月16日(火)
・調査対象:0~17歳の子を持つ親御様140名
・調査方法:インターネット調査
※本調査の「夏休み」とは、保育園・こども園・幼稚園、小学校、中学校、高等学校などに通うお子様が1週間以上の連続休みがある場合を「夏休みがある」と定義しています
▶本プレスリリースのお問い合わせ先
株式会社キッズライン 広報担当
※本調査内容をご利用の場合は、出典元として
「キッズライン 夏休みの家事負担調査(2024年)」
とご記載いただきますよう、お願いいたします。
■会社概要
株式会社キッズライン
代表者:経沢 ⾹保⼦
事業内容:インターネットを使った⼥性⽀援事業、育児⽀援事業、家事支援事業
所在地:東京都港区六本⽊5-2-3 マガジンハウス六本⽊ビル7F