千葉県船橋市を拠点に活動する認定NPO法人JASH(ジャッシュ)日本性の健康協会(所在地:千葉県船橋市、代表理事あみちえ)は、LGBTQやジェンダーをテーマにしたブックフェアを、8月に船橋市西図書館、10月に東図書館にて開催いたします。学生ボランティアがLGBTQについて学びを深めながら、企画から選書、POP作りや展示準備までをすべて行う手作りのブックフェアです。実施に向け、本の購入や活動資金を集めるクラウドファンディングを8月5日まで実施しています。
クラウドファンディングURL:
https://syncable.biz/campaign/6169
注目のブックフェア、2024年も開催!学生ボランティアがLGBTQやジェンダーについての本をセレクトし、さらなる広がりを!性のwell-beingは自分を守る力、相手を守る力。
昨年の千葉県船橋市の学生ボランティア交流会では300人近くいた中高大生のほとんどがLGBTQという言葉を知っていると回答してくれました。このように今、柔軟な思考をもつ学生たちと共に、性の話を安全安心にできる人、そしてともに話す機会を経験し、情報や知識を得ていくことは、JASHの考える「性について話せる人×場所(機会)×知識(情報)=性のwell-beingの基礎」であり、学生との協働で生まれる発信はダイバーシティ教育の推進にとっても大きな波になると感じています。ブックフェアは学生の思いや思考を社会に届け、概念のアップデートをする大きな機会であり、彼らにとってもまた性について考え表現する経験でもあります。この試みはパートナーシップ宣誓制度が制定され、LGBTQ啓発の市民講座を毎年開催するなどダイバーシティ推進に力を入れる船橋市ならではの取り組みであり、JASHの働きかけにより船橋市市民協働課、西図書館の協力のもと昨年初めて開催にいたりました。
今年も千葉県船橋市市民協働課主催の地域に飛び出せ!ふなばし夏のボランティア体験で集まった学生ボランティア13名とJASHのユースメンバーで、ブックフェアを手作りします。まずは7月21日のキックオフミーティングで、今年のブックオフのタイトルやテーマを考えます。LGBTQの基礎知識も学びつつ、皆でブックフェアを企画していく大事なプロセスです。それぞれ1冊~2冊の本を読んで感想カードの作成や飾りつけ、POPを作っていきます。そして7月31日には図書館での展示準備、多くの市民に手に取ってもらえるよう手作りしていきます。今年は展示する図書館も拡大し、ブックフェアの図書コーナーは8月いっぱい西図書館で展示され、その後10月には東図書館で展示します。
昨年、学生ボランティアの手作りブックフェアが多くの反響を呼びました!
2023年夏、JASHの学生ボランティアが手作りしたブックフェアを船橋市西図書館のご協力のもと初めて開催しました。ミーティングを重ね、学生ボランティアが選んだLGBTQやジェンダーの本を1か月展示しました。昨年の学生ボランティアが決めたテーマは、「自分ってなんだろう」でした。ブックフェアの図書コーナーの貸出回数も、普段よりかなり多くなったとのことで、学生ボランティアの想いをたくさんの方々に届けることができました!千葉県内の別の図書館からの視察やメディア取材もありました。
参加した学生からは、「性の健康について周りの人ともっと話してみたい、考えを深めてみたい。」「本の紹介をしたり、たくさんの人が紹介した本を読んでくれたりして嬉しかった。」「ボランティア活動を通して、本を選んだり、人と話すことで自分について考えることができた。」とブックフェアを作り上げていく過程に学びがあったことが伺えました。セクシュアリティはLGBTQ当事者やAllyだけのものではありません。誰もが関係すること、自分自身のことであること、それがブックフェアのテーマに表現されていました。
応援の力で、若い世代の熱意を後押し!より多くの人たちがLGBTQやジェンダーに関心を持ってもらえるように、クラウドファンディングで学生ボランティアをサポートしませんか?
今年もぜひ皆様の温かい思いやお言葉と共に、ブックフェアの活動を通じて思いを届けてくれる学生たちの応援をしていただけないでしょうか。いただいたご寄付はブックフェアの図書コーナーの資材・文房具の購入や学生たちの本の購入費に充てさせていただきます。
【クラウドファンディング概要】
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認定NPO法人JASH日本性の健康協会について
2013年に設立した性の健康を推進するNPO法人、2023年に認定NPO法人となる。LGBTQだけで
なく、「性の健康」全般に取り組んでいるのが特徴で、講演活動のほか、現在は船橋市で定期的に
All Sexuality交流会を開催している。船橋市では6年前から交流会と講演を開催しており、市主催
の市民講座に6年連続で登壇している。「性の健康」という概念は、国内においてはまだ馴染みの薄いものであり、「性」というテーマについては偏見やネガティブなイメージも非常に強い。JASHは「性」について、一人ひとりが人生の「プレジャー(ここちよさ、悦び、楽しさ、快感)」としてとらえ、「性」のwell-beingが実現できる社会を目指すことを基本理念に掲げ、概念のアップデートと安心・プレジャーの確立をミッションに活動している。
取材の問合せ先
認定NPO法人JASH日本性の健康協会 (担当:猪俣)
メールアドレス: info@npojash.org
電話番号:090-6027-2003