株式会社STYLY(東京都新宿区)、株式会社パルコ(本部:東京都渋谷区)、株式会社ロフトワーク(東京都渋谷区)による次世代クリエイター発掘・育成プロジェクト「NEWVIEW(ニュービュー)」は、空間コンピューティングのあたらしい表現を学ぶNEWVIEW SCHOOL JAPANを開講し、本日2024年7月16日より第6期生の募集を開始しました。2024年度は、Apple Vision Proを用いながら、空間コンピューティングをテーマにしたカリキュラムを新たに設計し、ニューヨーク、シンガポール、バンコク、などグローバルで開講予定となります。
2024年8月6日(火)19:00〜21:00にNEWVIEW SCHOOL JAPANについての説明会を実施します。
NEWVIEW SCHOOL 2024
説明会について
・日程:2024年8月6日(火)19:00~21:00
・内容:NEWVIEW SCHOOLの特徴や全体像、カリキュラムの概要、Apple Vision Pro / STYLY for Vision Proでできること、それぞれのゼミの特色(ゼミ講師がApple Vision Proでの作品に期待すること)など
・予約URL:
https://newview-school-2024.peatix.com
NEWVIEW SCHOOL 2024について
・6期生募集期間:2024年7月18日(木)13:00 ~ 2024年8月18日(日)23:59
・応募条件、推奨環境については以下を参照くださいませ。
https://newview.design/school/2024
NEWVIEW SCHOOLは、これまでにない体験をデザインする「総合芸術としてのXR」を学ぶ、あたらしい表現の学校です。
多彩な講師陣からXR表現のための本質的な考え方=<VR/ARであることが目的化するのではなく、「XRである理由」を考えながら作るための思想>を学び、次の時代のクリエイションを担う力を養うことを目指しています。
今年は、Apple Vision Proを用いて、空間コンピューティングにおける新しい表現を講師・受講生の皆さんと一緒に開拓していきます。
NEWVIEW SCHOOLは、多彩な講師陣からXR表現のための本質的な考え方を学ぶ、あたらしい表現の学校として2019年にスタートしました。今では日本のみならず、台北、ロンドン、ニューヨーク、トロントと年々活動のフィールドを広げています。
XR制作ツールや技術の習得だけでなく、XRというメディアの考え方を学ぶ学校であるNEWVIEW SCHOOLでは、同時代のデジタル技術や思考を取り入れて新しい表現・体験をデザインする第一線の講師陣を迎え、仮想現実・拡張現実・複合現実における本質的な思考と表現を養うカリキュラムを構成しています。そして、多様な講師・受講生のみなさんと共に、実験と実践を繰り返します。
Apple Vision Proがリリースされ、「空間コンピューティング」という概念を世界中が模索している今、本年はそれらをテーマに据え、新たな表現やこれまでにない体験デザインの開拓と、次の時代を代表していくクリエイションの種を世界に蒔くことを目指しています。
NEWVIEW SCHOOL 2024の特徴
1. 空間コンピューティングの本質的な考え方を学ぶ
3次元空間で体験をデザインするための基礎講座からはじまり、空間コンピューティングというメディア・表現の捉え方や考え方を学んでいきます。
2. 講義+課題制作
空間コンピューティングへの捉え方や視点を学ぶためのトークに加えて、講師からの課題の制作を通してインプットとアウトプットを繰り返し、次の時代のクリエイションを担う実践力を養います。
3.ゼミ制度
第一線で活躍するクリエイターがゼミ講師を担当。受講生の作品へのフィードバックを行い、作品の質を高めていきます。
4. 制作ツール教材とテクニカルサポート
制作ツール「STYLY for Vision Pro」「Unity」を使った作品制作方法はオンラインで履修できる ”STYLY Learning Material” を用意。テクニカルサポートシステムもあり、講義では表現の研鑽と作品制作に集中できます。
講師について
同時代のデジタル技術や思考を果敢に取り入れ、あたらしい表現の開拓を続ける第一線のクリエイター陣を講師にお招きします。
【ゼミ講師】
ゼミ講師は受講生の作品へフィードバックをするゼミを受け持ちます。
谷口 暁彦
アーティスト
多摩美術大学情報デザイン学科メディア芸術コース講師。メディア・アート、ネット・アート、映像、彫刻など、さまざまな形態で作品を発表している。主な展覧会に「[インターネット アート これから]——ポスト・インターネットのリアリティ」(ICC、2012)、「SeMA Biennale Mediacity Seoul 2016」(ソウル市立美術館、2016)、個展に「滲み出る板」(GALLERY MIDORI。SO、東京、2015)、「超・いま・ここ」(CALM & PUNK GALLERY、東京、2017)など。
菅 俊一
コグニティブデザイナー/多摩美術大学統合デザイン学科准教授
1980年東京都生まれ。人間の知覚能力を基盤としたコグニティブデザインの考え方による行動や意志の領域のデザインを専門としており、近年は、線や点といったわずかな手がかりだけで動きや質感を感じさせるための表現技術や、人間の創造性を引き出すための制約のデザインについての探求を行なっている。主な仕事に、NHK Eテレ「2355/0655」ID映像、21_21 DESIGN SIGHT 企画展「単位展」コンセプトリサーチ、同「アスリート展」「ルール?展」展示ディレクター。著書に「行動経済学まんが ヘンテコノミクス」(共著・マガジンハウス)、「観察の練習」(NUMABOOKS)。主な展覧会に「あいちトリエンナーレ2019」(愛知県美術館、2019)、「指向性の原理」(SOBO、東京、2017)、「正しくは、想像するしかない。」(デザインギャラリー1953、東京、2019)。
Ken-ichi Kawamura
研究員/プロデューサー/ビジュアルアーティスト/長岡造形大学非常勤講師
アートディレクター、インタラクションデザイナーとして活動後、広告会社にてクリエイティブテクノロジスト、クリエイティブディレクターに。クリエイティブ×テクノロジー与件のプロデュース、クリエイティブディレクション、デザイン、開発等を担当。2023年より、同グループのシンクタンクにて研究員/プロデューサーとして活動。
ビジュアルアーティストとしても活動を行っており、オーディオ、データ等のリアルタイムレンダリングによるビジュアライゼーションや公演、登壇実績も多数。アートの普及、人材育成にも力を注いでおり、全国のデジタルサイネージを活用したエキシビジョン「Next World ExhiVision」企画・プロデュースの他、アーティストのシナジーの場を作ることを目的として、TouchDesigner meetup TOKYO/TouchDesigner黙々会/Hyper geek の企画・運営等を行っている。
2024年、TOKYO XR・メタバース&コンテンツビジネスワールド | galcid × Ken-ichi Kawamura、Hyper geek #11 朝倉行宣 × Ken-ichi Kawamura × 今井麻美子に出演。
著書に「ビジュアルクリエイターのためのTOUCHDESIGNERバイブル: 映像と音楽を駆使したビジュアルアートの創り方をトップクリエイターの作例から解説(誠文堂新光社)」がある。
【ゲスト講師】
多彩なジャンルのゲスト講師から特化した学びを得て、思考と表現の本質と幅を習得します。
宇川 直宏
現”在”美術家 | DOMMUNE主宰
1968年生まれ。映像作家/グラフィックデザイナー/VJ/大学教授/文筆家そして”現在美術家”など、幅広く極めて多岐にわたる活動を行う全方位的アーティスト。1980年代末にグラフィックデザイナー/映像作家として頭角を表し、2001年ニューヨークのMoMA PS1での「Buzz Club: News from Japan」、ロンドンのBarbican Art Galleryでの「JAM: Tokyo-London」に参加して以来、国内外の数多くの現代アートの展覧会で作品を発表。
2010年3月、突如個人で立ち上げたライブストリーミングスタジオ兼チャンネル「DOMMUNE」は、開局と同時に記録的なビューアー数を叩き出し、国内外で話題を呼び続けている。
宇川はDOMMUNEスタジオで日々産み出される番組の、撮影行為、配信行為、記録行為を、自らの”現在美術作品”と位置づける。これまでDOMMUNEは数々の現代美術の国際展に参加し、ロンドン、ドルトムント、ストックホルム、パリ、ムンバイ、リンツ、福島、山口、大阪、香川、金沢、秋田、札幌、京都、佐渡島…と、全世界にサテライトスタジオをつくり、偏在(いま、ここ)と、遍在(いつでも、どこでも)の意味を同時に探求し続けている。2019年11月22日、渋谷PARCO9階のクリエイティブスタジオに移転。そして2020年開局10周年を経て、第二章に向けてWEB3.0以降の最前衛テクノロジーと共に未来を見据えたUPDATEを図り、ファイナルメディア『DOMMUNE』の進化形態『SUPER DOMMUNE』へと進化した。2021年、令和2年度(第71回)芸術選奨文部科学大臣賞 受賞。2023年、練馬区立美術館で、12度目のDOMMUNE展「宇川直宏展|FINAL MEDIA THERAPIST @DOMMUNE」が開催。Rhizomatiksとのコラボにより、DOMMUNEオリジナルモデルのジェネレーティブAIを創生し“描く”という行為の歴史的なアップデートを図る。
小谷 知也
『WIRED』日本版エディター・アット・ラージ
中央大学法学部政治学科卒業後、主婦と生活社を経てエスクァイア マガジン ジャパンに入社。『エスクァイア日本版』シニアエディターを務めたのち、2009年に独立。『BRUTUS』『GQ JAPAN』『T JAPAN』等のライフスタイル誌で編集・執筆に携わる一方、2011年の『WIRED』日本版のリブートに際し立ち上げから参画。2018年、『WIRED』日本版副編集長就任。2020年、「WIRED Sci-Fiプロトタイピング研究所」所長就任。2023年、『WIRED』日本版 エディター・アット・ラージ就任。
SIDE CORE
アーティスト
2012 年より活動を開始。メンバーは高須咲恵、松下徹、西広太志。映像ディレクターとして播本和宜が参加。公共空間におけるルールを紐解き、思考の転換、隙間への介入、表現やアクションの拡張を目的に、ストリートカルチャーを切り口として「都市空間における表現の拡張」をテーマに屋内・野外を問わず活動。2024年12月8日までワタリウム美術館にて個展開催中。
Photo: Shin Hamada
カリキュラムについて
NEWVIEW SCHOOL JAPAN2024のカリキュラム詳細は公式サイトを参照ください。
https://newview.design/school/2024
※カリキュラムは変更になる場合があります。
※会場は回ごとに異なります。都度ご連絡します。
※毎回の授業後に、ゼミメンバーでの交流時間となる放課後タイム / テクニカル相談室などの時間であるNEWVIEW BAR(任意開催)があります。
【グローバル開講について】
NEWVIEW SCHOOL JAPANを皮切りに、以下のスケジュールでグローバルでも開講予定です。詳細は続報をお待ちください。
ニューヨーク |
8月30日、9月7日、9月14日 |
シンガポール |
10月4 ~ 5日 |
バンコク |
9月7 ~ 8日、9月14 ~ 15日 |
NEWVIEW SCHOOL卒業生
NEWVIEW SCHOOLは、グローバルで活躍するクリエイターを多数輩出しています。
伊東ケイスケ | Keisuke Itoh
多摩美術⼤学グラフィックデザイン学科を卒業後、グラフィックデザイナーとしての経験を経て、現在はXRアーティストとして活動している。 VR演劇『Typeman』をはじめ、これまでにヴェネチア国際映画祭、カンヌ国際映画祭、世界最大のCG祭典SIGGRAPHなど、複数の著名なイベントで作品を上映。 ヴェネチア国際映画祭のXR部門では、2019年より自身が監督を務めるVRアニメーション作品で5年連続上映、4年連続ノミネート。
公式サイト:
https://keisukeitoh.com/
JACKSON kaki
1996年静岡県生まれ。 山梨県甲府在住。 アーティスト、DJ、VJ、映像作家、グラフィッ クデザイナーとして活動する。 VR/AR、3DCG、映像、パフォーマンス、インスタレーション、サウンド など、マルチメディアを取り扱い、身体の自然と、バーチャル・リアリティーの概念について制作とリ サーチを行う。
しょーろんぽー。| Syoronpo.
映像作家、ビジュアルアーティスト。
映像メディアを軸にし、動きや現象に焦点を当てた作品制作を行う。近年では、映像らしさやバーチャルらしさといった切り口から、動きや物質に対するイメージへの認知を問う作品を制作している。これまで映像を使ったインスタレーション、VR、機械装置といった形態で作品を発表。
またオーディオビジュアルのパフォーマンスや都内のクラブでのVJといった活動も行っている。
NEWVIEW プロジェクトについて
3次元空間での新たなクリエイティブ表現と体験のデザインを開拓する実験的プロジェクト/コミュニティーとして、2018年1月に始動。ファッション、音楽、映像、グラフィック、イラストレーションなど、都市空間におけるカルチャーを体現するクリエイターとともに、リアルと空想を越境する次世代のカルチャー/ライフスタイル体験をデザインする実験を仕掛ける。国内外でのレクチャーやミートアップを通じて次世代のXRクリエイターの発掘・育成・交流を推進。
https://twitter.com/NEWVIEW_PROJEC
◆メディアパートナー募集中!
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【お問合せ先】
NEWVIEW事務局
info@newview.design
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