ワークマン368店、WORKMAN Pro10店、WORKMAN Plus568店、更に話題の#ワークマン女子66店※1や最強の新業態「WORKMAN PlusⅡ」8店の計1020店を展開する株式会社ワークマン(本社:群馬県伊勢崎市、代表取締役社長:小濱英之)は、一般社団法人避難所・避難生活学会(代表理事:植田信策)からの依頼に応え、同学会による
「酷暑期避難所演習2024」
の開催に技術協力します。※1ショッピングセンター内のWORKMAN Plus12店舗を含みます
これまでワークマンがプロの職人に寄り添うことで培ってきた
防水・耐久撥水・遮熱・接触冷感・動きやすさ・耐滑・筋力サポート・反射機能
などを災害救護の分野でも応用できないかという発想から、
当社は日本赤十字看護大学附属災害救護研究所と2023年7月に協定を結びました。
これまで同研究所に所属する災害救護のエキスパートとともに「健康・安全を守るための普段使い、非常時には災害対策製品として」をテーマに災害時に役に立つ製品を共同開発してきました。そして今回はさらに製品を強化し、少しでも多くの災害現場で使用できるようにするため、2024年7月27日(土)12時00分~7月28日(日)12時00分に大阪府八尾市の八尾市指定避難所である八尾市立安中小学校体育館で開催される
「酷暑期避難所演習2024」
に、同研究所とともに災害対策の技術協力企業として参加いたします。
近年、温暖化の影響により豪雨による浸水、土砂崩れなど夏季の災害が頻発しています。そこで毎年国内でも最も厳しい暑さになる大阪府において、一般社団法人の避難所・避難生活学会が酷暑期の避難所演習を開催することで、酷暑期の避難所生活特有の課題抽出と対策の検討を行い、その知見を広く全国の自治体に共有して避難者の安全に寄与し、二次的な健康被害の予防を目的にしています。
今回初開催となる「酷暑期避難所演習」は最も過酷な環境下で行われる災害演習で、当社製品開発部長でありワークマン快適ワーク研究所所長も務める柏田大輔も参加し、酷暑期の避難所における情報収集や当社の既存製品を来年度以降さらに進化させるため、様々な実験、検証をする予定です。
「酷暑期避難所演習2024」開催概要
日時 :2024年7月27日(土)12:00~2024年7月28日(日)12:00
場所 :八尾市指定避難所 八尾市立安中小学校体育館
大阪府八尾市陽光園2-7-33
設定環境 :大規模災害によりライフラインが制限された酷暑期の避難所環境
目的 :長期間の避難所生活において、災害関連死・疾患の予防を目的とする
①避難者の熱中症等の健康被害を防ぐための課題抽出と対策の検討
・現状避難環境の課題の把握
・停電時の暑さ対策・湿気対策
②備蓄食料品を調理して食事体験する
・各自が持ち寄った備蓄食料品(八尾市からの提供もあり)
③トイレ・シャワーなど避難者の衛生環境の検証
・停電時にも安全・快適に使用できるトイレ環境
・入浴シャワー体験
④避難所における睡眠環境の検証等
・ダンボールベッドや簡易ベッドの設営と下記寝具の検討
・睡眠時の温度調節、生活音、照明、防虫対策
協力団体 :日本赤十字社大阪府支部
日本赤十字看護大学附属災害救護研究所
災害に関連する学術団体(避難所・避難生活学会、日本災害医療薬剤師学会 等)
大阪トヨタ自動車株式会社、株式会社ワークマン
<酷暑期避難所演習2024>検証製品の一例
①ICE×HEATER冷暖房服(35914) 税込19800円
・ボタン一つで冷却と暖房機能を切り替えられる機能性ベスト
・東北大学病院監修の検証試験に基づく安心設計
・「ペルチェ素子」を使用し電気制御で瞬間冷却(表面温度約2℃)、瞬間温熱(表面温度約49℃)を実現
・避難者の熱中症等の健康被害を防ぐための課題抽出と対策の検討で使用
②リストバンド型ウェアラブルディバイス「暑熱バンド」(69976) 税込1900円
・深部体温上昇の変化を土器時のアルゴリズムで推定し、暑熱化での熱中症のリスクを察知
・腕に巻き、LEDと振動によるアラートで通知し休憩や水分補給を促す
・避難者の熱中症等の健康被害を防ぐための課題抽出と対策の検討で使用
③ラウンド(丸形)真空ハイブリッドコンテナ(66194) 税込3500円
・真空構造になっており「保冷」も「保温」も可能
・500mlペットボトル4本収納可能
・避難所での食事の保存にどれだけ役立つか検証(時間、大きさなど)
④“着る網戸”ことエアロガードステルスジャケット(35388) 税込2900円
・網戸、蚊帳(かや)から着想を得た高通気素材
・生地自体に虫が寄り付きにくい加工を施し、更にファスナーを完全に閉めると360°顔の周りからの虫の侵入を防止
・作業時、睡眠時の防虫対策にて使用