株式会社FoundingBase(本社:東京都世田谷区、代表:山本 賢司)は、「あびら教育フォーラム」を2024年8月21日(水)〜8月22日(木)に安平町立早来学園にて開催します。
北海道安平町は「日本一の公教育」を目指し、子育て・教育を中心とした まちづくりを推進しています。平成 30 年 9 月に発生した北海道胆振東部 地震により大きな被害を受けましたが「ピンチをチャンスに」というスロー ガンのもと積極的なまちづくり施策を展開した結果、2022 年と 2023 年 には大幅な社会人口増となりました。 現代社会は人口減少を始めとする多くの問題を抱えており、まちづくりも 行政だけで進めていくことが困難です。そのため、まちづくりの軸を明確 にし官民が一体となって地域の価値を共創していくことが求められています。本フォーラムでは、安平町が「日本一の公教育を目指すまち」として 実践するまちづくりの取り組みを通じて、これからの時代に求められるまちづくりの姿について議論します。
◆基本情報
1.日程 :8月21日(水)22日(木)
両日10:30開始 初日夜は懇親会を予定しています。
2.場所 :安平町立早来学園
〒059-1501 北海道勇払郡安平町早来大町169−1
3.テーマ :「まちが学校・学校がまち。〜日本一の公教育を目指す安平町を徹底解剖〜」
4.参加費 :3,000 円 / 各日(町民・学生は無料です)
5.お申込 :
専用フォーム
からお申し込みください。8月7日(水)締切
▼主なコンテンツ
●8月21日(水)
・10:30~11:45【ゲストトーク】子どもも教職員もワクワクする学校づくりに向けて
岩岡 寛人 様(文部科学省初等中等教育局教育課程課 学校教育官)
元鎌倉市教育長、現在は、新学習指導要領を作成するチームの中枢として活躍されている岩岡さんによる講演です。キーワードは「教職員のワクワク」。社会の変容や鎌倉市での実践例も交えたお話を聴きながら、今の教育に必要なことを考えていきます。
・12:00~13:15【ゲストトーク】戸惑う思春期、根っこの乳幼児期-「遊育」が果たす役割-
天野 秀昭 様(一般社団法人日本プレイワーク協会 理事)
早くから「遊び」の重要性に注目し、「遊育」という言葉を生み出し、様々な実践と研究を重ねてきた天野さんによる豊富な具体事例を交えた講演です。自己肯定感や主体性を高めてほしい。子どもの幸せを願う全ての方へ、教育観を見つめ直せる機会を楽しみませんか。
・16:00~17:35【首長座談会】令和時代の”特徴あるまちづくり”を語る
北海道安平町 町長 及川 秀一郎 様、北海道美唄市 市長 桜井 恒 様
北海道美幌町 町長 平野 浩司 様、株式会社 FoundingBase 山本 賢司
4つの自治体の首長が集まり、それぞれのまちづくりの軸、情報発信の工夫、直面する課題などを共有しながら、参加者とともに令和時代に必要なまちづくりの要素を考えていきます。
●8月22日(木)
・10:30~12:00【安平町公開討論会】「日本一の公教育を目指すまち」の課題と挑戦
安平町 町長 及川 秀一郎 様、安平町 教育長 井内 聖 様
一般社団法人あびら観光協会 事務局長 木村 誠 様、株式会社 FoundingBase 山本 賢司
安平町のまちづくりで大きな役割を持つ登壇者が、教育を軸としたまちづくりの課題と今後の挑戦について意見を交わします。日本一の公教育とは誰のためのものか、重要な成果指標は何か、当面の課題は何か等を議論し、今後の教育まちづくりの挑戦ビジョンを示します。
・14:30~16:00【参加型ワークショップ】あびら教育100人会議
安平町における「日本一の公教育とは何か」をテーマに、町内外・子ども・大人の枠を超えてワークショップを開催。次なる安平町の教育×まちづくりのビジョンを明確化するためのファーストステップとして実施します。
◆主催者コメント
昨年度のあびら教育フォーラムには約270名の方にご参加いただきました。昨年度は安平町の新たな教育施設(早来学園)のお披露目要素が強かった一方で、今年度は安平町の教育まちづくりにおけるチャレンジを通じて、「令和時代のまちづくりのあり方」を参加者の方々と共に考えていきたいと思っています。少子高齢化が進み、地域の体力が失われていく中で、今後のまちのあり方についてそれぞれ検討が進められています。共通しているのは、自分たちの地域資源をいかに価値に変えていくか、そしてそれを求める方々にどう届けていくかということだと思います。参加者の皆様には、安平町の抱える課題や解決に向けた試行錯誤を参考にしていただきつつ、今後のまちづくりを進める共創関係を構築する機会にできれば嬉しく思います。
◆北海道安平町について
安平町は、北海道の空の玄関、新千歳空港から約14kmに位置する人口約7,300人の町です。ディープインパクトなどを輩出した競走馬のファーム、糖度の高いアサヒメロン、日本初のチーズ工場、国鉄最後の蒸気機関車、一面に広がる菜の花畑などの有名なものがあります。2017年より町の第一優先政策として「子育て・教育」を掲げ始め、教育環境を魅力的にするべく、様々な取り組みを実施しています。ユニセフの推進する「子どもにやさしいまちづくり事業(CFCI)※1」を実践する自治体として、子育て教育を政策の大きな柱として掲げています。また「学び」を「挑戦」につなげる独自の教育事業「あびら教育プラン ※2」を推進し、子どもから大人まで挑戦をし続けられる町づくりを行っています。そして、2018年に起こった震災の復興シンボルでもある「早来学園 ※3」が2023年4月に開校しました。
※1 日本型子供にやさしいまちモデル(
https://www.town.abira.lg.jp/kosodate/anshin-kosodate/cfci
)
※2 あびら教育プラン(
https://www.town.abira.lg.jp/kosodate/asobimanabi/eduplan
)
※3 安平町立早来学園(
https://www.town.abira.lg.jp/kosodate/gakuen?fbclid=IwAR0FKuZRIuVKSifa8n_W3-X9vnVZ88diXRu2M_v-INSpVFwuLYY1bQnfjIg
)
◆早来学園について
2018年9月に起きた胆振東部地震。特に大きな被害を受けたのが、早来中学校でした。震災後、校舎は全く使えない状態。中学生たちはプレハブの学び舎で学校生活を送っており、新しい学校を建設する必要がありました。様々な議論の積み重ねによって建設されたのが、義務教育学校「早来学園」です。コンセプトは、「自分が“世界“と出会う場所」。各教室に工夫が凝らされており、例えば図書室は地域住民にとっての図書館兼コミュニティスペースとしても活用され、昼休みにふらっと来た中学生が、地域の子どもと遊びお母さんの話し相手になることも。授業で使われない時間帯は町民に開放されてイベントも開催されています。今回の教育フォーラムでは、実際に学校を見学することができます。
◆主催:株式会社FoundingBaseについて
株式会社FoundingBaseは、「自由」をUpdateする というMISSIONのもと、地域と共創し「まちづくり事業」を展開している地域共創ベンチャー企業です。全国25自治体(令和6年7月 現在)と連携し、各地で事業活動を行っています。安平町では、「安平町教育魅力化推進事業」を業務として請け負い、社会教育事業「あびら教育プラン」の推進、早来学園地域開放スペースの利用促進、小中学校の総合的な探究の時間のカリキュラム作成を担っています。また、プロモーション事業として、まち公式のエリア放送である「あびらチャンネル」や「Instagram」の運用を受託しており、住民に身近なメディアを通じてまちの魅力発信も行なっています。
◆会社概要
【会社名】株式会社 FoundingBase
【代表者】代表取締役 / CVO 山本 賢司
【設立】2014 年 2 月
【本社】東京都世田谷区代沢2丁目25ー7 下北沢ヒルズ 1
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