日本代表MF三笘薫選手が所属するブライトン&ホーヴ・アルビオンFC(以下、ブライトン)の日本ツアーが発表され、三笘選手の凱旋が決定した。『ブライトン&ホーヴ・アルビオン・ジャパンツアー2024』はクラブ史上初の日本ツアーとなり、鹿島アントラーズ、東京ヴェルディと対戦する。
スペイン代表戦での決勝ゴールをアシスト演出した“三笘の 1 ミリ”は世界的に話題を呼ぶなど、普通のサッカー少年だった三笘選手が、今や日本を代表する選手にまで成長し、なぜ“世界のMITOMA”と評価されるようになったのか――。
サッカーとの出会いから、ジュニアユース・ユース時代、筑波大学時代、川崎フロンターレ時代、ベルギーリーグ・サン=ジロワーズ時代、そして現在の世界最高峰のプレミアリーグ・ブライトンで日本人最多ゴールを記録した現在に至るまでのキャリア全秘話が、三笘選手の初の著書となる『VISION 夢を叶える逆算思考』で初めて明かされている。
三笘選手を形作った夢を実現させるためのブレない考え方や「逆算思考」「ドリブル練習法」「食事メニュー」「メンタル法」「自分にしかない武器の作り方」「教育法」「フィジカル法」「睡眠」「シュート」。
そして、「自分を変えられる力」「走りの技術」「アウトサイドパス」「リーダー論」「英語」「簡単ストレッチ法」「海外挑戦」。
「小中高大」のサッカー全世代からの「伸ばし方」や親子、指導者、ビジネスマンのヒントとなるメソッドが「120項目」語られている。
さらに、ワールドカップ・カタール大会「日本代表」の激闘の裏で、三笘選手による“三笘の1ミリ”がなぜ生まれたのか?
そして、同選手はこのプレーにより多くの日本人たちに何を伝えたかったのか。
森保監督との涙で語り合った抱擁秘話や、決勝戦で観たアルゼンチン代表のメッシ選手やフランス代表のエムバペ選手のドリブル分析、日本サッカーがワールドカップでベスト8以上を目指すための「個」のサッカー論、そして自らの「大きな夢」も明かしている。
巻頭には世界を驚かせた“三笘の1ミリ”の決定的な写真や、「日本代表」「川崎フロンターレ」「サン=ジロワーズ(ベルギーリーグ)」の「秘蔵写真」そして、「ブライトン(プレミアリーグ)」で日本人最多ゴールを記録した歴史的なシュートの「決定的瞬間写真」もカラーページで収録されている。また、三笘選手の「現地撮り下ろし写真」も収められ、多くの方々の「バイブル」となる一冊となっている。
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【三笘選手凱旋!ブライトン日本ツアー】
三笘選手は、2023-24シーズンは3ゴール5アシストを記録。2月末に負傷して以降は戦線を離脱しているが、2024-25シーズン開幕に合わせる形での復帰と、さらなる飛躍を目指している。
・7月24日(水)19:00キックオフ @国立競技場
鹿島アントラーズ×ブライトン
・7月28日(日)18:30キックオフ @国立競技場
東京ヴェルディ×ブライトン
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【著者プロフィール】
三笘薫(みとま・かおる)
1997年5月20日、大分県生まれ。神奈川県川崎市出身。
7歳の時、さぎぬまSCで本格的にサッカーを始める。小学3年生で川崎フロンターレ U-12のセレクションに合格し、加入。以降、高校3年生まで川崎フロンターレの下部組織に所属する。
日本代表や海外クラブでの活躍を実現するため、トップ昇格の誘いを受けるも、筑波大学に進学。大学2時の天皇杯では、J1チームであるベガルタ仙台相手に2得点を挙げ、サッカー界に衝撃を与えた。
その後、2020年に川崎フロンターレ入りを果たしJ1 デビューすると、新人最多記録となる13ゴール12アシストを記録し、チームの J リーグ優勝と天皇杯制覇の2冠達成に貢献。2021年8月、プレミアリーグのブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFCへの移籍が決まり、ベルギーリーグのロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズへの期限付き移籍を経て、2022年にプレミアデビュー。
同年11月から12月にかけて行われたカタールW杯では、日本の“切り札”として大活躍し、決勝トーナメント進出を決定づけたスペイン代表戦“三笘の 1 ミリ”の「決勝点アシスト」は世界的に大きな話題を呼んだ。
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【書籍概要】
タイトル:『VISION 夢を叶える逆算思考』
著者:三笘薫
定価:1,650円(税込)
判型:四六判 312 ページ
発売日:2023年6月22日(木)
発行元:双葉社
《章立て》
まえがき プロサッカー選手を目指す子供たちに伝えたい3つのこと
第1章 サッカーとの出会い
第2章 川崎フロンターレ「ジュニア」・「ユース」
第3章 筑波大学
第4章 Jリーグ 川崎フロンターレ
第5章 日本代表
第6章 ベルギーリーグ ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズ
第7章 プレミアリーグ ブライトン
第8章 僕を作るメソッド
あとがき ミスを恐れず仕掛ける――2026年ワールドカップに向けて