現在、開発の佳境を迎えているRESILIENCEランダーのフライトモデルは、重要な試験マイルストーンを着実にこなし、今冬の打ち上げに向けて準備を進めています。この度、本ランダーを再現したレプリカが一足先に完成し、月面体験イベント会場「ワンダー“フル”空間」(室町三井ホール&カンファレンス)で初展示されます。無限に広がる宇宙への好奇心が掻き立てられるワンダー”フル”な体験をぜひこの機会にお楽しみください。
記
イベント名称:「月面ワンダー ~日本橋に月をつくってみた~」
会期: 2024年7月20日(土)~9月1日(日)
会場: 室町三井ホール&カンファレンス(コレド室町テラス3F)+日本橋エリア内
開館時間: 10時~19時
展示: RESILIENCE ランダーレプリカ※
外形寸法:幅2.6m、高さ2.3m
※MLI(多層断熱材)に包まれた実際に打上げられるデザインにより近い模型となっております。
展示場所: コレド室町テラス3F「月面“ワンダー”フル空間」
以上
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について
「Expand our planet. Expand our future. ~人類の生活圏を宇宙に広げ、持続性のある世界へ~」をビジョンに掲げ、月面資源開発に取り組んでいる宇宙スタートアップ企業。日本、ルクセンブルク、アメリカの3拠点で活動し、現在約300名のスタッフが在籍。2010年に設立し、Google Lunar XPRIZEレースの最終選考に残った5チームのうちの1チームである「HAKUTO」を運営した。月への高頻度かつ低コストの輸送サービスを提供することを目的とした小型のランダー(月着陸船)と、月探査用のローバー(月面探査車)を開発。民間企業が月でビジネスを行うためのゲートウェイとなることを目指し、月市場への参入をサポートするための月データビジネスコンセプトの立ち上げも行う。2022年12月11日には SpaceXのFalcon 9を使用し、同社初となるミッション1のランダーの打ち上げを完了。続く2024年冬[i]にミッション2の打ち上げを、2026年[ii]にミッション3、2027年に[iii]ミッション6の打ち上げを行う予定。
ミッション1の目的は、ランダーの設計および技術の検証と、月面輸送サービスと月面データサービスの提供という事業モデルの検証および強化であり、ミッション1マイルストーンの10段階の内Success8まで成功を収めることができ、Success9中においても、着陸シーケンス中のデータも含め月面着陸ミッションを実現する上での貴重なデータやノウハウなどを獲得することに成功。ミッション1で得られたデータやノウハウは、後続するミッション2へフィードバックされる予定。更にミッション3では、より精度を高めた月面輸送サービスの提供によってNASAが行う「アルテミス計画」にも貢献する計画
[i] 2024年7月時点の想定
[ii] 2024年7月時点の想定
[iii]2024年7月時点の想定