7月19日、兵庫県川西市と大和ハウス工業株式会社が連携協定を締結しました。
市内にある大和地区とその周辺地域を対象に、持続可能で生活の質が高いまちづくりの推進に向け、双方の持続的な発展につなげることを目的としたものです。
川西市では、地域が抱える課題解決や地域活性化などを目的として官民連携を進めており、大和ハウス工業との連携を強化し、「持続可能で生活の質が高いまちづくり」を推進するため、連携協定を締結しました。
この協定は、相互が有する人的・知的・物的資源の活用を図り、双方の持続的な発展につなげることを目的としています。
本市内にある大和地区及びその周辺に位置する地域を対象としており、コミュニティの形成やまちの魅力向上、住み続けられる仕組みづくり、地域内の移動環境づくりなどについて連携するものです。
大和ハウス工業株式会社は、全国各地で大規模な郊外型戸建住宅団地の開発を進めるなか、本市においても大和地区にて約4,000 区画の戸建住宅団地「阪急北ネオポリス」を1966年から開発。開発から50年以上が経過し、少子高齢化・空き家問題が顕在化するなか、同社は2021年から、これらの課題を解決し新たな「まちの魅力」を創出することを目指した団地再耕事業「リブネスタウンプロジェクト」に取り組んでいます。
2024年2月には、同社と地域住民が交流・創造する共創スペース「COtoTSUMUGI(ことつむぎ)」を開設するなど取り組みを進めるなかで、官民が協働し社会課題解決に向けた取り組みを加速させるため、本市と連携協定を締結することになりました。
〔 参考 〕
リブネスタウンプロジェクト
大和ハウスグループでは、高度経済成長期の住宅不足に対応するため、全国に61カ所の郊外型戸建住宅地を開発。
まちをつくった責任として、再生するのではなく、再び耕すことで、新たなまちの魅力を創出しようと、現在、全国8団地で再耕活動を実施しています。