スターティアホールディングス株式会社(本社:東京都、代表取締役:本郷秀之、証券コード:3393)は、2024年7月3日(水)開催、ハローワーク熊本主催「くまもと障害者雇用企業支援セミナー」にて、特例子会社のスターティアウィル株式会社(本社:千葉県、代表取締役:西田博)のシニアアドバイザーである飯田和一が登壇したことをお知らせします。当日は、90名の熊本企業・団体の関係者が参加され、スターティアウィルの飯田からは「成功する障がい者雇⽤の秘訣」について講演させていただきました。ご参加の皆様にはご清聴いただきありがとうございました。
■セミナーの概要
障がい者オフィスの立ち上げより、特例子会社に至る10余年雇用継続率90%を維持しているスターティアウィルの障がい者雇用管理の方法についてお話しました。
テーマ: 障がい者は戦力になる
日時: 2024年7月3日(水)14:00~15:30
主催: ハローワーク熊本主催、熊本市共催
登壇者: スターティアウィル株式会社 シニアアドバイザー 飯田和一
開催場所: 熊本地方合同庁舎A棟1F 共用大会議室 (熊本市西区春日2-10-1)
参加人数: 60社約90名
■セミナー後のアンケートより
開催後のアンケートでは未回答の方を除くと、回答者の100%が「参考になった」と回答してくださいました。以下にアンケートの抜粋を記載します。
◆障がい者雇用に取り組み始めたのだが、わからないことがわからない状態です。今回のセミナーで採用⇒雇用⇒仕事の作り方について理解できました。
◆全体的に大変勉強になりました。社内に持ち帰り、今後協議してまいりたいと思います。
◆実践的な内容をステップごとに説明され、取り組む方向性のヒントになりました。
◆障がい者雇用について、基本的な考え方と成功への道筋がよく理解できました。
◆現場のリアルな話が聞けて良かったです。成功談も失敗談も聞けたので参考になりました。
◆セミナーのタイトルの通り納得いく内容だった。県内に支援学校が多数できており、その卒業生の進路を考えるうえでも参考になりました。
◆障がい者雇用に関してだけではなく、業務の管理、勤怠、DX化など仕事をするうえで必要となることを学べました。
◆DX化に対応した障がい者雇用を行う必要性を強く感じました。
◆採用についての考え方などとても参考になりました。
◆障がい者の立場から見て、就労定着には障がいの受容と体調などのセルフコントロールが重要であることを改めて認識できました。また、企業側からの雇用のノウハウを知ることで就労支援のあり方を考えるうえで参考になりました。
◆移行支援事業所の視点から企業側が求めるものを教えていただきました。最後にお話しいただいた「その人の良いところを探す」視点がノウハウ以上に心に残りました。
■登壇者のプロフィール
スターティアウィル株式会社 シニアアドバイザー
飯田和一 (いいだ わいち)
1961月11月12日東京生まれ。大学卒業後20年以上教育業界で講師や人事を経験し、スターティアに転職。本社での人事総務の仕事を経験後、高血圧で休職により、障がい者オフィス管理の仕事に 異動。特例子会社設立後は取締役・代表取締役を歴任し、2023年6月、定年により取締役を勇退 (シニアアドバイザー現職)。障がい者雇用促進の活動で各方面から高い評価を得ている。
■スターティアウィルが実践する成功のノウハウ
スターティアウィルは、精神障がい者の方を中心に雇用し、主に当社グループの委託業務として書類や文書のデータ化やBPO業務の受託業務をおこなっています。障がい種別で比較すると、精神障がい者は、体調やメンタルの不安定さから最も離職率が高く、雇用管理が難しいといわれています。 そのような中、スターティアウィルでは独自の管理体制を構築することで、精神障がい者の出勤率の大幅な引き上げに成功。2011年から10年間にわたり、90%という、非常に高い定着率を保っています。
さらにスターティアウィルでは、もうひとつの課題となっていた精神障がい者の生産性にも着目しました。RPAやAI-OCRなどのITツールを活用することで、飛躍的な成果を得ています。スターティアウィルのこれらの《従業員の高い定着率》と《生産性の高い障がい者雇用》の実績は、各方面から高い評価をいただいています。
■スターティアウィルについて
スターティアウィルはスターティアホールディングスの特例子会社として、2017年7月3日に設立、障がい者の従業員は現在13名(精神障がい8名、身体障がい3名(重度2名)、知的障がい1名)で、主にスターティアホールディングスグループのデータ入力業務受託・業務請負をおこなっています(2024年4月末現在)。自社の障がい者雇用だけではなく、企業対象に障がい者雇用のノウハウを伝えるセミナーや就労移行事業所に通所する障がい者向けに、就労に役立つ情報提供をセミナー、座談会などをこれまで70回以上行っています。また2024年4月には熊本で就労移行支援事業所「ウィルチャレンジ」を立ち上げ、今までスターティアウィルで培ってきたノウハウを求職者にも伝え、障がい者雇用の活性化を図っております。今後も、自社の雇用に真摯に取り組むのは勿論のこと、ハローワークや支援機関との連携を図り、自社のみならず障がい者雇用をより一層推進し、社会に貢献してまいります。
【会社概要】
社名:スターティアウィル株式会社
所在地:千葉県千葉市中央区栄町36-10甲南アセット千葉中央ビル8階
代表者:代表取締役社長 西田 博
資本金:1,000万円
設立:2017年7月3日
事業内容:スターティアホールディングスグループのデータ入力業務受託・業務請負、
障がい者雇用のコンサルティング、障害者総合支援法に基づく就労移行支援事業
■スターティアホールディングスについて
スターティアホールディングスグループは、デジタルマーケティング(事業会社:クラウドサーカス株式会社)とITインフラ(事業会社:スターティア株式会社、スターティアレイズ株式会社、等)を通じ、中小企業のデジタルシフトを進めていきます。「最先端を、人間らしく。」をコーポレートスローガンに、デジタル技術やサービスを、分かりやすく寄り添って提供します。
【会社概要】
社名:スターティアホールディングス株式会社
所在地:東京都新宿区西新宿2-3-1 新宿モノリス19階
代表者:代表取締役社長 兼 最高経営責任者 本郷秀之
資本金:824,315千円
設立:1996年2月21日
上場取引所:東京証券取引所 プライム市場(証券コード:3393)
事業内容:グループ会社の経営管理等