日本語ビジネスレベル以上の外国人材が登録をする、外国人のための就職・転職情報サイトNINJA(以下「NINJA」)を運営する 株式会社グローバルパワー(本社:東京都台東区 代表取締役社長 竹内 幸一)は、「外国人が継続して住みたい!」と考える都道府県の調査を行いましたので、発表致します。
◆調査方法
NINJA会員のうち、履歴書を公開して「スカウト受信OK」としているアクティブユーザー41,619名(2024年5月27日集計)に対して、現住所を就職希望先に指定しているものを集計し、各都道府県でランキングしました。(なお未回答者は、現住所を就職先に希望していないものとしました。)
調査対象の外国人材は、日本国籍取得者を含む身分地位に基づく在留資格、技術・人文知識・国際業務、留学、特定活動など約8割が高度外国人材、もしくはその予備軍となります。
◆調査の目的
今後、さらに日本の人口が減少する中、労働力だけでなく、内需や納税の面でも外国人材の力が必要となります。そのためには、就労の目的だけでなく、日本が好きで、日本で暮らすことが幸せだと思える環境を整える必要があると当社は考えています。各都道府県においても、より外国人が継続して住みたいと思え環境整備の参考にして頂きたく、本調査をリリース致します。
◆ランキング結果
1位:東京、2位:福岡、3位:愛知県、4位:大阪府、5位:神奈川県、6位:京都府となりました。
最下位は島根県、また中四国の現地就職希望が低い結果となりました。
全体的に外国人対象の求人が少ないエリアが、現地での就職希望率が低い傾向にあります。
住み慣れた地であっても、仕事の選択肢が少なければ他県へ流出する傾向があると予測されます。
また、高度外国人材の予備軍である留学生が多く存在するエリア(大学の多いエリア)では、現地での就職希望者が多くなる傾向にあります。
(大学設置数ランキング-1位:東京都141校、2位:大阪府79校、3位:神奈川県54校、4位:愛知県49校、5位:福岡県48校、6位:兵庫県44校、7位:京都府38校、8位:埼玉県37校、9位:千葉県34校)
特筆すべきは福岡県で、上位ランクの中でも外国人対象の求人数は少なく、大学設置数も5位にも関わらず、継続して住みたいランキングでは東京都に次いで2位となっています。
これは県内の福岡市が、アジアの玄関口としてのリーダー都市をめざし、様々な国際イベントや交流プログラムを開催していること、またグローバル創業・雇用創出特区として外国人がビジネスしやすい環境を整えていることが要因と考えられます。
ランキング(全都道府県):
https://drive.google.com/file/d/152IaGfpMl-ir3eJYOs-2i9KfMm80W5ak/view?usp=sharing
■NINJAについて
日本語ビジネスレベル以上78%、国内在住93%の外国人材が登録する就職転職支援サイトです。現在、159ヵ国の人材が登録する中、企業からのスカウト受信を希望する人材は41,700名以上。利用登録企業は300社を超え、そのうちの約50%が人材紹介会社となります。日本の就労システムは国外とは異なるため、人材紹介会社の支援のもと、就職活動が行える転職サイトとして、外国人材から高い評価をいただいております。
◆外国人のための転職・就職情報サイトNINJA
https://nextinjapan.com/
◆外国人採用をお考えの企業向け案内
https://nextinjapan.com/company-landing
■会社概要
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代表者:代表取締役社長 竹内 幸一
設立:2004年8月11日
本社所在地:〒110-0016 東京都台東区台東1丁目10−6 サワビル 5F
事業内容:外国人材紹介、外国人材派遣、外国人就職・転職情報サイト「NINJA」の運営、グローバルエグゼクティブ人材紹介