コーポレートブランディング支援を行う株式会社揚羽(東京都中央区 代表取締役社長:湊 剛宏 証券コード:9330 以下「弊社」)は、2024年7月4日(木)、5日(金)に、千代田区立九段中等教育学校(以下「九段中等」)の中学2年生3名に対し、「母校の受検者*を誘致するためのキャッチコピーを考える」ことをテーマとした職場体験ワークショップを開催しました。
*千代田区立九段中等教育学校の表記ルールに従い、「受検」という表現に統一しております。
九段中等では、主体的に学び行動できる力や、将来の生き方を考える力を養うためのキャリア教育プランの一環として職場体験を実施しています。生徒は、都内の企業や飲食店などを訪れ、2日間にわたり業務を体験します。弊社では2022年より九段中等生徒の職場体験受け入れを実施しており、3年目を迎える今年は、2010年4月〜2011年月生まれの“α世代”と呼ばれる生徒の皆さんに参加いただきました。
■九段中等を受検したくなる、母校のキャッチコピーづくりに挑戦!
当日は、3C分析(Company(自社)・Customer(顧客)・Competitor(競合他社)の分析)をもとにしたビジネスの差別化ブランディングのプロセスに沿って、自校の受検希望者を獲得するためのキャッチコピーを制作してもらいました。
Customer(顧客)にあたる「ターゲットとなる小学生」の定義からスタート。3名で話合い、『千代田区在住』、『運動、特にバレーボール好き』、『明るい友達が多い』、『人気YouTuberが好き』、『海外に行きたい、頭が良くなりたいという理由から中学受験を考えている』などのキーワードを出しながらターゲット像をすり合わせました。
Competitor(競合他社)にあたる「他に候補となる受験校」については、他校の情報とターゲットを見比べ議論。第二外国語も含めた語学教育に力を入れ、体育館が広くて綺麗な、九段中等の近隣の中高一貫校に決まりました。
対してCompany(自社)として九段中等の特徴には、『運動行事が充実している』、『理科教育設備が整っている』、『英語教育に注力している』、『バレーボール部が強化部に指定されたくさん練習できる』などのキーワードが挙がりました。
その後、ターゲットに伝えるべき九段中等の魅力の設定と、それを伝えるキャッチコピーを各々制作してもらいました。
■アウトプット
英語教育を魅力に設定した生徒は、英語のコピーをメインにしたり、バレーボール好きのターゲットに合わせて“横断幕”に使われる言葉を用いたキャッチコピーに仕上げたりと工夫を重ねました。また、運動行事の豊富さを魅力とした生徒のキャッチコピーは、ストイックに努力をすることで見える自分の成長を想像させるものとなりました。
言葉の表現だけでなくフォントにまでこだわり、真剣に取り組んでいただきました。
■参加した生徒の感想
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ターゲットを細かく決めるのに驚いた。“小学生”という大まかな状態で大丈夫だと思ったけど、人物像がはっきりしている方が考えやすかった。
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今までキャッチコピーはそのまま考えるのかと思っていたけど、いろいろ順番に考えていくのを知れて良かったし楽しかった。
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考えるのも楽しかったけど、最後に紙に表現するのが一番楽しかった。
九段中等教育学校について
大正13年に第一東京市立中学校として開校、平成18年度に千代田区立九段中等教育学校として中高一貫教育校に。「豊かな心 知の創造 未来貢献」を教育目標に、『知性、感性を磨き、豊かな創造力を培う』『心身を鍛え、自主自律の精神を養う』『主体的に社会に貢献する意欲と態度を醸成する』教育を行い、日本や世界の問題解決に積極的に取組み、他者と協調、協働して、世界のリーダーとなる未来志向の責任ある人材育成に取り組んでいる。 <所在地:東京都千代田区九段北二丁目2番1号 >
【会社概要】
会社名:株式会社揚羽
市場:東京証券取引所グロース市場(証券コード:9330)
資本金:2億7899万円(2023年9月30日時点)
所在地:〒104-0032 東京都中央区八丁堀2丁目12-7 ユニデンビル3F
設立:2001年8月
代表者:代表取締役社長 湊 剛宏
ミッション:一社でも多くの企業のブランディングに伴走し、日本のビジネスシーンを熱く楽しくする!
事業内容:ブランディング支援全般
支援領域:コーポレートブランディング/パーパスブランディング/サステナビリティブランディング
採用ブランディング/インナーブランディング/アウターブランディング
製品・商品・サービスブランディング 等
ブランディングにおけるコンサルテーション、クリエイティブ、ソリューションまで一気通貫できるパートナーとしてご支援をしてまいります。