★マイクロ波加熱の基礎から応用まで、技術導入を検討している方に向けて!
【セミナーで得られる知識】
・マイクロ波加熱の基礎
・マイクロ波化学の基礎(電子レンジによる化学反応の基礎)
・マイクロ波プロセス応用
・マイクロ波加熱炉設計
【セミナー対象者】
・マイクロ波化学の応用を検討している企業の技術者・研究者
・マイクロ波加熱技術を自社技術とすることを検討されている技術者・研究者
・加熱や乾燥等の化学工学プロセスの従事者で現課題の克服をしたいと考えている方
・焼成、化学反応を高速化することでプロセスコスト削減を図りたい方
〈セミナー趣旨〉
マイクロ波加熱技術の基礎と工学応用について、乾燥・化学合成をベースとして概観する。材料や化学分野の研究者がはじめてマイクロ波加熱を利用するために必要な基礎知識を理解する。マイクロ波プロセスで見られる様々な課題を紹介し、加熱工学・電磁気学の観点から対策法を紹介する。マイクロ波加熱プロセスの実用化へ向けた可能性の判断指標を示すとともに、マイクロ波加熱の生み出す微小領域非平衡効果や学術的に未知とされているマイクロ波効果を紹介する。
1)セミナーテーマ及び開催日時
テーマ:マイクロ波加熱の基礎 ~ 電子レンジから高温加熱炉まで ~
開催日時:2024年8月23日(金)10:30~16:30
参 加 費:55,000円(税込) ※ 資料付
* メルマガ登録者は 49,500円(税込)
* アカデミック価格は 26,400円(税込)
講 師:樫村 京一郎 氏 中部大学 工学部 工学基礎教室 准教授
※本セミナーは、当日ビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。推奨環境は当該ツールをご参照ください。後日、視聴用のURLを別途メールにてご連絡いたします。
★受講中の録音・撮影等は固くお断りいたします。
【★見逃し配信付き】
・ 当該ウェビナーにお申込みいただいた場合には、サービスとしてZOOMを使用した「見逃し配信」を合わせて提供いたします。
・ 見逃し配信では、ウェビナーの録画動画を一定期間視聴可能です。
・ ウェビナーを復習したい方、当日の受講が難しい方、期間内であれば動画を何度も視聴可能です。
2)申し込み方法
シーエムシー・リサーチの当該セミナーサイト
からお申し込みください。
折り返し、 視聴用のURLを別途メールにてご連絡いたします。
詳細はURLをご覧ください。
3)セミナープログラムの紹介
1.マイクロ波加熱の魅力と特徴
1.1 加熱技術としてのマイクロ波
1.1.1 高速加熱
1.1.2 内部加熱
1.1.3 選択加熱
1.2 製鉄反応の高速・低温プロセス化
~ 高速加熱の応用例
1.2.1 研究背景 ~ 問題設定~
1.2.2 マイクロ波製鉄の原理
1.2.3 スケールアップ試験と装置概要
1.2.4 マイクロ波製鉄の課題
1.3 スレート瓦のアスベスト無害化
~ 内部加熱の応用例
1.3.1 研究背景 ~ 問題設定~
1.3.2 マイクロ波によるアスベスト高速無害化法の原理
1.3.3 アスベスト無害化プロセスの改善点
1.3.4 マイクロ波ロータリーキルンと問題点と課題
1.4 エネルギー操作による化学反応制御 ~ 選択加熱の応用展開へ向けた展望
1.4.1 マイクロ波吸収特性と選択加熱
1.4.2 選択加熱を利用した反応高速化の報告事例
1.5 バイオマスの再生資源化への応用
~ マイクロ波加熱による反応高速化
1.5.1 電磁波に励起された分解反応と分解反応高速化
1.5.2 電磁波加熱における固液各相の温度分布
2.マイクロ波プロセスに関する基礎知識と諸問題への対応
2.1 よくある問題とその概要
2.2 熱暴走によるプロセス不安定性
~ 加熱対象の温度が上がりすぎてしまう、など
2.2.1 ホットスポットと熱暴走
2.2.2 伝熱工学の観点からのホットスポット
2.2.3 ホットスポット対策事例
2.3 マイクロ波によるエネルギー操作設計のアプローチ
~ マイクロ波で加熱できない、など
2.3.1 マイクロ波加熱装置の問題
2.3.2 材料吸収特性と傾向
2.3.3 補助加熱とプロセス設計
2.3.4 マイクロ波照射系とるつぼ選定
~ 空洞共振器をはじめとした事例
2.4 放電現象 ~ 放電が生じてしまう、など
2.4.1 プラズマの性質と雰囲気ガス
2.4.2 電離電圧と真空度
2.4.3 雰囲気の改善による対策
2.5 温度分布制御へのアプローチ
2.5.1 電磁制御による温度分布制御
2.5.2 熱制御による温度分布制御
2.5.3 物質移動による温度分布制御
2.6 様々な問題と対応策の紹介(事前の質問に対する回答)
3.マイクロ波加熱のプロセス応用
3.1 マイクロ波加熱を検討するための準備
3.1.1 マイクロ波加熱の実用化事例
3.1.2 実用化への判断指標
3.1.3 迅速加熱・内部加熱とプロセス時間
3.1.4 改善例のコスト試算例
3.2 各社が販売するラボ試験機の比較
3.3 マイクロ波加熱炉の組み上げ(ラボ試験)
3.4 半導体発振器とマグネトロン発振器
3.5 特許戦略について
4. マイクロ波加熱による新しい化学反応の報告
4.1 マイクロ波効果
4.2 Dudley-Kappe論争
4.3 新しい化学反応と提案モデル
4.4 マイクロ波加熱工業応用のこれから
4)講師紹介
【講師経歴】
2008-2010 自然科学研究機構 核融合科学研究所 連携研究推進センター COE 研究員
2010-2011 自然科学研究機構 核融合科学研究所 装置工学応用物理研究系 研究員
2011-2013 京都大学 生存圏研究所 学際萌芽研究センター ミッション研究員
2013-2014 京都大学 生存圏研究所 特任助教
2014-2019 中部大学 工学部共通教育科 講師
2019-現在 中部大学 工学部共通教育科 准教授
【活 動】
2019/5/30-現在に至る: 電磁波エネルギー応用学会 理事
2018–現在に至る:日本学術振興 188委員会(現 R024委員会)幹事
2015-現在に至る:日本鉄鋼協会・ノーベルプロセシングフォーラム・電磁場エネルギー Gr., 主査 (2015-)
受賞:5件、著書・総説:12 件、テレビ・新聞:10 件
☆詳細とお申し込みはこちらから↓
5)近日開催ウェビナー(オンライン配信セミナー)のご案内
○高分子重合技術の入門講座
開催日時:2024年7月31日(水)10:30~16:30
○生成系AI(ChatGPTなど)を業務に活かすコツと、初めてのPythonプログラミング
開催日時:2024年7月31日(水)10:30~16:30
○エポキシ樹脂の基礎と配合技術、使用時のトラブル対策
開催日時:2023年8月2日(金)10:30~16:30
※見逃し配信付き
○研究開発における「生成系AI」活用のヒントと落とし穴 ~ 今後AIはさらに活用が広がるが、その時人間は知をどのようにマネジメントしたらよいのか ~
開催日時:2024年8月7日(水)10:30~16:30
○生成系AIを活用した実務における問題解決法
開催日時:2024年8月23日(金)10:30~16:30
〇マイクロ波加熱の基礎 ~ 電子レンジから高温加熱炉まで ~
開催日時:2024年8月23日(金)10:30~16:30
※見逃し配信付き
〇分離プロセスの工業装置へのスケールアップノウハウおよびカーボンリサイクル評価法
開催日時:2024年8月26日(月)10:30~16:30
☆開催予定のウェビナー一覧はこちらから!↓
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6)関連書籍のご案内
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以上