どろんこ会グループ(本社:東京都渋谷区 理事長:安永愛香)は2025年春、東京都、千葉県、茨城県に認可保育園・認定こども園を5施設、児童発達支援事業所を4施設、新たに開設することを発表いたします。
児童発達支援事業所は全て認可保育園・認定こども園に完全併設したインクルーシブモデルとなります。
(仮称)上目黒どろんこ保育園×発達支援つむぎ 上目黒ルーム(東京都目黒区)
✔都心へのアクセス抜群で人気の東急東横線「中目黒」駅から徒歩6分という非常に利便性の高い立地
✔都心ながら十分な園庭の広さを確保、さらに屋上園庭やデッキも備え、子どもたちがのびのびと活動できるように配慮
✔園庭のない公立保育園の環境整備と保育サービスのさらなる向上のための公募があり、中目黒どろんこ保育園での実績や障害児保育の豊富な経験を評価いただき、民営化を受託
✔保育園の定員は70名(0~5歳児)/児童発達支援事業所の定員は10名
(仮称)メリー★ポピンズ 大山ルーム×発達支援つむぎ 大山ルーム(東京都板橋区)
✔東武東上線「大山」駅から徒歩6分
✔阪急阪神不動産株式会社が手掛ける全285邸の新築分譲マンション「ジオ板橋大山」内の施設。どろんこ会グループは同社のマンション内での保育園運営は江東区に続き2園目
✔周囲は商店街やスーパー、公園が多く、子育て世帯にとって快適な環境。近隣には系列の板橋仲町どろんこ保育園があり、園庭遊びや生き物とのふれあいも可能
✔保育園の定員は60名(0~5歳児)/児童発達支援事業所の定員は10名
(仮称)百目木どろんこ保育園×発達支援つむぎ 百目木ルーム(千葉県袖ケ浦市)
✔アクアラインによる都心部へのアクセスのよさ、独自の子育て・教育施策で人口増加を続ける袖ケ浦市
✔プールやテニスコート、野球場なども備える広大な百目木公園(コカ・コーラボトラーズジャパン Park百目木)の中に非常に広い園舎を展開
✔幼保連携型認定こども園の定員は120名(0~5歳児)/児童発達支援事業所の定員は10名
✔2024年4月に開園した袖ケ浦どろんこ保育園に続き、2年連続で開園
(仮称)メリー★ポピンズ つくば駅前ルーム×発達支援つむぎ つくば駅前ルーム(茨城県つくば市)
✔つくば駅直結の駅ビル「トナリエつくばクレオ」内に開園。ビル内にはスーパーや家電量販店、100円ショップなどがそろい、利便性が高い
✔2024年の調査でつくば市は人口増加率全国1位。つくば市内では小学校の新設も続く
✔どろんこ会グループはつくば市内に保育園を5園(院内保育所含む)、児童発達支援事業所と放課後等デイサービス、学童保育室の運営実績あり
✔保育園の定員は60名(0~5歳児・医療的ケア児の受け入れも実施予定)/児童発達支援事業所の定員は10名
(仮称)小平どろんこ保育園(東京都小平市)
✔JR武蔵野線「新小平」駅から徒歩8分
✔多様な保育ニーズへの対応、安定した保育サービスの提供を求め、小平市が公立保育園の民間への移管を検討、公募。どろんこ会グループは2008年から小平市にてブリヂストン小平保育園を受託運営してきた実績を評価され、民営化を受託
✔定員は108名で、最初は1、2歳児のお預かりから開始し、翌年以降から3~5歳児の受け入れも実施
どろんこ会グループが実践する「完全併設」での「インクルーシブ保育」とは
どろんこ会グループは常々、ただ施設が隣り合っているだけ、玄関もスタッフの事務所も別、子どもたちは週に1度、月に1度の交流のみといった、「形だけ」の併設は意味がないと考えてきました。保育園と発達支援の部屋を仕切る壁も取り払い、園庭内も双方を分けるフェンスなどもなく、全てをシェアし、障害の有無にかかわらず混ざり合って生活する。そして、双方のスタッフが保育園に通う子も児童発達支援に通う子も保育・支援することが「完全併設」だと考えています。
どろんこ会グループでは、障害の有無にかかわらず全ての子どもたちに「生きる力」を育みます。障害のある子こそ、ものの取り合いやけんかなどのトラブルをたくさん経験することで、感情のコントロールや他者との協働を身につけていく必要があると考え、異年齢保育・インクルーシブ保育の中で、一つでも多くの直接体験と、成功と失敗を経験できるような環境づくりを心掛けています。
保育園・児発を併設したインクルーシブ施設~ご利用家庭からの声~
~障害があるお子さま、医療的ケアの必要なお子さまのご家庭が困っていたこと~
「他の保育園では、『ボタンを留められないなら進級させない』と言われたことがありました。常に『あれができない、これができない』 を言われ続け、本当に辛い思いをして、転園を考えました」
「他の子にけがをさせてしまったことから、『うちでは預かるこができない』と言われてしまいました」
「保育園に通っていましたが、他の子に混ざることができず、運動会や発表会では他の子との違いを見て打ちのめされてきました」
「酸素ボンベの装着が必要な子だったのですが、入園希望の際に『見学には来てもよいが受け入れは難しい』『園長に確認しないと分からない』など、なかなか保育園が決まらず疲弊していました。子どもは何も悪くないのに、こんなにがんばっているのに、どうして受け入れてくれないのだろうと辛い思いでした。その時にちょうどどろんこ会の併設施設が開園することを知りました」
~他園から併設施設に転園されたご家庭より~
「以前の園では子どもたちの集団に加わることができなかったが、どろんこ保育園ではほかの子とも混ざって過ごせることができて本当にうれしく思っています」
「前に通っていた施設では子どもがすることに対して『だめ』と言われ続けてきたが、どろんこ保育園では子どものよいところを見て保育をしてくれるので安心して預けることができます」
「最初はつむぎのみ利用していましたが、子どもが楽しそうに通ってくれるので、併設の保育園への入園を希望しました。発達支援と保育園が同じ場所にあると施設間の移動や送迎の負担がないためとても助かっています」
~併設の保育園をご利用いただいている保護者様より~
「日ごろ児童発達支援事業所が併設されているということは全く意識したことがないのですが、ある日どろんこ保育園に通う兄妹の間で交わされた会話で気づかされたことがありました。3歳の娘が『〇ちゃんは5歳なのに自分でご飯が食べられない。まだおむつもとれていないんだよ』と話していたところ、5歳で〇ちゃんと同じクラスの息子が『つむぎの〇ちゃんだよね。〇ちゃんはそれでいいんだよ。みんな同じじゃなくっていいんだよ』と、ごく自然に語りかけていたのです。何気ない言葉でしたが、いろいろな子がいて共に育ち合うことでお互いを認め合える環境にあることが子どもの成長にとってプラスなんだと感じました」
*なお、この話を聞いた保育者も、子どもなりの言葉で多様性を理解していることをあらためて気づかされたと話しました。
どろんこ会グループでは、子どもたちが、それぞれの個性のぶつかりあいを経験し、違いを認めて頼りあい、手を差し伸べあうことを学んでいくことが、
共生社会に向けての土台づくり
だと考えています。今後もインクルーシブ保育のフロントランナーとして、障害の有無で子育てを分けず、全ての子どもが共に遊び、学び、食べ、眠り、育つインクルーシブ保育を推し進めていきます。
どろんこ会グループの子育てとは
どろんこ会グループの子育てでは、就学前教育の前段階から非認知能力を育むことに重きを置いています。そのために必要な6つの力を身につけることを目標としています。
1.ケガをしない強いからだを育てる
園では裸足で過ごし、長距離散歩や木登り、リズム体操、雑巾がけ、座禅を取り入れています。
2.自分でできることを自分でする
子どもたちは畑仕事をし、自ら育てたものを調理する体験もします。給食のお米は、新潟県南魚沼市にある自社の田圃で植え付けから精米、発送まで自給自足で行っています。子どもたちも田植え、稲刈りに参加します。
3.全ての人との関わりから、判断・行動を身につける
0歳から5歳児が共に暮らす異年齢保育、そして障害の有無では分けないインクルーシブ保育を実践しています。地域の交流を大切にし、商店街ツアーや青空保育を行っています。
4.活動を選択し、自分で考えて行動する
火、水、土と関わることで、自然の事象に自ら気づき、考える力を養います。
5.生死を知る
ヤギやニワトリなどの生き物の世話を通じ、命の重みを知ります。また、「命あるものを食している」ことを経験するための食育、命の大切さを学ぶ性教育も実施しています。
6.感じたこと・考えたことを表現する
生活の中で自由に表現し創る環境を用意し、子どもが感じたこと、考えたことを表現できるよう保育計画を立てています。
プレスリリースはこちらよりダウンロードいただけます。
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どろんこ会グループ
どろんこ会グループ(社会福祉法人どろんこ会、株式会社ゴーエスト、株式会社日本福祉総合研究所、株式会社南魚沼生産組合、株式会社Doronko Agri)は全国約170箇所に認可保育園、認証保育所、事業所内・院内保育所、学童保育室、地域子育て支援センター、児童発達支援センター、児童発達支援事業所、放課後等デイサービス、就労継続支援B型事業所などを運営。次代を担う子どもたちの「にんげん力」を育む体験型保育・自然保育を行う。幼児期の性教育や男性保育士比率の高さなど、各種メディアでもその取り組みが紹介されている。
1998年設立。職員数約2300人(2024年7月)。施設利用者数約11000人(2024年3月)
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