【アメリカ】EV車で特に重要視されているは「充電時間」~EV車に関する調査~

by GENIC

マーケティングリサーチ会社の株式会社アスマーク(東京都渋谷区東、代表取締役:町田正一)は、アメリカ在住でEV車を所有・運転する30~59歳男女に「EV車に関する調査」を実施し、その結果を7月18日に公開しました。

※調査日は2024年6月3日(月)~6月11日(火)です。

【アメリカ】EV車で特に重要視されているは「充電時間」~EV車に関する調査~

調査結果

「脱炭素」や「カーボンニュートラル」という言葉がニュースなどで報道されるようになってから、数年が経ちました。そういった中で日本では「2050年カーボンニュートラルに伴うグリーン成長戦略」として「乗用車は、2035年までに、新車販売で電動車100%を実現。」(※ここでの電動車はEV以外も含まれます)を方針として挙げ、アメリカでは当時のバイデン大統領が2021年に「2030年までにアメリカ国内で販売する新車の50%以上を電動化する」(※ここでの電動化はEV以外も含まれます)という大統領令を発令しております。

(参考元:

2050年カーボンニュートラルに伴うグリーン成長戦略



(参考元:

バイデン米政権、2030年までに新車の半数以上をEV、FCVとする大統領令

また、日本自動車販売協会連合会のデータによると、2021年から年々新車のEVの登録車数が増えており、2021年の前年比は144.7%、2022年の前年比は149.4%、2023年の前年比は139.2%です。

(参考元:

燃料別登録台数

そこで、当社は海外調査のお問い合わせが多いアメリカと中国を対象に、EV車に関するアンケート調査を実施しました。調査項目は、車に期待することやEV車を選んだ理由、EV車で重視、満足している度合いなどについて聴取しています。

今回はアメリカを対象とした調査データを公開しています。

トピックス

  • 車に期待することのTOPは「安全性」となり、「走行性能」「燃費の良さ」が続く

    EV車にした理由のTOPは「環境にやさしいから」となり、「走行性能が良いから」「ガソリン代がかからないから」が続く

    EV車で満足している事として「充電時間」「走行時の静寂性」は「非常に満足」が高く、特に好感を持たれている

    EV車に対する事柄について、重視度と満足度で見たとき、重視度が高く、満足度が低い項目として「維持費・メンテナンス費」「充電スポットの数」が該当

ピックアップ


■車に期待すること


Q2.あなたが車に期待することは何ですか。当てはまるものをすべてお知らせください。(複数選択可)

車に期待することは「安全性」「走行性能」「燃費の良さ」が上位に挙がる。

世帯年収別では『$130,000-$199,999』は「カーナビやオーディオの性能」、『$200,000 or more』は「走行距離」「車内・収納スペースの広さ」が全体と比べ高い。

【アメリカ】EV車で特に重要視されているは「充電時間」~EV車に関する調査~

車に期待すること


■EV車にした理由


Q3.あなたがEV車両を購入しようと思った理由は何ですか。あてはまるものをすべてお知らせください。(複数選択可)

EV車にした理由は「環境にやさしいから」「走行性能が良いから」「ガソリン代がかからないから」が上位に挙がる。

『男性30代』では「災害時や自宅での電源として活用できそうだから」が全体と比べ高く、年代が若いほどEV車ならではの特徴を生かした使い方を視野に入れている傾向がみられる。

【アメリカ】EV車で特に重要視されているは「充電時間」~EV車に関する調査~

EV車にした理由


■EV車両の重視度TOP2×EV車両の満足度TOP2


Q4.あなたはEV車両の以下の項目についてどれくらい重視しているかそれぞれお知らせください。(それぞれ1つずつ選択)

Q5.あなたはEV車両の以下の項目についてどれくらい満足しているかそれぞれお知らせください。(それぞれ1つずつ選択)

重視度、満足度共にいずれの項目も高い水準であるものの各項目を以下の図にプロットすると重視度が高く、満足度が低い象限では「維持費・メンテナンス費」「充電スポットの数」が位置している。

特に充電スポットの数はEV車両の普及と共に増えつつあるものの、まだ不足していると思われている方も一定数いることがわかる。

【アメリカ】EV車で特に重要視されているは「充電時間」~EV車に関する調査~

EV車両の重視度TOP2×EV車両の満足度TOP2


■買い替えるならまたEV車に乗りたいか


Q7.次に車を購入するとした場合、どのような車を購入したいと考えていますか。最も購入したいと思う車を1つお知らせください。(1つ選択)

買い替えるならまたEV車に乗りたいと思われている方は8割弱となり、EV車両の継続購入意向は高い。

なかでも、『男性30代』、世帯年収が『$200,000 or more』のリピートが期待できる。

【アメリカ】EV車で特に重要視されているは「充電時間」~EV車に関する調査~

買い替えるならまたEV車に乗りたいか

調査概要

【アメリカ】EV車で特に重要視されているは「充電時間」~EV車に関する調査~

調査名

EV車に関する調査【アメリカ】

対象者条件

【性別】男女

【年齢】30歳~59歳

【居住地】アメリカ

【その他条件】

以下のいずれかに該当する方

・EV車両を所有しており、ご自身で運転している方

・EV車両を月に1日以上運転している方

調査項目

【スクリーニング】

・ご自身が運転する車を持っているか

・ご自身で運転する車の種類

・ご自身で運転するEV車の運転頻度

【本調査】

・車に対する価値観・考え方

・車に期待すること

・EV車を購入しようと思った理由

・EV車で重視している度合い

・EV車で満足している度合い

・EV車の総合満足度

・次に車を買う場合、どの種類の車を買いたいか

サンプルサイズ

227サンプル

割付

性年代均等

※50代女性のみサンプル欠損あり

調査期間

2024年6月3日(月)~6月11日(火)

調査方法

Webアンケート

調査期間

株式会社アスマーク

株式会社アスマーク

株式会社アスマーク

代表取締役:町田 正一

所在地  :〒150-0011 東京都渋谷区東1-32-12 渋谷プロパティータワー4F

電話番号 :03-5468-5101

FAX番号 :03-5468-5102

設立   :2001年12月21日

資本金  :139百万円(2023年12月31日現在)

加盟団体 :一般社団法人日本マーケティング・リサーチ協会

取得認証 :プライバシーマーク(登録番号:12390094)

マーケットリサーチ製品認証規格(ISO 20252)

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