株式会社ナボカルコスメティックス社(東京都千代田区)は、新製品の市場投入に先駆けて、インタビュー動画を制作しました。研究顧問の方とともに、自社の研究成果のひとつについて語っています。その新成分が、老化対策に寄与すると考えられている「Olandu(オランドゥ)」です。研究そのものは、
昨年夏に発表され
、その後、
臨床試験の結果も公開され
ています。今回の動画は、あらためて、その効果と可能性について、分かりやすく解説した動画です。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000126245.html
エイジングケアに画期的な新発明 コラーゲン産生促進“Olandu”
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000010.000126245.html
「内因」性の解決策を目指すアンチエイジング ~ユーザーテストは成功~
【老化とコラーゲンの関係】
加齢に伴い、皮膚内部のコラーゲン量は変化しています。老化対策の観点では、減っていくコラーゲンを人為的に増やしていくことが、重要な研究テーマです。同志社大学アンチエイジング研究センター長の米井嘉一教授もこの点を強調し、コラーゲンの不足が招く皮膚のたるみや、弾力が失われるメカニズムを挙げ、新しいコラーゲンが絶えず生成される状態を理想だとしています。
【Olanduの新発見】
ナボカル社の主席研究員も、このメカニズムにかねてより注目していた一人です。そして、同社研究チームが発見した新成分「Olandu(オランドゥ)」に驚きを隠せません。Olanduとは、イナゴマメから抽出したポリフェノール化合物の一種です。細胞実験では、Olanduの投入により、結果的にコラーゲンの生成効率を高めていることが突き止められています。
【コラーゲンの(内因性)生成】
具体的に示しておきましょう。ナボカル社は、近年、海外の研究機関との提携を進めています。その中でいくつかの新成分を見出し、実証に至っています。Olanduについて言えば、その筆頭であり、香港科学技術大学との共同研究の成果でした。Olanduは、Ⅰ型コラーゲンの生成に関与するCOL1A1の発現量を24時間で300%以上増加させました。同じく(24時間で)I型コラーゲンも274%増えています。コラーゲンが体の外部から持ち込まれたのではなく、みずからの生成能力(=内因性生成)によって増加することから、理論的には、多くの方が悩む老化の進行を食い止める可能性が示唆されています。
【Olanduの小分子の利点】
ナボカル社の研究を指導する長田教授も、この研究成果に着目しています。自然界の膨大な植物の中には、人間にとって有用な成分がまだ眠っているはずだとかねてより主張されてきました。このOlanduは、地中海沿岸にて古来より食されてきたイナゴマメからの発見でした。まさに、この成分は、同教授の言葉を体現する貴重な発見例だったのです。
【Olanduの応用】
ナボカル社は、冒頭の米井教授に、Olanduを投入した化粧品の臨床試験を依頼しました。34人の被験者の目尻に塗布し、8週間後にシワと皮膚の粘弾性を確認しています。その結果は、シワ改善が顕著に見られていました。今後の研究の深化を占う上で、新成分にとって幸先のよい一歩となっています。美容サロン向けに、プロユースの化粧品を投入してきたナボカル社が、この成分を自社製品にどう融合させるか、製品化研究にも熱が入ります。
ナボカルコスメティック社(略称:ナボカル社)
大手美容サロン等のプロユースにも選ばれるスキンケア化粧品を提供し始めてから、半世紀近く。様々な天然成分を導入し、安全性を担保するための処方を開発してきた企業です。あらたな資本を受け入れ、海外へと目を向けられる事業変革に取り組んでいます。