•２つ以上近接駅を統合した場合は、駅名の後にＡ（ａｒｅａ）を付記しています。
•【宇品二丁目Ａ】宇品二丁目・宇品三丁目・県病院前、【十日市町Ａ】十日市町・本川町・小網町・寺町・土橋・別院前、【八丁堀Ａ】銀山町・胡町・八丁堀、【宇品四丁目Ａ】宇品四丁目・宇品五丁目、【広島Ａ】広島・広島駅・稲荷町・的場町・段原一丁目、【新白島Ａ】白島（広島電鉄白島線・広島高速交通アストラムライン）・城北・新白島、【廿日市Ａ】廿日市・広電廿日市、【横川Ａ】横川・横川一丁目、【皆実町Ａ】皆実町六丁目・広大附属学校前・皆実町二丁目、【元宇品Ａ】海岸通・宇品・元宇品口、【紙屋町Ａ】本通・袋町・原爆ドーム前・本通・県庁前・紙屋町東・紙屋町西
•評点は、今住んでいる街への評価について、大変満足している：１００点、満足している：７５点、どちらでもない：５０点、不満である：２５点、大変不満である：０点とした場合の平均値です。
•偏差値とは、評点の平均値が５０になるように正規化し、評点の数値が平均値からどの程度隔たっているのかを示したものです。偏差値が同じ場合、小数点２位以下が異なります。
•「住みここち（駅）ランキング」は、駅徒歩１５分以内に居住している回答者が３０名以上の駅を、「住みここち（自治体）ランキング」は回答者５０名以上の自治体を対象に集計しています。
•「住みここちランキング」は、２０２０～２０２４年の５年分の回答を累積して集計しています。ただし、各集計対象の駅・自治体の人数が２０２０～２０２４年の累計人数では規定に満たない駅・自治体（駅は回答者数３０名未満、自治体は回答者数５０名未満）に居住している回答者のみ２０１９年の回答も累積しています。なお、回答者に重複はありません。
•「住みたい街（駅）ランキング」は、広島県居住者の２０２４年の回答を中国エリア内の駅を対象にしてランキングを集計しています。「住みたい街（自治体）ランキング」は、広島県居住者の２０２４年の回答を全国の自治体を対象にしてランキングを集計しています。
•「住みたい街ランキング」では、行政区はまとめて一つの自治体として集計していますが、広島市は行政区を分けて集計しています。
-
総評
■住みここち（駅）トップは、宇品二丁目Ａ
１位は、宇品二丁目Ａ（宇品二丁目・宇品三丁目・県病院前を統合）、２位は十日市町Ａ（十日市町・本川町・小網町・寺町・土橋・別院前を統合）です。３位は、昨年２３位から大きく順位を上げた八丁堀Ａ（銀山町・胡町・八丁堀を統合）です。その他トップ１０内では、４位に広島市佐伯区に位置する佐伯区役所前（広島電鉄宮島線）（昨年１６位）、８位に広島市安佐南区に位置する下祇園（ＪＲ可部線）（昨年１５位）が新たにランクインしています。
■住みここち（自治体）トップは、６年連続で安芸郡府中町
安芸郡府中町が、６年連続で１位に輝きました。安芸郡府中町は、広島県内で最も小さい面積ながら広島市のベッドタウンとして宅地化が進み、マツダをはじめ大手企業の工場などが集積する町です。２位は、５年連続で広島市南区です。３位は、２年連続で広島市中区です。
■住みたい街（駅）トップは、５年連続で広島Ａ
１位は、４.８％の高い得票率で、５年連続で広島Ａ（広島・広島駅・稲荷町・的場町・段原一丁目を統合）です。２位も、５年連続で福山市に位置する福山（ＪＲ山陽本線）です。３位は新白島Ａ［白島（広島電鉄白島線・広島高速交通アストラムライン）・城北・新白島を統合］です。トップ５では、５位に東広島市に位置する西条（ＪＲ山陽本線）が新たにランクインしています。
■住みたい街（自治体）トップは、６年連続で広島市中区
１位は、６年連続で広島市中区です。２位は東京２３区、３位は福岡市で、いずれも３年連続でのランクインです。トップ５では、５位に福山市が新たにランクインしています。
-
街の住みここち（駅）ランキング＜駅：ＴＯＰ２０、因子別：ＴＯＰ５＞
●日常利用に便利なスーパーやコンビニなどの充実度に関係する「生活利便性」因子では、広島市安佐南区に位置する駅（高取・下祇園・緑井）などの評価が高くなっています。
●「交通利便性」因子では、広島高速交通アストラムライン沿線の広島市中心部により近い駅（中筋・西原・牛田）などの評価が高くなっています。
●トップ２０内では、１６位に広島市東区に位置する不動院前（昨年４９位）、２０位に元宇品Ａ（海岸通・宇品・元宇品口を統合）（昨年４４位）が昨年から順位を上げてトップ２０入りしています。
ＴＯＰ２０外の駅 因子別順位トピックス
●生活利便性の１位は、高取（広島高速交通アストラムライン）でした。
●交通利便性の１位は、中筋（広島高速交通アストラムライン）でした。
●行政サービスの１位は西高屋（ＪＲ山陽本線）、２位は廿日市Ａ（ＪＲ山陽本線）でした。
●静かさ治安の１位は西高屋（ＪＲ山陽本線）、２位は三滝（ＪＲ可部線）でした。
●賑わいの１位は、紙屋町Ａ（広島高速交通アストラムライン）でした。
●物価家賃の１位は高木（ＪＲ福塩線）、２位は西高屋（ＪＲ山陽本線）でした。
●防災の１位は西高屋（ＪＲ山陽本線）、２位は中深川（ＪＲ芸備線）、３位は八本松（ＪＲ山陽本線）でした。
•因子別の順位で、偏差値が５０未満の場合は「-」と表示しています。
-
街の住みここち（自治体）ランキング＜自治体：ＴＯＰ１４、因子別：ＴＯＰ５＞
●１位の安芸郡府中町は、「生活利便性」「交通利便性」「行政サービス」「親しみやすさ」「賑わい」の５つの因子で１位の高い評価を得ており、中でも「行政サービス」因子は、唯一偏差値７０台の極めて高い評価を得ています。また、「物価家賃」「防災」の両因子では４位となっています。
●「生活利便性」因子では、広島市のベッドタウンとして発展している安芸郡に位置する府中町と海田町がトップ２となっています。
●トップ１４では、１３位に昨年の累計回答者数が５０名未満だったためランキングの集計対象外だった山県郡北広島町が新たにランクインしています。山県郡北広島町は、「静かさ治安」「防災」の両因子で１位、「物価家賃」因子で３位の評価を得ています。
ＴＯＰ１４外の自治体 因子別順位トピックス
●静かさ治安の２位は庄原市、３位は世羅郡世羅町でした。
●防災の２位は、庄原市でした。
•因子別の順位で、偏差値が５０未満の場合は「-」と表示しています。
•「住みここち（自治体）ランキング」の昨年の順位が「-」となっている自治体は、昨年の累計回答者数が５０名未満だったため、ランキングの集計対象外でした。
-
調査概要
◇調査方法
株式会社マクロミルの登録モニタに対してインターネット経由で調査票を配布・回収。
◇回答者
広島県居住の２０歳以上の男女、２０２０年～２０２４年（一部の回答のみ２０１９年を追加）合計１９,１１９名を対象に集計。
［男女比］ 男性４５.５％：女性５４.５％
［未既婚］ 未婚３５.６％：既婚６４.４％ ［子ども］ なし４３.０％：あり５７.０％
［世代比］ ２０歳代１５.６％、３０歳代２３.６％、４０歳代２４.４％、５０歳代２１.３％、６０歳代１１.３％、７０歳代３.８％
◇調査期間
２０２４年２月２１日（水）～３月１４日（木）：２０２４年調査（回答者数：４,１４９名）
２０２３年２月１７日（金）～３月１５日（水）：２０２３年調査（回答者数：３,９８２名）
２０２２年３月８日（火）～３月２９日（火）：２０２２年調査（回答者数：３,９０４名）
２０２１年３月１７日（水）～３月３０日（火）：２０２１年調査（回答者数：３,６８６名）
２０２０年３月１７日（火）～４月３日（金）：２０２０年調査（回答者数：３,３３０名）
２０１９年３月２６日（火）～４月８日（月）：２０１９年調査（回答者数：６８名 ※２０１９年は一部の回答のみ使用）
計１９,１１９名
◇調査体制
調査企画・設問設計・分析：大東建託賃貸未来研究所 宗 健（フェロー）、調査票配布回収：株式会社マクロミル
◇回答方法
住みここちランキングは、現在居住している街についての「全体としての現在の地域の評価（大変満足：１００点 満足：７５点 どちらでもない：５０点 不満：２５点 大変不満：０点）」の平均値から作成。住みたい街ランキングは、入力された自治体名・駅名をもとに複数の候補を表示し選択してもらうフリーワード・サジェスト方式の回答から投票数を集計して作成。
•本リリースの一部また全部を、個人的な利用を目的とする印字・保存等、その他著作権法で認められる場合を除き、著作物等を著作権者等の事前の許諾なしに、複製、公衆送信、頒布、改変、他のウェブサイトに転載するなどの行為を禁止します。
•新聞・雑誌、テレビ・ラジオ等の報道関係者におかれましては、本リリースを掲載・報道または引用する場合には、「いい部屋ネット 街の住みここちランキング＆住みたい街ランキング２０２４＜広島県版＞」と出所の表記をお願いします。
•学術研究目的の場合、本調査個票データについて提供できる可能性がありますので個別にお問い合わせください。
•「住みここちランキング」ＷＥＢサイトでは、「住みここち」と街づくりに関する学術論文や調査データの解説記事を掲載しています。詳細につきましては、ＷＥＢサイトをご覧ください。
▼詳細はこちら
https://www.eheya.net/sumicoco/
▼プレスリリースはこちら
https://www.kentaku.co.jp/corporate/pr/info/2024/sumicoco_chugoku2024.html