NPO法人アクセプト・インターナショナル(所在地:東京都中央区、代表:永井陽右)は、当法人初となる
「イエメン中継イベント」
を、2024年7月28日(日)にオンラインで開催します。
アクセプト・インターナショナルは、紛争の当事者になった若者が武器を置き、平和の担い手として社会に復帰していく支援を各国で展開しています。
中東のイエメンでは、武装勢力フーシ派の戦争捕虜や帰還兵に向けて取り組みを実施してきました。
本イベントでは、現在の具体的な課題やその解決に向けた私たち独自の活動内容をお伝えし、イエメンの主な活動地の一つであるタイズ県からの
現地中継
を行います。
なお、フーシ派はハマスへの連帯を表明し、イスラエル権益への攻撃を行ってきましたが、7月20日、その報復としてイスラエルによる空爆が行われたとの発表がありました。このように、今まさに拡大している憎しみの連鎖に対して、私たちは何をすべきなのか。本イベントでも考えていきます。
また、現地の様子や活動にかける思いをお伝えできるよう、代表・永井および海外事業局職員、
現地スタッフとの対話
も予定しております。
【イベント概要】
イベント名 |
【イエメン中継イベント】 現地スタッフとの対話から見る紛争地のリアル |
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開催日時 |
2024年7月28日(日)16:00~17:30 |
場所 |
Zoomを用いたオンライン開催 |
参加費 |
2,000円 |
主催者 |
NPO法人アクセプト・インターナショナル |
‣登壇者情報
永井 陽右(ながい ようすけ)
NPO法人アクセプト・インターナショナル代表理事。テロと紛争の解決をミッションに、ソマリアやイエメンなどの紛争地にて所謂テロ組織の投降兵や逮捕者などの脱過激化と社会復帰支援を実施。また、テロ組織との交渉および投降の促進、国連機関や現地政府の政策レビューなどにも従事。国連関係では暴力的過激主義対策メンター、専門家会議や専門作業部会のメンバー等。博士(社会科学)。国内外で受賞・選出多数。著書に『紛争地で「働く」私の生き方』(小学館)、『共感という病』(かんき出版)など。
丸田 陽加里(まるた ひかり)
海外事業局イエメン事業担当。広島生まれで学生時代から核廃絶や紛争解決に関心を持つ。新卒入社した企業で福島県に転勤となり、東日本大震災から5年以上が経過してもなお当時の影響が残る状況に衝撃を受け、退職後、復興や地域づくりに従事。2022年のロシアによるウクライナ侵攻をきっかけに紛争解決に本格的に関わることを決め、当法人にメンバーとして参画。人道支援を行う国際NGOでウクライナ難民・国内避難民支援を経験したのち当法人に転職し、現在はイエメンにおけるテロ組織からの投降兵や受刑者の脱過激化・社会復帰支援に従事。国際基督教大学教養学部卒。
アムガッド・シャルガビ
イエメン現地事務所代表。大学卒業後、イエメン国内で人道支援を始めとする様々なプロジェクトの実施に携わる。2022年からは当法人に参画し、武装勢力フーシ派にいた若者や子どもに対する脱過激化・社会復帰支援事業に従事し、現在はイエメン現地事務所の代表として、政府機関や現地関係機関などとの調整やマネジメントを担う。
【アクセプト・インターナショナルについて】
国内外で憎しみの連鎖といった負の連鎖をほどくことを目指して、2011年の創設以来、ニーズが非常に高いにも関わらず見捨てられてきた地域・分野・対象者に対して取り組みを実施してきました。海外では、紛争に加担した若者が平和の担い手となるための支援や、世界中の紛争当事者が暴力から離脱するための国際規範の制定に向けた働きかけを行なっています。また、日本国内においては特に取り残されがちなイスラム教徒を中心とした在日外国人への相談支援や、犯罪に巻き込まれた特に深刻な少年・少女への包括的な支援を展開しています。
組織概要
名称:NPO法人アクセプト・インターナショナル(NGO Accept International)
住所: 東京都中央区日本橋堀留町1丁目11-5 日本橋吉泉ビル3階
設立:2017年4月(前身団体・日本ソマリア青年機構は2011年9月設立)
代表理事:永井 陽右
主な活動国:ソマリア、イエメン、ケニア、インドネシア、コロンビア、日本
公式サイト:
https://accept-int.org/
代表メールアドレス:info@accept-int.org
代表電話:03-4500-8161