50年以上の歴史を持つ人材・組織開発コンサルティングを行う株式会社マネジメントサービスセンター(本社:東京都千代田区 代表取締役社長:遠山 雅弘 以下、当社)は、 新任経営幹部が陥りがちな落とし穴を予測し、素早く適応するためのエグゼクティブ・コーチング「プレッシャー・ポイント・コーチング」のサービスを開始しました。
※詳細は弊社Webサイト(
)をご覧ください。
●開発背景
人的資本の情報開示が求められる中、経営幹部のサクセッション・プランの重要性はより高まっています。一方で、弊社独自の調査*によると、「リーダーの役割を担うことができる優れた人材の供給体制がある」と回答した人事担当者の割合は、2020年の新型コロナウイルスによるパンデミック以降、国内・グローバルともに低下し回復していません。
*グローバル・リーダーシップ・フォーキャスト
弊社のパートナー企業DDI社と共同で実施している世界規模のリーダー調査。世界50か国以上のリーダー、人事担当者の回答を検証し、人材育成のベストプラクティスとリーダーシップの未来を導く重要なトレンドを集約。
また、ビジネス環境の変化が激しくなり、経営幹部にはこれまでと異なる戦略や意思決定が、より高いレベルで求められています。加えて、人材育成の観点からも、早期の抜擢やM&A先企業への出向などを通じてタフアサインメントを行い、修羅場経験の機会を提供する企業が増えています。これまで活かすことができていた自身の強みや持ち味が通用しなくなったり、新しい環境で大きなプレッシャーを受け、以前は気づかなかった自身の弱みやリスクが明らかになったりすることは成長につながります。
しかし、有望な人材が十分な準備をしないまま経営幹部になり、新しい環境に適応できず、組織力の低下を招くケースは少なくありません。タフアサインメントは、成功確率が低いからこそタフだと言われ、失敗の原因を対象者個人に求めてしまいがちです。しかし実態は、新しい役割への移行が組織的にデザインされていないという組織の育成力の問題でもあるのです。前述の調査によると、リーダー自身が最も望む学習手法として、「社外の専門家によるコーチング」が最も高く、次に「能力開発を目的とした任務」であることからも、タフアサインメントだけではない新しい役割への移行プロセスの支援が求められています。
そのような背景から、経営幹部への移行プロセスを人材の選定と並ぶサクセッション・プランにおける重要なテーマとして捉え、経営幹部にスムーズに移行するための短期間で即効性のあるアプローチとして、新しいエグゼクティブ・コーチング「
プレッシャー・ポイント・コーチング
」のサービスをリリースしました。
●以下のような取り組みを検討されている方へ
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サクセッション・プランの実行スピードと質を高めたい
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新任役員それぞれの経験や今後担う役割責任にマッチしたフォロー施策を行いたい
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短期間で目的が明確なエグゼクティブ・コーチングを実施したい
●サービスの概要
1.プレッシャー・ポイント・コーチングとは
経営幹部が発揮すべきリーダーシップの中で、自身が特に陥りがちな落とし穴を予測し、新しい役割に素早く適応することを目的としたエグゼクティブ・コーチングです。
3回のセッションで、各参加者の具体的な課題の解決に向けて即座に実行できる行動を学びます。まず、自身の役割における現状認識を通じて優先度の高い課題を特定します。次に、経営幹部にかかる4つのプレッシャーの観点から、自身の強みとリスクを見極めます。そして、落とし穴を回避するために即実行可能な能力開発計画を作成します。
2.プレッシャー・ポイント・コーチングの特徴
●役割や責任が大きく変わる時に効果的なフレームワーク
MSC/DDIの数十年にわたるエグゼクティブ開発の研究成果であるプレッシャー・ポイントの考え方を活用することで、新任経営幹部が陥りがちな落とし穴に対して効果的な対応ができます。
●パーソナライズされた即効性の高い能力開発
受講者個人特有の課題を今すぐ解決するために、実行可能な行動について学ぶことができます。
●迅速で直接的なアプローチ
2週間に一度(各90分)のセッションを計3回、6~8週間で実施することで、新しい役割にスムーズに移行できます。
●経験豊富なエグゼクティブ・コーチ
国内外のエグゼクティブ・アセスメント、コンサルティング、コーチングを多数提供しているコーチが担当します。
3.コーチング・プログラムの流れ
プレッシャー・ポイント・コーチングは2週間ごとに1回(各90分)のセッションを計3回実施します。(※6~8週間で完了)
<セッション 1: プレッシャー・ポイント(90分)>
自身の状況に応じた重点領域を特定する
経営幹部という新たな役割において直面するプレッシャーを4つの視点で掘り下げ、どの程度準備できているかを把握します。その中から優先度の高い課題を絞り込みます。
<セッション 2: 経営幹部の落とし穴(90分)>
4つのプレッシャーを乗り越え、成功に役立つ自身の強みとリスクを見極める
自身のリーダーとしての主な強みと、成長が望まれる領域を明らかにします。その上で、優先度の高い上位3つのプレッシャー・ポイントを特定します。
<セッション 3: 影響力を高める(90分)>
落とし穴を回避・克服するために即実行可能な能力開発計画を作成する
優先して対処すべきプレッシャー・ポイントを回避・克服するため活用すべきスキルとアプローチを特定します。それをもとにLEAF:Learning(学習)、Experience(経験)、Application(応用)、Feedback(フィードバック)を組み込んだ能力開発計画を作成します。
<事後セッション:結果報告会(60分)>
コーチング終了後、クライアント(経営・人事)向けに結果報告会を行います。
結果報告会の主な議題
・受講者の主要な優先事項と関連性の高いプレッシャー・ポイント
・受講者が活かせる強みと解決のアプローチ
・策定した能力開発計画をふまえた、本人及び組織の今後の方向性
●関連情報
●会社概要
株式会社マネジメントサービスセンター(MSC)は、1966年の設立以来、お客様の経営戦略と人材戦略を踏まえたうえで、科学的な知見に基づく手法を活用し、新任リーダーから経営幹部までの採用、診断、行動変容の促進、育成を支援しています。
また、世界的なリーダーシップ・コンサルティング企業である米国DDI社との50年以上のパートナーシップを活かし、世界90カ国以上で多言語によるグローバル共通のサービスの提供が可能です。
●本件に関するお問い合わせ先
・株式会社マネジメントサービスセンター
・TEL:03-6266-5950 Email: sales_support@msc-net.co.jp
・ホームページお問い合わせフォームは
こちら
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