鹿児島工業高等専門学校(鹿児島県霧島市 校長:上田悦子 以下「鹿児島高専」)は令和6年7月10日(水)にKTC(鹿児島高専テクノクラブ)インターン説明会を開催しました。KTCインターンとは、有償で企業の業務を行い、将来の仕事(興味、適性等)について考える体験を指します。通常のインターンとは違い、1年生から参加できるようになっています。受け入れ先は、このインターンの趣旨を理解し、協力を申し出てくれたKTC会員企業です。
<KTCインターン説明会の概要>
開 催 日:令和6年7月10日(水) 15:30~16:30 鹿児島高専学年横断学科縦断講義室
参 加 者:本科生希望者 80名
参加企業:KTC会員企業 13社
実施目的:低学年生の早い段階からものづくりの就業を体験することにより、授業で学んだことや自らの専門性が、社会の中でどのように活かされているかを知る機会とする。
地元を支えている企業及び社会人と触れ合うことで、仕事に対するやりがいや多様な価値観について学び、自らのキャリア形成を考える機会とする。
最初に、キャリア支援室長の白石准教授から、進路選択で大事なのは「知る・判断する・決定する・行動する」ことであり、その第一歩は「知る(進路先を知る、自分を知る)」ことであるとの話がありました。続いてインターンについての基本的な心構え等についての説明がありました。
次に参加企業が簡単な会社紹介を行い、学生は20分を目安として、順次企業ブースを回るようにしました。参加した学生は熱心に企業の話に耳を傾けており、また積極的に質問をする学生も多数見受けられました。
参加した企業の担当者からは「学生と直接接する機会が持てたことは非常に良かった。」「学生の生の声を聴くことができて、参考になった。」との感想が寄せられました。
<KTC(鹿児島高専テクノクラブ)について>
所在地:鹿児島県霧島市隼人町真孝1460-1 鹿児島工業高等専門学校内
代表者:会長 鶴ヶ野 未央 設立:平成10年3月
事業内容:南九州地域の有志企業が、地域との連携強化を学校の理念の一つに掲げている本校と相図って、産学官交流組織「錦江湾テクノパーククラブ」(通称 KTC) を平成10年3月に設立しました。産学官の技術・研究交流と協働による人材教育を通じて、地方創生と地域活性化に資することを目的としています。
平成28年4月から、名称を「鹿児島高専テクノクラブ」に変更し、105社(令和6年7月18日現在)の会員企業と、鹿児島県工業技術センター、かごしま産業支援センター、鹿児島市、霧島市等19の公的機関が特別会員として加入しており、会員企業によるセミナーや会員企業の技術支援のために技術交流会も開催しています。
<指導教員>
白石 貴行
キャリア支援室長
機械工学科 准教授/博士(工学)
教育研究分野 制御工学、モーションコントロール
主な担当科目 制御工学、電気回路
鹿児島高専について
所在地:鹿児島県霧島市隼人町真孝1460-1
校長:上田 悦子
設立:昭和38年4月
URL:
http://www.kagoshima-ct.ac.jp/
地域貢献の基本方針
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地域社会及び地域産業界が抱える課題の把握に努め、地域が必要とする取組みや地域に実りある結果をもたらす活動を推進する。
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産学官連携活動及び地域企業や機関等に対する技術開発支援等を集約的に推進するための組織を設置する。
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教職員及び学生は、地域社会の一員として、地域住民や団体、自治体、他の教育機関等との相互協力に努め、地域社会との共生を図る。